アビドスのアイス屋

アビドスのアイス屋

アイス屋さんにご用心

お笑いコンビ「わらふぢなるお」さんのネタをほぼ丸写ししただけです

コチラの本家動画を同時再生して読む事をオススメします

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トリニティ生徒「あれ?こんなところにアイスクリーム屋さんが出来てますね…お嬢様だから入らなければ」

(ウィーン)

アビドス生徒『あ、いらっしゃいませ!ようこそ!ハハハハハハーッ!』

「…滅茶苦茶笑いますね?」

『あ、ハイッ!お客様を楽しませるのがコンセプトですので、朝礼の時に笑いが止まらなくなるシロップを飲んでおります!』

「大丈夫ですかそれ!?それは飲んでも大丈夫な物なのですか…?」

『イタズラ☆ストレートも握手会の時に飲んでいたらしいですよ』

「飲んでいませんよ!あれは自然な笑顔ですよ!」

『フフッ』

「もういいですよ。あの注文してもよろしいですか?」

『ハハハハハハハィッ!』

「どっちなんですか!?どっちだったんですか今の…」

『それでは当店のシステムを説明いたしますと、まずこちらからお好きな…』

「あぁごめんなさい、あの大体システム分かりますので大丈夫ですよ?

じゃあこのソーダ味を下さい」

『かしこまりました〜。では
“クレイジージャッジメント”
ですか?
“ファイナルデストロイヤー”
ですか?』


「…あぁごめんなさい全然システム分かりません!?えっ何ですか?クレイジーナントカとかファイナルナントカとか」

『あ。ファイナルデストロイヤーがコーンで、クレイジージャッジメントがワッフルです。』

「…じゃあそう言って下さいよ!なんでそんな必殺技みたいにしてしまったのですか…」

『どちらに致しますか?』

「えー…じゃあこのクレイジージャッジメントで…」

『ワッフルですね〜?』

「あんたワッフルって言ってるじゃないですかおい!!私のクレイジージャッジメント返しなさいよ!」


(突如頭を下げるアビドス生)

『………すみませんキます』

「きます?」

『フフッ…!フフッフフッ!アハハハハハハハハハーッ!!!』

「もう発作じゃないコレ!?何コレ!?大丈夫なのこの店ぇ!?」

『ご安心下さい!当店はリピート率100%を誇っていますので!』

「逆に怖いんだけどそれ!?なんで必ず戻って来るのよ…」

『では“フライングニー”はいかがでしょうか?』

「もう煩いわね!普通に呼びなさいよ!何なんですかフライングニーって?」

『飛び膝蹴りです』

「それはそうなのかい!飛び膝蹴りを喰らうか喰らわないか私に聞いてたの?」

『はい』

「喰らうものですかそんなの!喰らわせてあげたいくらいよ!」

『ッハハハハハハハッハー…!

タスケテ…

「助けてって言わなかった今!?大丈夫なの!?救護騎士団呼びますか!?」


『それでは!ソーダのフレーバーに砂糖を混ぜていきます〜!』

「この人も被害者なのかな…」

『その間に歌を歌いますので、聞いてくださ〜い!』

「あぁ、なんか歌を歌うって、テレビで見た事あります!ここだったんだ…!」


(アイス混ぜる用のスプーンを手に取った店員は暫し頭を下げた後頭を上げて)


『瞳閉じて今 思い浮かぶのは
笑顔ばかりでは ないけれども』

「ちょっと思ってたのと全然違う…」

『誰もが 願いのため
約束の 答えを 探し求めてた』

「いやもっとさ、普通ポップな歌でさ、楽しく踊ったりするんじゃないの?」

『もう遠い昔の 出来事だったような
でも ほんの昨日のことのような』

「なんで“優しさの記憶”なのあんた…」

『交わした言葉が 今でも静かに
心を揺さぶる』

「もういいわ、待ってるから早く作ってちょうだい。いいから」

『想い出達抱えてゆく これからずっと
胸の奥の深い青に 寄り添うまま』

「いやだからもういいから早く、待ってるから!アイス作って早く!分かったから!」


(スプーンを手放し熱唱し始める店員)

『あなたとなら 何も恐くは無いから
前へ進もう 次の扉の向こう』

「アイス作ってよ早く!!!」

(間奏)

『すれ違うことや 過ちもあったね
傷つけられたり 傷つけたり』

「なんで道具置いちゃうのよ!」

『誰もが 完璧じゃない
それでも未来へ ただ 走り続けてた』

「待ってるのよ!私が!ねえ!」

『喜び 楽しみ 嬉しさ 哀しさ
怒りも 悩みもないまぜになっていた』

「あんた、こっち行けないのよ!そんなに!アイスカウンターの向こう!」

『心と 心が ぶつかる
でもだからこそ ここまで来れたよ』

「アイス0、鹿乃さん100ってなんなのよあんたさぁ!ねえ!」

『見上げた空 流れ星の 瞬く時を』

「アイス作ってよ!」

『どうしてだろう
とても長く 感じていたんだ』

「アイス作ってよ!」

『夜が来ても
それで終わりじゃないから』

「アイス作ってよ ねぇっ!♪」

『さよならじゃなく
また明日ね て言って』

「アイス 作ってよ〜っ!♪」

『限りない愛と
温もりを抱きしめ
この空に祈る』


(間奏)

「はいはいはい!♪」

「『暗闇の中で 芽生えた光は
やがて幾つもの 希望の樹となり
強く輝いて 感情の海へと』」

(アビドス生徒がダメダメと腕でサインを出す)

「なんで歌っちゃダメなのよぉ!」

『溺れて 照らし出すよ』

「歌わしてちょうだいよ私にも!」

(間奏)

「はいはいはい!♪

頬を…」

『ハイ、ありがとうございました〜』

(タイミング悪くアイスを渡す店員)

「なんで今なのよ!!!最後まで歌わせてちょうだいよちょっとぉ〜!♪」

『頬をつたう 涙のあと 優しくなぞる
やわらかくて 穢れのない その指先』

「あんたは歌うのかよ〜!♪」

『時を経ても変わらない ひとつだけの
大切なこと 教えてくれた』

「二度と来るかこんな店ぇ〜!♪」

(アイスを一口食べるトリニティ生徒)

「美味しい!アハハハハハハーッ!♪」

『想い出達抱えてゆく これからずっと
胸の奥の 深い青に 寄り添うまま』

「これシロップ入ってるよぉ〜!♪」

(退店するトリニティ生)

『あなたとなら 何も恐くは無いから
前へ進もう 次の扉の 向こう

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