③アニワントラファルガー・ロー邪ランキング編
心臓を握られし者第3位 シーズン5 エピソード69(第585話)
「七武海!トラファルガー・ロー」
久々のトラファルガー・ローの登場に沸き立った人も多いと、俺は思っている。
正確に言えば、584話の最後らへんに漫画のドン!!のシーンがあり、
俺は小学生の頃そこでおぉっとなり、撃ち抜かれた記憶がある。
物語が何やら大きく動き始めそうだ、と子供心ながらに思った事を何となく覚えている。
だが、トラファルガー・ローの口数が多いのは585話の為、この話を選んだ。
因みに、この回はシャボンディ諸島・頂上決戦の回想も少しある為、一話でサンファルガー楽しめる。さて、前後比較と行こう。
邪な目で見る前(小学生だった頃の感想も含む)
・スモーカーと何か戦いそうだな……。それに何を企んでるんだ?
・なんか、格好いい人が出てきた‼ 前にルフィを助けてくれた人だ!
・トラファルガー・ロー、本当に良いキャラクターしてるよな
邪な目になった後
・壁にもたれかかるのはエロい。俺はその壁になりたい。
・その防寒具の下にタトゥーが彫ってあるのは、それはもう脱がされないといけない。
エロい。手袋の隙間から手を突っ込んで、嫌な顔をするであろうトラファルガー・ローの顔を舐め回すように見たい。
・驚いている時に目を震わせるな。トラファルガー・ロー、君のその反応だけで俺は、あらゆる想像をしてしまい、脳内で3冊はモブが出てくる同人誌を完成させた。
・全体的に未亡人の香りがする
第二位 シーズン10 エピソード34(1033話)
「決着!ルフィ加速する覇王の拳」
この話は、結構最近地上波で放映されたものである。
皆さんの記憶にも新しいのではなかろうか。そして、最近だったからこそ手が出しやすく、俺が思わず見返してしまった話でもある。トラファルガー・ロー自体の出番はものの数分程度であるが、それでも衝撃が凄かった。
そう、黒足屋の肩の上でトラファルガー・ローは、運ばれている身分なのにも拘わらず、足を組んで優雅に座っているのである。
ナミ・ウソップ・ビッグマム・うるティ等が一堂に会したり、ルフィがカイドウに敗北したりする回でもある為、中々情報量が多いが、邪な目というフィルターで通した後は、もはやトラファルガー・ローしか頭に残らなかった。
では、前後比較をする。
邪な目で見る前
・作画に気合が入っているなぁ。ぶれが残るようなアニメの動きが好きだから、朝からこんな作品を見れるなんて、幸せだなぁ
・色んな所で動きがあって、面白いなぁ
・原作も知っているけれど、やっぱり動きがあるとワクワクする
邪な目になった後
・トラファルガー・ローの足を組んだ時に発生する太ももからふくらはぎにかけての曲線はエロいので、朝から映していいものでは無い
・目を映してくれ。頼む。こちらは正気じゃいられないんだ。
・何故、人の肩で足を組むな。ムッとするな。あざとい。トラファルガー・ローはエロい。
もはや、ストーリーや作画の良さに1mmも触れない感想になってしまった。本当に末期である。尚、着物着たトラファルガー・ローや頭から血を流したトラファルガー・ローについてもランキングの候補には上がっていたが、着物を着たトラファルガー・ローは、俺の中でエロスの殿堂入りを果たしていた。そして、頭から血を流していたシーンよりももっと興奮したリョナ的シーンがあった為、敢えて避けた。
第一位 シーズン6 エピソード80(第708話)
「熱き闘い ローvsドフラミンゴ」
言わずもがな。もしかしたら、やはりと思っている方もいるかもしれない。
まずは、この回を邪な目で見る事に対しての俺の苦悩と決心について書いていきたい。
俺は、邪な目を纏う前と後でこの話に対する視線が540度変わった。
変わってしまった。
俺は、人が痛い目に遭っている場面に対する耐性はあるが、あまり好きでは無い。
つまり、リョナやグロを見れない事は無いが、好んで見ない、といった感じだ。
恐らく、同じ様な感覚の人は多いと思われる。
が、俺はドフラミンゴに痛めつけられ、かつトラファルガー・ローの腕が千切れ、彼が叫ぶ場面に対し、得も言われぬ興奮を覚えてしまった。
俺は、苦悩した。流石に人としてどうなのか、と。
俺は、トラファルガー・ローに影響されて医療系の道に進んだ読者。
苦しみを助ける事を望む者として、この性癖の発露は些かまずいのではないか、と感じた。
けれども、俺はフィクションの世界に対しては自由になる事を決めた読者。
いかなる状況に置かれているトラファルガー・ローも、いかなる形態になっているトラファルガー・ローも、邪な目で見る事に覚悟は決まっている。
つまり、この回のトラファルガー・ローを邪な目で見て、前後比較を通し、
どこが興奮材料なのかを分析し、そして記録に残し、
一部の天竜人が喜びそうな妄想を繰り広げる事こそが、
不当な読者になってしまった俺なりの愛と情熱の表現方法だと思った。
