アニマロイド 幹部
その女は赤かった
目の覚めるような赫、血のような紅
髪色から服装全て緋だった
「よう、『姉（俺）』だぜ」
序列I位
バエル・アニマロイド
髪色から目の色まで赤の女性型 赤いコートを着ている
一人称は「俺」
よくサングラスも着用する
タッパもデカけりゃ態度もデカい
姿は自分でコラージュしたオリジナル
他人の空似はあるかも知れない
人間体
お喋り
人間の悦楽は一通り試す主義で結構オタク気質
飲酒と喫煙を好み人間ならとっくに死んでると言われる
「人間に価値は無いが、作る物には価値がある」と評している
「共生派」筆頭にして全体のまとめ役
ロイミュードから過去の敗因を学ぼうと調べていた際
ハートの演説に脳を焼かれる
そこから調べられるだけ全ての戦いを閲覧し
「人生」で初めて涙を流した
それ以来「ハートを超える事」を命題としている
憧れてはいるが盲信はしていない
アニマロイド全ての「姉」を自称し何かと世話を焼きたがり、守護している
ウザ絡みともいう
英志曰くイカれた最強のシスブラコン
命題の為の具体的な行動が見つけられず
とりあえず未来に残留し仲間を助ける為に行動する
一見人懐っこいが、興味のない事には冷淡
『兄弟』を傷つける者には苛烈
実はあんまり人の顔の識別が出来てないし、覚えも悪い
パッと分かるのは『泊進ノ介』と『詩島剛』
（偉大な先人ロイミュードを下した存在だから）
最近泊兄妹の事は見分けがつき始めている
飛鳥の事は「映画師匠」と呼んでいる
初めは「クソ映画師匠」だったが飛鳥にクソは外してと懇願された
ハートに接触する事はとことん避けている
『命題』達成まで会いたく無いという願掛けでもあり
単に恐れ多くて恥ずかしいのもあるのだ
進化体はアンチヴェノムを赤くしたような姿
蜘蛛の能力を使う糸使い
体表を液体金属が覆っており、機械生命体の基本、「変化する金属」である事を極めている
それを応用した透明化もできる
序列LⅠ（51）位
バラム・アニマロイド
「有機物が…」
「『キカイ』が『ニンゲン』に媚びるんじゃない…！！」
陶磁器の様に白い肌、鋭い目付き、眼鏡、ギザ歯
滅亡迅雷テイストの入った将校服を纏った
あります口調が特徴
性別は設定してない 故に勝手にバエルに妹扱いされている 大変ウザく思っている
人間体
バエルとは派閥こそ違うが上記の人間の価値には共感している
また火を焚べる動作が機械的と喫煙だけは付き合う
なんやかんや信頼しているのだ
三重性格であり『冷静』『露悪』『凶暴』の性格を内包している
あくまで人格では無く性格なので思考は纏まっている
側から見れば情緒不安定だが
「支配派」筆頭…というか中でもかなり過激派
ぶっちゃけ人間を滅ぼしたくて仕方がないが
他の同胞の為に我慢している
「有機物潔癖症」と言える程生物全般を嫌悪しており
「機械の支配する世界」を夢見、命題としている
ゼロワンのデイブレイクの時代に介入する
何故そこまで人間を嫌うかって？
理由の無い悪意は其方の専売特許でありましょう？
策略に長けた策士であり、その実凄まじい『暴』の性質をもつ 『暴獣バラム』
進化体はゴジラのモンスターXの様な姿
発火能力をもつ
あとシンプルにステゴロが強い
殴った方が早いは禁句
序列L XⅠ（61）位
ザガン・アニマロイド
「マネー・イズ・パワー」
「共生派」
屈強な男性型
人間の経済活動、通貨システムに関心を持ち
過去に時間跳躍出来る限界ギリギリまで跳躍
未来の知識、時に実力行使し、姿と名前を変え
金を稼ぎ続け、財団Xに並ぶ大財団を創り上げる
『金銭のやり取り』という『契約』を続けた結果、凄まじいまでに進化する
飲酒を好みバエルとは晩酌する仲
本当の意味で酔える点では人間を羨ましく思っている 生の肝臓が欲しい
最近は大阪にかぶれており関西弁を話す
胡散臭い
人間体
鴻上会長と因縁がある？
進化体は翼の生えた筋骨隆々の牛男
能力はダメージを『硬貨』に変換する「ハイパーインフレーション」
あくまで「偽硬貨」たが金属、質量を無限に生み出せる
しかも結果ノーダメージになる点が非常に厄介
その上パワーは幹部格最強である
能力の影響でドMの気がある
更に彼は『鴻上』のツテで『オーメダル』に接触
それを参考に下級兵士『セルロイド』の作成に成功
ロイミュードには無かった『兵力』を生み出す偉業を達成する
その手に負えなさ、危険性はある意味トップクラスで最優先討伐対象である
この3体が最初期から活動していたアニマロイドである
他に
Ⅸパイモン、ⅩⅢ13ベレト、ⅩⅩ20プルソン
32アスモデウス、45ヴィネ、68ベリアル
が『王』幹部クラスである