わの国

わの国


※ワノ国編後

※捏造いっぱい

※キッドは既に折り合いつけたと思って下さい

※原作+エース死亡√


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カイドウを倒しワノ国に平和が訪れ宴が開かれた。弟たちの活躍でドレークアプーホーキンスも生き残り宴に参加していた。とはいえカイドウ側であった事もあり堂々と中心へ混ざることは憚られ3人だけで端の方に固まっていた。何杯目かのジョッキを空にしてドレークが立ち上がる。

「流石に飲みすぎた、夜風に当たってくる」

そう言い残し裏手の藪へ姿を消した。そんなドレークと入れ違うように二人の元へルフィがやって来る。先程までローと、キッドと騒いでいたのが嘘のように宝物の帽子を深く被り静かだ。

「おれ、兄ちゃんたちには自分の口から言わなきゃいけねぇって思ってた。………エースが『愛してくれてありがとう』って、最期は笑ってた」

大きくなったと思っていたが昔から寂しくて泣きそうになると目元を隠す癖は変わらない。

「アッパッパ!そうかそうか!エースのやつ笑って逝きやがったか!」

大声で笑い手を叩くアプーは仰向けに転がりホーキンスは俯き長い髪で顔を隠した。

「ルフィ、教えてくれてありがとう。…お前が生きていてくれて良かった。お前まで居なくなってしまったらおれたちはまた兄弟を失うところだった」

ルフィの腕を掴み勢いよく抱きとめるホーキンスは何時もと違い口数が多く、いつの間にか起き上がり反対側から抱きとめるアプーは一言も発さない。

どれ程抱きしめられていたか、ホーキンスは顔を上げる。

「エースは湿っぽいのを嫌っていたな。さあ、せっかくの宴だ楽しんでこい」

ルフィの背中を押し出す。おう!と元気よく返事をしてまた中心へを戻っていく。

立ち替わり戻ってきたドレークは二人に背を向け座り込む。

(おれに泣く資格があるものか、せめてこのカッコ付けたがりの兄弟を隠す権利くらいは貰ってもいいだろう)

わいわいと騒ぐ弟たちに漏れ出た嗚咽が聞こえませんようにと夜空を睨む。轟々と立ち込める灯りにより己の好きな星たちは姿を見せなかった。


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このあと、ホーキンスとアプーに背中を蹴られるドレーク。アプーはそのまま宴の中心へ混ざって盛り上げてくれる。ドレークもホーキンスも巻き込まれて大宴会になる。

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