指1本で
「こちらに来なさい、そちらの2人に手は出されたく無いでしょう」
セレスを手招きする店主の言葉に逆らって行動を起こすだけの実力と余裕が今の3人にはありません
ティアが戻ってきて2人で戦ったとして敵うかどうか、それだけの強さを感じさせられてしまいます
先ほどのダンジョンで本来格下も良いところの相手に苦戦させられたセレスは目の前の相手に勝てるかどうか考えるまでもなく別格な存在の言葉には従うしかありませんでした
「んっ♥ふぅっ♥んぁぁっ♥イクッ♥イクぅぅっ♥」
店主に抱き寄せられて後ろから指1本で軽く掻き回されます
たったそれだけで雌を晒して耐えることの出来ないセレスの顔を顎を支えて弟子たちへ見せ付けました
「この程度の雌でも英雄として扱われるなんて魔王軍との差は理解できますか?あなた達の先生は私の指一本にも勝てない、あなた達はそんな先生にも勝てない。鍛えたところで無駄なのですよ」
英雄級の活躍をした冒険者、頼れる師匠、憧れの女性
そんな幻想を纏めて叩き壊そうとするような店主の言動に反旗を翻そうにも指1本でその戦意は刈り取られます
レオンはもちろんシャルルですらセレスとの実力の差はダンジョン攻略中に見せつけられて感じていたところにこの仕打ち
2人が抵抗出来るわけも無く、セレスは医務室の床に愛蜜溜まりを作っていました