配慮は忘れずに、俺は俺の性癖を磨いていくことを、この回を通して俺は新たに決心したのだ。
この回の内容について改めて触れていく。
ドレスローザ編後半戦。トラファルガー・ローとコラソン(ロシナンテ)の回想も終わり、麦わらの一味らvsドンキホーテ海賊団との戦いは終局に向かおうとしていた。
様々な場所で、様々な者達がそれぞれの思いを胸に戦う最中であり、それぞれの場所でストーリーが展開されている。
そして回想後で言えば、この前の回とこの回は、トラファルガー・ローとドフラミンゴの戦いにフォーカスが当たっている。
尚、一方その頃の描写としては、操られたベラミーを押さえつけるルフィ、ゾロvsピーカ戦がある。
さて、この因縁の二人の戦いはキャラクターの心情を考える上で欠かせないものであると思われる。
特に、トラファルガー・ローの、引鉄を代わって引きに来ただけだ~から始まる彼の義理堅い性格を表した熱い台詞の数々や、技の連発は見どころである。
また、トラファルガー・ローの行動・発言に苛立ちを募らせるドフラミンゴの攻撃や語りを見るに、同情はあまりできないが、この人は過去の亡霊に囚われた人物なのではないかと、思うことも出来る。
ドレスローザ編は、あにまんのみならず、各所で人間関係の湿度が高い、と言われているがこの回は個人的に台詞の端々から、湿度が噴出していると感じられる回でもあった。
なお、この回の終盤でルフィは影ミンゴをぶっ飛ばした。テレビ放映時そのシーンを見た俺は、ルフィ先輩……‼、とバルトロメオのような反応をした事をよく覚えている。
俺は、漫画の展開を知っていた事もあったが、この場面を見て勝利を確信した。
正に頭の中で、革命のドラムが鳴り響いていたのだった。
最後に、前後比較が残っていた。大分長くなったので、2レスに分け投下する。
この回は、実に邪ポイントがたくさんある。
公式の、しかも朝の時間帯からやっているアニメに対してこんなにも邪念を持つ事ができるのか、と俺は改めて学んだ。
そんな本来は健全なはずのトラファルガー・ローを邪な目で見る興奮から、俺は思わず
おっほっほほホオーウホッホアアー!!! というような雄叫びをあげた事を教える。
これには、AIコンポート姉さんもびっくりである。
つまり、それだけ俺に革命を与えたということだ。では、前後比較・分析をしよう。
邪な目で見る前(中学生だった頃の反応も含む)
・トラファルガー・ロー、大丈夫か? 負けるな。
・トラファルガー・ローの台詞から、強い意志を感じる。俺は、そんな熱い根性丸出しの、けれど少し冷静さも持っている、トラファルガー・ローだったから好きになったんだ。
・まさにvs。戦闘を観るのはやっぱり楽しい。熱くなれる。
邪な目で見た後
・おかしい。トラファルガー・ローの決死の訴えを見て今思う事は、その反抗的な目が、大変エロい、という事ぐらいしかない。もはや、言葉の内容を聞けてない。
・反抗的な態度のトラファルガー・ロー、生意気な態度のトラファルガー・ローからしか得られない栄養素がある。
・トラファルガー・ローの睨みつける表情=くっ、殺せ! 感がある。ドフラミンゴに手を掴まれ、宙に浮いている時反撃の機会を伺っているのか、地味に動いている点がもうエロい。
・声を震わせるな、エロい。
・叫ぶな、足をじたばたさせるな。エロい。大好きな人の苦しむ姿を見るのは、大変痛ましいが、それはそれとして、俺は興奮する。そして、外科医の腕を切るというある種の尊厳破壊が、芸術点が高い。
・苦しむ横顔がドアップで映され、その表情にドキドキする。
・トレーボルが、“いい声出すじゃねぇかロー 鼻出るわ べへへッ”という台詞を吐くが、
全力で同意をした。因みに俺は、鼻血がでると思った。
分析をすると、俺はやはりリョナに目覚めている。最終的には勝利するという保証があるからこそ、楽しめている。
また、嫌がり苦しむトラファルガー・ローを見て、俺はトラファルガー・ローのそういった表情が好きであると理解した。嫌な顔をされる役回りになりたいと切に願うようになった。
★追記
俺は不当な読者。ランキングについて思い出したことがあったから投下する。
ランキングを考える上で、候補に挙がった回に71さんの書いた、
トラファルガー・ローの心臓がにぎにぎされ、彼が苦しむ回があった。
正直、悩んだ。俺個人としても、そのシーンはとても好き。
しかも、パンクハザード編のトラファルガー・ローは黒コートを着ている。
「着込んだトラファルガー・ロー」は、「真面目な委員長キャラには実は舌ピアスが開いている」と同じ文脈であると割と本気で思っている。つまり、えっちだ。それにトラファルガー・ローの叫びが加算されるのだ。
俺はもう欲に負けた読者、敗北者にしかなれない。
ただ、今回は色々考えた結果ドレスローザ編の回に軍配が上がったのだ。
ベスト3には入らなかったが、好きな回であることを教える。