アダマントのメカニック

アダマントのメカニック


・ジェノサイドガンダム

デストロイという大量殺戮兵器を開発していた事で激しい批難を受けた結果、アダマントに流れたアドゥカーフ・メカノインダストリー社の技術師陣が中心となって開発した、超大型可変式MS。

デストロイを超える全高46mという巨大なMS形態と、円盤の様なMA形態を持ち、動力には核エンジン、巨体を隠蔽し出撃拠点を隠匿するためのミラージュコロイド、防御にはTP装甲と陽電子リフレクターに加えアルミューレ・リュミエールとゲシュマイディッヒパンツァーまで搭載しており、ネームドのエースパイロットでも撃墜には非常に手間取る。

デストロイを超える圧倒的な攻撃・防御性能を持つものの、その反面整備性と量産性は劣悪そのものであり、撃墜されれば再生産は非常に難しい。

しかし、撃墜時には動力源の核エンジンを暴走させて核自爆するため、撃墜せずに無力化する必要性がある。

搭乗パイロットに関してはこれまた人の心が無いもので、誘拐したコーディネイターを生体CPUに改造することで、時限式の専属パイロットに仕立てるというもの。

当然ながら精神に異常を来しており、身体も徹底的に弄り倒された所為で、寿命も長くて3か月程度に短縮されている。

なお、アダマントの主張は「これも全て恥知らずのコンパスが我等の正しき信条を歪めためであり、我等は彼奴等が求める邪悪である事を望まれたが故である」とのこと。


・ジャッジメント

アダマントで独自開発された最新MS。

OSにG.U.N.D.A.Mが採用されており、少数精鋭部隊である【ノーマライザー】の専用機体。

核エンジンこそ使われていないが、非常に高い性能を有しており、防御面ではVPS装甲やビームシールドを搭載、ヴォワチュールリュミエールの運用による残像を残す超高速機動も可能。

その実態は、アダマントに加入した元ザラ派のコーディネイターが手土産代わりに持ち込んだデスティニーインパルス4号機を解体、リバースエンジニアリングして得た技術を基に創り上げた【量産型デスティニーガンダム】ともいえる存在。

本家デスティニーとは異なり大型ウイングは備わっておらず、ヴォワチュールリュミエールが稼働した際は、全身の装甲が展開し、そこから深紅のエネルギー膜が広がる。

このエネルギー膜は物理的防御機構も備わっており、外部からのビーム(ビームサーベル含む)拡散効果がある。

ストライカー、シルエットシステムにも対応しており、外見の禍々しさには似合わない汎用性と拡張性を持つ。


・カーネイジ

アダマントが開発した無人機であると同時に、ストライカーシステム。

シルエットシステム、ウィザードシステムの両方のコネクターに対応している。

直射・連射撃ち分け式ビームキャノンとミサイルポッドとレールガンと大型バルカンを備えた本体部に、切り離し可能な簡易ドラグーンウイング(空間認識能力持ちでなければただのビーム発射台及びハイマットウイングになる)四基で構成される。

アダマント本部に設置されている生体CPU(バイオコンピュータ)からの遠隔制御が可能で、接続したMSの機体制御、操縦性を高める補佐能力もある。

ドラグーンウイングを外せば量産性も高くなった通常ストライカーとなり、この状態でも中型のドローン機として可変機として運用が可能。

この状態で運用することで、人員不足が一部改善されている。

名前のカーネイジ(大虐殺)が示す通り、基本的には対人に重きを置いており、対MSはストライカーとしてMSと接続して運用する事を前提としている。

ドレッドノート(Xアストレイ)や、ブラストインパルスが設計の基礎となっている。


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