よくばりな手にふわふわを
黒庭勇者さん最近勇者様の目線が私の胸元に集まってきているのを感じます。
自分の胸元と比べてはしゅんとする様子を見ていても、何を気にしているかは明確でした。そう、お胸の大きさです。
勇者様は軽やかな動きが得意な方で、性格も素直なクール。落ち着いた雰囲気で、無口な部分があるけれども優しい方です。
そんな勇者様が、お胸のことを気にしている。なんていうか、可愛らしいです。
「……水遣い」
宿屋でふたり、宿泊しているときに勇者様がとんとんと私の方を叩きます。なにやら頬が赤いです。
「どうしましたか、勇者様」
それに対して私はのんびりと訪ねてみました。すると、顔を逸らしながら勇者様は言葉を繋げました。
「……大きいおっぱいが、どんな感じか興味ある」
「お胸……ですか?」
「うん、おっぱい」
静かな口調で、おっぱいと言われるとなんだかどきどきしてしまいます。言っている勇者様も恥ずかしそうで、湯気がでそうなくらい顔が真っ赤になっています。
そんな勇者様に私がどうするか。その答えは決まっていました。
「勇者様なら、揉んでも構いませんよ……?」
そっと上着をはだけさせて、揉みやすいようにする。
「すごい……」
まじまじと勇者様が私のお胸を見つめます。そんなに大きいのでしょうか。
「本当に、触っていいの?」
「いいんですよ」
「じゃあ……」
指先で、つんと恐る恐る勇者様が私のお胸を触ります……
「ひゃうっ……♥️」
味わったことのない衝撃に、びくんと身体が反応してしまいました。もしかして、勇者様は先端を触ったのでしょうか……?
「ふにっとした」
「もっと、触っていいんですよ……?」
「水遣いのおっぱい」
「はい、水遣いさんのおっぱいです」
自分でそう言い直すのは恥ずかしかったけれど、柔らかい表現になった気がします。それで安心したのか、ゆっくりと、勇者様が包み込むように私のお胸を触り始めました……
「ふわふわで、どきどき……」
「ひぅ、あっ、あっ……♥️」
ときどき敏感なところに指がすれて、身体が反応してしまいます。むずむずする感覚、勇者様が触ってそうなっているという事実に興奮してしまってます……
「下着越しでも、大きくなってきてる……」
「な、なにがでしょうか……?」
「乳首……」
「そ、そうでしょうか……」
「ほら、摘まめる」
「ひ、ぁあっ…!?」
痺れるような感覚に思わず身体全体が反応してしまいました。ふらっと、勇者様に身体を委ねてしまって……そのままお胸で勇者様の顔を挟んでしまいました。
「す、すみません勇者様っ」
「おっぱいに包まれるのっていい……」
「勇者様……?」
「でも、羨ましくて、ずるいから、とろとろにする」
「どういうこ……はぅっ……♥️」
くすぐったいような、甘い衝撃が私のお胸の先端から届きました。
「はむ、はむ、はむっ」
「あっ、すっちゃ、らめっ、です、ゆうしゃさまぁ…♥️」
「……だめ?」
「だめじゃ、ないですけど、その、わたし……」
うずうずする。もっとされたい。けれども、言葉にするのが恥ずかしくて顔を背けてしまう。
「だめじゃないなら、あむあむ、するっ」
「ひゃっ…♥️」
勇者様がお胸に甘噛みするのは止まりません。どんどん、大胆に、身体を寄せて私を蕩けさせていきます……
「まだ、なにも、でませ、んので、ひうっ、あっ、だめ、だめです、わたし、い、っ、ひゃ、いく、いっちゃいま、あぁぁあぁあ……♥️♥️♥️♥️」
そうして、私は勇者様に絶頂まで導かれてしまいました……
「おっばいだけで、イった」
「……ゆうしゃさまが、責めかたよかったからです……♥️」
「揉んだら大きくなるって聞いた」
「もっとおおきくなるのでしょうか……?」
「大きくする。だから、水遣いもわたしのおっぱいいじいじして」
大胆に身を寄せる勇者様。
とろんと身体が甘さを求めている以上、断る理由もありません。
「わかりました、勇者様も大きくなるようにたっぶり、してあげますね?」
「ん……」
宿屋のお胸を弄る時間はきっとこれからも続いていく。そんな予感がしていました。