もっと欲しいウタ

もっと欲しいウタ


「フー…フー…」

声が出ていることに気づき、少し顔を赤らめる

体が”アレ”を、あの感覚を求めている。

あの感覚というのは、この前ルフィに羽をイジられた時の話だ。

ルフィが私の羽を触る度に訪れるゾクゾクする。

それでいて気持ちいいのだ。私がルフィに羽を触らせていたところ、だんだんと気持ちよくなっていき、最後は視界が真っ暗になった。

ルフィには悪かったと謝られたが、謝るぐらいならもっとやって欲しい。私を気持ちよくしてほしい。

しょうがないよね、私をこんなにしたのはルフィなんだから、ルフィに責任をとってもらおう。


ということで今私はルフィの部屋の前にいる。ルフィはこの時間は寝ているだろう。

ガチャ

やっぱり寝ていた。無防備なやつめ。

「ルフィ、ちょっといい?」

ルフィを揺さぶりながら声を掛ける。

「…ぅ?なんだ?うた」

「あのね、やってほしいことがあるんだけど…いい?」

「いいぞ、うた…」

明らかに眠そうだ。

私はルフィを夢の世界につれてくる。

「ここは…夢の世界か…ここでなにすんだ?ウタ」

パッ

羽を出す

「ルフィにね…羽を…いじって欲しいんだ」

「え?」

「謝ったじゃねぇか、根に持ってんのか?」

「違うの、やってほしいの」

早く、はやくやってほしい

「え、でも…」

「やって?ルフィ」

「…」

「ねぇ、ルフィ、聞いてる?」

「ウー…エー…」

ルフィは悩んでいる


「ルフィ…」

泣きそうだ。私。

「ナンデ…オレワルイコトシタカナ…?」

私の涙腺は、決壊した。私の方からやってくれと言っているのに、なんで?はやく、はやく

「ルフィ…触ってェ…はやく触ってよォ…るふぃ…」

「あー分かった!分かったから泣くな!」

「でもなんでだ?」

「私ね…羽触られると、気持ちよくなるんだ」

「だからね、ルフィに触ってもらって気持ちよくなろうって思ってね…」

まるで子供のように説明する。

「なるほどな、分かった」

「ありがとう、ルフィ」


「こんな感じでいいか?ウタ」

「はァっ…いいよ…ルフィ…」

これだ。これを私は求めていたんだ。

「つづ…あッ…け…て…」

「はッ…はッ…気持ちいい…きもちいい…」

喘ぎ声が出ることも気にしないで、私はルフィのされるがままになる。

「あッ…もっと…もっと…ちょうだい…」

燃えるような頭を回し、ルフィにねだる言葉を選ぶ

「フー…あッはァァァ…ヒー…」

度々意識が飛びそうになるが、必死に耐える。

意識があるうちに気持ちよくなりたい。もっと気持ちよくしてほしい

「はァァァァッ…んあぁあぁああ…」

やばい、やばいぐらい気持ちいい

長い長い幸福感が私を包む。永遠にこの時間が過ぎなければいいのに

「いいよ……るふぃ…ほんとうに…きもちいい…」

頭が回らない、気持ちいいことしか考えらない

「もう…だめ…♡」


さっきまで抑えていた声を解放する

それと同時に、ルフィもスピードを上げた

「あぁぁぁぁ♡はぁぁあぁ♡」

「やぁぁあぁ♡しぬぅぅぅ♡」

「あッあぁあああ♡ハヒッ♡うぅんぁあ♡」

「る、あッ♡ふぃあぁんあ♡ちょっとヒィ♡すとっぷんあぅぅあぁ♡」

「ほい」

「あッ♡フゥー♡すっごい♡よかったよるふぃ♡」ピクピク

「そうか、それはよかったな」

「これから…毎日これやって?ルフィ♡」

「わかった。ウタがいいならな!」

「ありがとう♡ルフィ♡」

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