アインツベルンの悲願

アインツベルンの悲願



第4次聖杯戦争前日。アインツベルンの悲願をかなえるため、英霊召喚を行った日、アイリスフィールは運命に出会った。


「おッ♡♡ んォ゛ッ♡♡ お゛んっ♡ お゛んお゛んお゛んっ♡ んおォオ゛゛んっ♡♡」


次の日の夜。アイリスフィールは召喚陣の中から出てきた少年に抱かれていた。

立ちバックで、雪に反射する光を思わせる、儚くも美しい銀髪を振り乱しながら、快楽に喘ぐ。

「リツカ♡ご主じっ様ぁ♡どうですか?♡アイリの人造ホムンクルスマンコ、気持ちいいですか?♡」

「ああ・・最高だよアイリさん」

「ありっ・・♡がとうございますっ♡いいっ♡そこいいです♡」


そのセリフはまるで自分が少年のために産まれた女であるかのような言い分だ。

"私はあなたのための女です♡"

"私のマンコは貴方を気持ちよくできているでしょうか?♡"

まるでサーヴァントを召喚しておきながら、自分こそがサーヴァントの奴隷であるかの言い分。

ーーそして、それは事実である。


「イくよ、アイリさん!まず一発・・・!」


「ほぉ゛っ♡♡ うぉッほぉぉ゛ッ♡♡♡ イぐっ♡♡♡ イぐっ♡」


どゆっどびゅっびゅーっ

「おお゛ッッッッッッ!?♡♡ あ゛ーーーーーッッ!!♡♡」

絶頂と顔を激しく反らしながら、アイリスフィールは絶叫した。

しかし、マンコはしっかり少年のものを咥えこみ、気持ちよく射精を補助するためリズミカルに搾り続ける。

「おっ・・・♡おっ・・・・♡う・・♡」

どさり、とアイリはそのまま倒れこんだ。


うずりゅりゅりゅりゅ・・・・ぽん・・・という、あまりにも淫らな水音を鳴らしつつ少年が己の逸物を女の園から引き抜く。しかし、一回射精したにも関わらず少年の逸物はそりたったままだ。


「ご主人様、お掃除いたします・・・♡」

そう言いながら、横からアイリををそのまま幼くしたかのような見た目の幼女がチンポを口で咥えこんだ。アイリスフィールの娘、イリヤである。

「んちゅ・・・ちゅ・・・・・・ちゅ・・・っ♡♡んがァプ・・・・っ」

その体躯に見合わない大きなチンポ。顎が外れるのではないか、と心配するほど大きく口を開きながら、喉奥まで一気に飲み込んだ。

ジュルルルルルルッ♡♡ ごじゅんっっ♡♡ ずるるるるっ♡♡ がじゅんッッ‼︎♡♡

リツカは全く動いていない。すべて、イリヤが自発的に顔・・・全身を使って奉仕しているのだ。

「うっ、射精る⋯⋯!」

どぐっ……ッ♡♡♡ ぶびちゅ゛ッ♡ ぶっびゅぅぅぅ〜〜〜〜〜っっ!!♡♡♡ ぶびゅっ♡♡♡ びゅ〜〜〜っ!♡♡♡

「──────ッッ!!!♡♡」

プシッッ♡♡ ブシュッっっ♡♡

マグマが噴火したような凄まじい勢いと熱量をもって発射されたザーメンは、イリヤの小さな胃のキャパシティを超えてしまった。しかし、逆流しようにも胃の入り口を蓋する巨大なチンポのせいで行き場もない。

イリヤの未成熟なお腹は、濃厚な粘り気のあるザーメンによりぽっこりと膨らんでしまった。

じゅるるるるるるっ♡♡ごぶっ♡♡

「こってりザーメン♡♡おいひいぃ・・・♡♡」

長く濃い射精が収まり、チンポが口から完全に引き抜かれる。それでもどろどろに汚れきったチンポは未だにその硬度を失っておらず、堂々と天に向かって反り返っていた。

「あは♡まだかったぁい・・・♡」

「どうか・・・そのイライラを、イリヤのぷに穴で発散してってください♡それとも・・・・他の女を使いますか?♡」

そうはやし立てるのはアインツベルンのメイドたちだ。どこかアイリスフィールに似た顔立ちのホムンクルス。それが一堂に会し少年にしなだれかかっている。メイドたちの表情はうっとりとした、崇拝の対象に向ける目だ。

