アメリア 1-1
>>113 近づく
>>114 ほめる
>>115,>>116 感謝を伝える
アメリアさんはゆっくりと近付くと、服についたほこりを払ってくれた。
いつも年少の子たちにやってあげてる動作なのだろうか。
子ども扱い?されているようでが少し納得いかないものの、でも温かさを感じられて、戦いの終わりをようやく実感できた。
「凄いね、ミコトくん。急に襲われたのに、しっかり私を守ってくれた。
うん、やっぱりミコトくんは私のナイトくんだね。」
その、気が抜けた時に。
あまりにも不意打ちに、少女染みた褒め言葉を貰ってしまった。
私のナイト、という言葉が思いのほかに素直な表現で
自身でもわかるくらい真っ赤になってしまう。
「ふふふっ、まさかこんなに強いなんて。
ありがとう。ミコトくん。私のナイトさま。
しっかり私をまもってくれて。」
「いえ、その、違います。
ボクの方がお礼を言わないと。アメリアさん。
アメリアさんがボクのスキルを信じてくれてたから、こうして守れているので……。」
しどろもどろになるのを彼女は、アメリアさんは微笑みながら受け止めて。
「あらひどい。私が信じているのはミコトくん、キミよ?」