アウスとダルクが蟲惑魔の家畜にされるSS

アウスとダルクが蟲惑魔の家畜にされるSS


 ダルクは森の中を駆け回っていた。一ヶ月ほど前に急に帰らなくなったアウスを探しているのだ。

「一体何が……ん?ここは……?」

 鬱蒼として陰鬱な空気の漂っていた森だったが、急に視界が開けた。そこは依然薄暗いのには変わりないが、色鮮やかな花々が咲き乱れ甘い香りがする園だった。

 呆然と彷徨いていると背後から微かに聞き覚えのある声がした。

「だるく…くん…」

 思わず振り返ると、茂みの向こうからアウスが顔を覗かせている。

「アウス!無事だったのか!」

 ダルクはこの時不自然さに気づくべきだった。長く遭難していたはずの割に、弱々しい声の割に、彼女の肌艶が良すぎることに。

 駆け寄り、茂みを掻き分けて彼女の身体に視線を落とした瞬間ダルクは絶句した。

 その次の瞬間、衝撃と共にダルクは意識を手放した。


 次にダルクが見たのは薄暗い洞窟の中の景色だった。

「目ヲ覚マシタンダネ」

 ダルクに語りかける声の主は、歳にして14.15ほどにしか見えないあどけない顔つきの少女。その幼い雰囲気に反して豊満な肢体を惜しげもなく晒す露出度の高い衣服を纏っている。その声は少し不自然な抑揚だった。

「君は誰だ…?」

 ダルクの問いへの答えは横から返ってきた。

「私の飼い主のシトリス様だよ♡」

 アウスが蔦で手足を拘束されている。

 その身体はあまりにも変貌していた。元々豊かだった乳房は失踪前の数倍にも膨れ上がっていて、少し前傾しただけで地面に着いてしまいそうなほど。もはや自力で歩行できるかさえ怪しそうだ。

 腋毛も陰毛も生い茂り、少し離れて拘束されているダルクの鼻を突くほどに濃い匂いを漂わせている。ミルクのような甘ったるい匂いだ。

「飼い主だって…?」

「オ馬鹿ネェ、ソンナ説明ジャ伝ワル訳ガ無イジャナイノ」

 シトリスは嘲笑うとアウスの乳房を踏みつけた。

「おっおぉぉ〜〜〜〜〜っ♡♡♡♡♡♡」

 アウスは素っ頓狂な声と共に、肥大化した乳首から母乳を迸らせた。甘ったるい匂いが洞窟中に広がった。

「コウイウコトヨ♡コノ子ハ私の乳牛ニナッタノ♡」

 シトリスはニヤニヤと笑いながら踏んでいない方の乳房を重そうに持ち上げ、乳首を頬張って母乳を啜り始めた。アウスはまた絶叫しながら身体を仰け反らせる。

「あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜〜っ♡♡♡舌っザラザラできもぢいぃぃぃっ♡♡♡♡♡ちくび削れるうぅぅぅぅ♡♡♡♡♡」

 余程の量の母乳が噴き出したようで、シトリスの口の端から溢れ出してしまっている。

「んおぉぉぉ〜〜〜ッ♡♡♡イぐイぐイぐっ♡♡♡イってるのにまらイぐっ♡♡♡」

 アウスの表情は涙も鼻水も垂れ流しで、ほとんど正気を失っているとしか思えない有り様だった。その惨状とは対照的にシトリスは理知的な笑みを見せる。

「この子……と、貴方。霊使いとか言ったかしら?その知恵と魔力、ミルクと一緒に吸い出しちゃってるの♪」

 言葉を裏付けるように、シトリスの話す発音は母乳を啜る前と比べより完璧なものとなっていた。

「乳牛に堕ちるまでこの子は頻りに貴方の名前を呼んでいたわ。"助けてダルクくん〜"って。アヘり始めてからは"ゴメンねダルクくん"とかなんとか言ってたかしら。ふふふ……こう見えて恋バナは大好きなの。だから貴方を誘き寄せたんだから」

 シトリスがアウスに目配せをすると、アウスは虚な目のまま喋り始める。ちぎれ飛んだ理性の中に僅かに残された思いの丈を、ほとんどうわごとのように無意識に口走る。

「ダルクくん、私ずっと貴方のことが好きだったんだよ?私だけじゃないよ、ヒータちゃんもウィンちゃんもエリアちゃんも…。でも貴方はライナちゃんが好きだってみんな知ってたから気持ちを我慢してたの。そのくせ私、貴方のこと考えながら毎日オナニーして…そのせいでおっぱい大きくなっちゃったのかな?おっきくなったおっぱいの先っぽ貴方にちゅーちゅーしてもらえたらなって妄想してたんだぁ…♡」

 言い終わるとくぱぁ、と音を立てながら股を指で広げる。花が虫を香りで誘うように、淫靡なフェロモンが漂う。

「貴方のザーメンも後で味見させてもらうけど…その前に種付けしないとね♡霊使い同士の子どもなら良い家畜になりそうだし♡」

 ダルクの首筋に棘が刺される。すると股間に熱が集まり、陰茎が肥大していく……。

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