それもそうだろう。ようやく目の前に現れたご主人様。アインツベルンが長年かけて探し求めた答えが目の前にあるのだから。





200年前、とある女が運命の男に出会った。名はユスティーツァ・リズライヒ。しかし、既に聖杯戦争の準備は済んでおり、ユスティーツァはその体を大聖杯へ加工されることが決まっていた。


「あなたのために使うべきこの体の使い道を勝手に決めてごめんなさい」

「ようやく運命に出会ったのにあなたの下へ行くことはできません」

「ですが、いつか、必ずあなたの下へ馳せ参じます。質のいい、貴方にふさわしき女を連れて」

「あなたの素晴らしさを世の女たちに伝えるお手伝いをさせてくださいませ」

そしてユスティーツァは運命と別れた。そののち、ユスティーツァは大聖杯となったが、大聖杯・・・アインツベルンの目的はマキリ、遠坂と合意した当初とは全く違うものだったのだ。

藤丸立香に捧げるにふさわしい心と腕を持つ女を集め、いつか再び来る彼へ捧げること。

聖杯戦争の参加資格たる聖痕は基本女のみに現れる。偽装やふさわしい女がいなかったときの数合わせのため男に現れることはあったが。

大聖杯に見初められた女の元には相性のいいカルデアのサーヴァントの分霊が必ず召喚されるようになっており、夢を介し藤丸立香という自分の全てを捧げるべき運命の男の存在を教えるのだ。そして運命の男を知った女は、ユスティーツァの率いる女たちの列に加わるべく自害し、その魂と精神は大聖杯の内へ納められる。中には最も尊き男に選ばれた幸せを分け与えるべく一族ごと捧げた魔術師もいた。

そして、どうでもいい数合わせには英霊の座のサーヴァントを与え、その魂を小聖杯に集め願望器という撒き餌としたのだ。


ユスティーツァが亡くなって以降、アインツベルンは女性型のホムンクルスの研究のみを続けてきた。すべては、優秀な女の作り方を研究するため。ユスティーツァが、アインツベルンという家の使い道をそう定めたがゆえに。


夢を見ていた。立香を召喚した際にはっきりと見えた、冬の聖女の祈りを。

気が付くと周りは抱きつぶされたメイドであふれかえっており、旦那様は・・・

ぱんぱんぱん

「お゛っ♡♡ぉ゛お゛っ゛♡♡イグっ♡♡ おチンポ子宮奥まで一気にきてりゅぅうううう⁉︎♡♡ 赤ちゃん作る部屋♡♡ ご主人様のオナホールにされちゃってましゅぅぅううう♡♡」

イリヤを抱いていた。その巨大なものをしっかり子宮奥まで咥えこみ、自分の産まれた理由をしっかり果たしている様は正直言って羨ましい。


今ならわかる。イリヤが私を蔑んだ理由が。

イリヤは切嗣と私、どちらにも懐かなかった。切嗣には無関心だったし、わたしのことを終始軽蔑していた。

イリヤスフィールはアインツベルンの最優秀作のホムンクルス。その体にはユスティーツァの原初の命題が強く残っている。自分が立香のために生まれ、立香にその身を捧げることが正しいと知っていたのだ。アハトごときゴーレムに、ただでさえユスティーツァの思惑を散々邪魔してきた石ころに言われるがままどこの馬の骨とも知れない男に体を許した。そのことを心の底から蔑んでいたのだ。

