アサシン

アサシン


「サーヴァント・アサシン。召喚に応じ参上致しました。

……?マスター?何故、私の召喚者が"何処にもいない"のでしょうか?

ああ、そうでした!マスターはもう隠れているのでしたね!」


【出典】史実

【クラス】アサシン

【真名】張献忠

【別名】字/秉吾

【性別】女

【身長・体重】166cm・53kg

【外見】ゆったりとした着物の穏やかそうな美人、垂れ目

【年代】明末

【属性】中立・中庸・人

【その他属性】人型

【ステータス】

筋力:C 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:E 幸運:E 宝具:A

【クラス別スキル】

気配遮断:EX

サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは非常に難しく、また彼女には攻撃態勢への切り替わりなど存在しないので戦闘中でも気配遮断のランクは下がらない。スキルとしてはBランクなのだが、それ故の評価規格外。

「こういうのも良いですね!アサシンっぽくて!ひゅっ、すぱっ、と。ふふ、あの人達ったら斬られた事にも気づかず絶えましたね。学生さんでしょうか?勉強頑張ってくださいね。所でマスター、どうして私を無視するのですか?悲しい…悲しいです。悲しくてまた一人殺してしまいました…あっ、いけません!確か証拠隠滅…というか魂喰いでしたっけ?部下も居ませんから私が全部やらないとっ!ああ大変ですね!」


狂気:EX

言わずもがなの殺害欲求。美学も無く理由も無く、ただあるがままに大虐殺を引き起こす天性の人殺し。喜ばしいから殺し怒っているから殺し悲しいから殺し楽しいから殺す。

「どうですか?魂喰いにも慣れて来ましたよ!流石は四川という土地を喰らい尽くしただけはあるでしょう?私の事、褒めてくれても良いのですよ?そう言えば、巷では遠足に行った学生さん達が帰って来ないというニュースが流れておりますね。殺人がバレると困ってしまいますけど、こういう風に失踪として処理して頂けると非常に助かります。」


【固有スキル】

恍惚の拷問:A

亜種・鮮血の湯浴み。他者の悲鳴と絶叫によって、彼女の霊基は唸りを上げて歓喜する。生前の処刑経験や戦場で培った戦闘感等も含めて、現在は自らの与えるダメージを引き上げつつ、他者にとって弱味となる場所を貫く事で心身への被害を増加させる凄惨な戦闘技術に昇華されている。嗜虐的な笑みさえ浮かべず、垂涎ものの光景を前にしても彼女はただゆったりと微笑むばかりである。

「何かを壊すというのは、とても…とても愉しいですね、マスター。きっと私は、こういう光景を沢山作り出す為に生まれて来たんだと思います。だってそうでしょう?普通、誰かを傷つけてしまったら心は引き裂かれるように痛みを訴えて泣いてしまうと思いませんか?私にはですね、今歓喜しかありませんよ。掛け値なしに、良いなあ…って思ってます。ふふふ。」


屠蜀の群れ:B

卓越した話術と威圧、支配によって人々を支配する手腕。彼女に屈してしまった者に命令を下す事が出来る。最終的には、彼女の死後も十四年に渡って叛乱は続けられたという。七殺のスローガンの下、彼女の狂気は容易く伝播し人の心を圧壊させる。また、支配下においた者が行った殺戮も彼女がした事としてカウントされ、凄惨な事件である程にそれを味わう彼女の歓喜も高まる。

「手伝ってくれるのですか?ありがとうございます!それじゃあ、そうですね…はいどうぞ、適当な刃物です。別に槍なんて得物を用いずとも、頑張ればこれでも出来ますよね?頑張って!その気になればジャック・ザ・リッパーなんて大した事ありませんから!じゃあ早速、行ってきて下さいね。ああそうそう、もう無理だなって思ったら自分で終わって下さると助かります。安心して下さい、その時の痛みも含めて貴方の殺戮を味わいますから。」


殺戮技巧(存在):A+++

「暗殺者」や「狂戦士」の適性を持つ英霊が持つとされるスキル。彼女の場合はその極地、もはや存在そのものが他者を殺戮するためにあるようなものとして認められている。どのような手段で、どのような道具を使おうとも「対人」ダメージ値にプラス補正がかかり、如何なる状況でも殺傷能力は低下しない。

「道理、ですね。人を殺すのに大層な道具も信念も必要ない。ただ殺意、それだけあれば事足りるのですから。それこそ私の両の手は、人を壊す事が誰よりも得意なのでしょう。ところで…こんばんは、初めましてですね。私はサーヴァント・アサシン。ええと…真名を名乗ってはいけないのでしたっけ?なら教えません。この地に住まう全ての人間を殺し尽くす為に召喚されました。短い間ですが、どうかよろしくお願いいたしますね。」


【宝具】


「良いお天気ですね。」


『天生万物與人、人無一物与天、殺殺殺殺殺殺殺(ゆえに、なにもない)』

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人


彼女の宝具に『七殺碑』は存在しない。それが無くとも間違いなく彼女こそが『殺人』であり、醜い怪物だからである。身体の内側に固有結界紛いの殺戮風景を展開する事で己を殺人者として高める宝具。全ての殺戮を一身に押し込める事で飛躍的に技量が向上し、また"似たようなやり方"でのダメージに対して耐性を獲得する。

人を殺し、魂を殺し、その末に屍までも殺す事によって相手の存在までも殺し尽くす。技量は神業、振るわれる精神は純粋悪。自重するつもりも無く、刻一刻と彼女の犠牲者は増え続けるだろう。


「さようなら。」


【英霊解説】

・史実

明末清初に大西皇帝を号した流賊。陝西延安衛の出身。

反乱軍の首領、の高迎祥の下に投じ、李自成と共に反乱軍を率いた。

李自成が1644年北京を占領して大順を国号とした後は天下統一の名目を失い、武漢・成都と本拠地を移しながら清朝との対峙と陝西への帰還を目論む。

最終的には清軍に敗れて射殺された。


四川統治の期間、内部引き締めで多くの臣下を粛清した末に彼女は自分の物は自分で壊すと決意し、四川の領民を虐殺して流血の無人の野とした。魯迅が取り上げるに、「殺人のための殺人」。


・Fate

静謐ちゃんより最悪。普通の聖杯戦争で召喚されないだけ参加するマスターはハサン(山の翁)に感謝するべき。さっさとアーチャーに仕留めて貰おう。


【人物・性格】

イメージカラー:黒・赤

特技:虐殺

好きなもの:虐殺

嫌いなもの:我慢

天敵:秦良玉・弓

願い:虐殺





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