アゲアゲアドバイス!
鉄華団おいしーなタウン支部七夕前日…
ましろ(ソラ拓推し)「明日は七夕!というわけで
ソラちゃんの大好きな拓海先輩に特別に
ソラちゃんの着物姿を先行お披露目だよ!
わー、パチパチパチ…♪」←【拍手】
ソラ「じゃーん♪
どうでしょう、拓海さん?」←【ましろのノリに合わせる】
拓海「おお………似合ってる。
なかなか綺麗だ…!」←【素直な感想】
ソラ「えへへ…(照れ)」
拓海「しかし…なんで今日お披露目するんだ?
別に七夕当日でもよかったんじゃ…?」
ましろ「う~ん…
私もそう思ったんだけど…
あげはちゃんがね……」
~回想~
あげは『ソラちゃん、ましろん。
これは人生の先輩からアドバイス…!』
≪他に好きな女の子がいる男の子に
おニューのオシャレやイメチェン姿をアピールする際は
その男の子の本命が傍に居ないタイミングで披露すること!≫
あげは『…何故か、って?
…本命の子が近くにいる時にどれだけアピールしても
本命の子にばっか目がいって
こっちのこと全っっ然目に入れてくれないからだよっっ!!』
どーーーーーーーーーーんっっ!!
あげは『ああ、思い出す………高校の時…!
あいつを振り向かせるため、メイクもオシャレも必死で勉強したのに…!
あいつときたら本命の子が近くにいるだけでその子しか眼中になくなる…!
普段は気さくな友人の私もその時だけは
あいつ主役・その子ヒロインのメロドラマのただの脇役A…!』
あげは『……………………ふざけるなっっ!!こっち見ろやぁぁぁぁぁぁっ!』
あげは『あいつのために持ち前のメイク技術をフル活かして2時間弱かけて
バッチリアゲアゲメイク決めたのに…
なけなしのお金使い果たして
オシャレでワンダホ―なおニューの服も新調したのに…!
本命の子の芋全開すっぴん笑顔に夢中で気付きもしない…
くそったれバカ○○○○(その男の名前)っっ!!』←【思い出し怒り】
~回想終わり~
ましろ「…ってことがあって……
ゆいちゃんの居ないタイミングで
初お披露目しないとダメかな、って…」
ソラ「あと、あげはさんから拓海さんに言伝です。
『一途なのは大いに結構、拓海少年。
だけど…
周りの人間は君の物語の『脇役』でないことを決して忘れないで欲しい』
…とのことです。」
拓海「お、おう…(汗)」
ましろ「…さて、あげはちゃんのことは置いといて…
ソラちゃん、拓海先輩。
私はここでおいとまするから…
あとはお2人でごゆっくりお楽しみください♪」
【部屋から退出するましろ】
拓海「…………」
ソラ「…………(照れ)」
拓海「…なぁ、ソラ?」
ソラ「…なんでしょう、拓海さん?」
拓海「………その…お前の着物姿、もっとよく見せてくれないか?
…明日になったら、さっきの話みたいに目に入らなくなる可能性があるから…
隅から隅まで…
その…内側も………出来れば…………(照れ)」
ソラ「…………はい♡」
【この後、着物姿のソラと滅茶苦茶セ〇クスした】