「ずっと待ってたから♡♡あなたのための女だからだから・・・っ♡♡どうか楽しんで♡♡私たちの身体♡♡好きにつかってぇ♡♡」

「んこ゛ぉぉおおおおおお‼︎♡♡ ぉおお⁉︎んぎゅッ♡♡ イク゛ッ♡♡ イってるのにまたイク゛ッ♡♡ イキすぎておかしくなりゅっ♡♡」

びゅぅっ・・・びゅうぅぅぅ〜〜〜〜っ!♡♡♡ びゅううるるうっ♡♡♡♡ びゅっ♡ ぶっびゅーーーーーーーッッ!!♡♡♡

「あ゙ーーーーーーーーーッ!!!!♡♡♡♡お腹あぢゅっ♡あっぢゅっ♡聖杯の所有者の証刻まれでイッグゥゥウウゥゥゥウウゥウウウッ!!♡♡♡♡あっ・・・♡」

どちゃっ・・・・


「ふぅ・・・のどが渇いたな・・・」



「旦那様、水でございます」

「ああ、ありがとう、舞弥さん」

銀髪赤眼であることだけは統一された、様々な年ごろの女たちが快楽の海に沈んでいる光景の中、一見場違いな黒髪の女が水をそっと差しだした。

久宇舞弥。元々アインツベルンに雇われた傭兵で・・今は、私たちの家族だ。


彼女は聖杯戦争を勝ち抜くためアインツベルンが雇った傭兵、衛宮切嗣の助手だった。

しかし、ユスティーツァの真意を知った以上、もはやアインツベルンは勝ち抜くことに興味はない。

アハトとユスティーツァの代弁者、どちらがアインツベルンの後継者として正当性があるかと言えば私だ。私が当主になり、聖杯が欲しいだけの切嗣は、折り合いが合わなくなったため違約金を払って追い出した。

しかし、彼女だけは金など要らないと、アインツベルンに残ることを選んだのだ。

「よかったの?切嗣さんの・・・相棒?だったんでしょ?」

「いえ、私はいわゆる戦争孤児の少年兵でして、行く当てもないから同行していたに過ぎません。」

「私は、貴方を見て、自分が何のために生きてきたのか、この命をどう使うのかを悟ったのです。どうか、あなた方の旅に同行させてください。」

「そうか・・・。じゃあ、これからよろしくね、舞弥さん」

「っ・・・はい♡よろしくお願いします、旦那様・・・♡」

「ふふっ、さっすがご主人様♡新しいメスをまた一目惚れさせたなんて♡」

「おっ奥様・・・お戯れが過ぎます・・・」

「いいのよ奥様なんて。家族でしょう?それに・・・」

「あなたも、奥様に、なりたいんでしょう?」

「も、申し訳ございません・・」

「いいのよ、女である以上リツカに奉仕するのはあたり前なんだから♡じゃあ・・・♡」

「新しい女にご慈悲を与えてあげてください、ご主人様♡」


本当の聖杯戦争が始まる。ユスティーツァの望んだ、本当の儀式が。

200年越しのご主人様との再会を前に大聖杯は・・・ユスティーツァは。最後の儀式の始まりを告げた。








裏話・設定

大聖杯にはすでに7騎以上サーヴァントが待機してるためいつでも穴をあけることは可能だったが、もっとたくさん女を集めるため続ける予定だった。

しかし、第2次で令呪が開発され、それを移す偽臣の書といった、ユスティーツァが見初めた女以外がマスターになったり(ルーラーを派遣して暗殺したが)第3次で監督役という目障りこの上ないシステムが追加されたり、なにより立香の女であるアインツベルンのホムンクルスを勝手にオスもどきの妻にされたことがとどめになり、ユスティーツァは儀式をたたむことを選んだ。

立香がアイリの前に現れたのは半分偶然。大聖杯のほうで穴をあける準備をしていたためカルデア世界線との距離が近くなっていたのも原因だが。

もう最後だから隠す必要もないため、世界中で見込みある女に片っ端から聖痕を配り、契約を奪われないよう即座に自動召喚、マスターに立香の記憶即同期を起こしている。

結果地震とそれによる龍洞の崩落、世界規模の女性の大量失踪事件が起きた。


時期は第4次だけど汚染されてない。大聖杯になる直前で心変わりしたユスティーツァは大聖杯が開ける穴を根源ではなく、かつて出会った運命のいる場所へ開けるように変更した。大聖杯が回収するのはカルデアのサーヴァントと捧げものの女たち。そうでないものは小聖杯へ行く仕組みのため大聖杯と小聖杯がつながってない。アンリが召喚された第3次、敗退したアンリは小聖杯へ行き、器が破壊されるとともに正しく座に退去した。


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