もしもヨダナの息子ラクシュマナと娘ラクシュマナーがヨダナのスペアだったら
ドゥリーヨダナと同じ肉塊から分かたれた百王子もカリ化したり機構化して虐殺したりで人口削減機構として生み出されたドゥリーヨダナの子機みたいな感じになっているのなら、ドゥリーヨダナの息子のラクシュマナや娘のラクシュマナーがドゥリーヨダナに何かあった時のスペアとして生まれる可能性もあるんじゃないか?という妄想
ただし息子のラクシュマナは戦争でアルジュナの息子アビマニュに殺されるので必然的にスペアは娘ラクシュマナーだけになる模様
アシュヴァッターマンの夜襲でも人口が規定人数まで減らなかった場合の話です
この時空の場合、人口削減機構の役割はナーちゃん(娘)に渡っているのでヨダナはカリ化したりせずアシュヴァッターマンに夜襲の成果を告げられ満足して死亡
バーヌさんは夫と義弟たちと息子とカルナを殺したパーンダヴァに養われるとか屈辱でしかない、夫たちのところに行きたいとヨダナの火葬の炎に自ら焼かれに行って死亡(生前バーヌなのでアルジュナへの憎悪などは健在)
戦争から少し経ってヤーダヴァ族(クリシュナの一族)が滅亡したという情報がパーンダヴァに伝わる
伝えてきたのは虫の息のクリシュナの息子サーンバで、彼によると「突然妻が発狂してヤーダヴァ族の女性たちを殺した」「ヤーダヴァ族の男性たちに攻撃されると妻はカリを出してヤーダヴァ族の男性たちはカリに食い殺された」「伯父バララーマと父クリシュナ、兄プラデュムナはバーラタ各地で発生するカリの討伐に忙しい」「自分は妻に殺されかけたが父によってこのことをパーンダヴァに伝えるためなんとか逃がして貰えた」とのこと。これを告げたあとサーンバは力尽きて死亡する
(細かいですが私が持っているマハーバーラタ要約本ではサーンバとプラデュムナのどっちが兄かはわからなかったので完全に私の好みでプラデュムナを兄にしています。簡単に説明するとプラデュムナはカーマの生まれ変わりの英雄でサーンバは言っちゃ悪いですがドラ息子です。正史ルートのマハーバーラタでヤーダヴァ族が滅亡したのは半分くらいこいつのせいだったりします)
これを聞いたパーンダヴァはカリ討伐とサーンバの妻の捜索を開始
この時既に特異点として成立しているためカルデアからマスターとカルナ、アシュヴァッターマン、カリ化ドゥフシャーサナとヴィカルナ、そして何故かモルガンが来る
(トリスメギストスⅡがモルガンも行けと判断したため)
現地のパーンダヴァと揉めはしたもののなんとか協力を許してもらい、全員で解決に向けて行動する
カリがポコポコ湧いて出るのでカリ化ヴィカルナがカリステーキを提案するも現地パーンダヴァに猛烈に反対されて断念する与太パートで重苦しい雰囲気を中和(できてない)
(カルデア組はヴィカルナのカリステーキ提案に慣れていたため反応が遅れた)
現地バララーマがカリ・サンガに殺された後、現地クリシュナと現地プラデュムナがカルデア組と合流
ここでサーンバの妻がヨダナの娘ナーちゃんだと知り「あっ…(察し)」という反応をするカルデア組
その直後あたりでハスティナープラ(クル国の都でカウラヴァの都でもある)でカリが発生して急いで向かうカルデア一行
そこには目は爛々と光り異形と成り果てた人口削減機構ラクシュマナーがいた
ナーちゃんはヤーダヴァ族をほぼ皆殺しにした時に浜辺で見つけた聖杯を持っている上に、兄マナくんが失われたことによりスペアとして使える機能が増えており非常に厄介な相手
父と叔父、兄を殺したパーンダヴァを見つけたことで本来機構には必要ないはずの復讐心が芽生えてパーンダヴァを殺すことを優先させるように神々からのオーダーを書き換えてしまう
これによりバグった結果、虐殺復讐悪魔ラクシュマナーが誕生
戦いの末にナーちゃんを拘束することに成功したモルガンが、ナーちゃんが受け継いだ兄のスペア機能と土地などを触媒にしてセイバー・ラクシュマナを召喚
ドゥリーヨダナのもう一人のスペアであるマナくんがいるためナーちゃんは弱体化
ナーちゃんはマナくんに倒されて聖杯を奪われ、最期にマナくんにごめん、と囁いて死亡
マナくんはカルデアと正式に契約して一緒に帰還し、この特異点の縁でナーちゃんがカルデアにキャスターで召喚される
二人とも第一、第二再臨は普通なのに第三再臨でマナくんは人口削減機構の、ナーちゃんは虐殺復讐悪魔の側面が強く現れてしまいこれを見たバーヌママとユユツオルタ伯父さんは発狂してビーマとアルジュナとアシュヴァッターマンとカリ化ドゥフシャーサナ叔父さんヴィカルナ叔父さんは盛大に曇った
素ヨダナは曇りつつもさすがはわし様の息子と娘!強いではないか!とか言ってるしマナくんナーちゃんは自分たちは武勇に長けた逸話がないけどこれならカルデアの、家族の役に立てる!って喜んでる