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ガガーピーガッガ


「よ、久しぶりだね!みんな。四級は元気かな」

突如として青髪をボブカットにした女性的な顔付きの男がPCのモニターに映し出される。              ウィンドウの左上にはDVDプレイヤーの表記があるものの、そのPCにはDVDどころかディスクを入れる場所すらなかった。                モニターの前に腰掛ける一人の男とその伴侶と思しき女は互いに顔を見合わせ、動揺が隠しきれないと言った様子だった。                しかし、記録された映像の中の彼にはそんなことは関係ないと、話を続ける。

「今年は呪霊の被害が前年度よりも増えているってのはよく聞くだろう?」

そう言われるも、二人はピンと来ていないようだった。           そこで彼はこう続ける。

「これを見てほしい。これが前年度の呪霊の目撃情報と呪術師達に割り振られてきた任務の総件数、どちらも何百件単位だね。そしてこれは今年度のもの。目撃情報はあまり変化が見られないけど確実に上がってるし、任務の件数は明らかに桁が違うだろう?」

彼はPCの画面を直で写す。      その画面に映るグラフはその異常な事態を鮮やかな線と数字で表していた。  彼の指がエンターキーに触れると、画面が変わって五条悟の写真が現れた。

「そしてこっちは皆さんご存知現代最強の術師──五条悟。言うまでもない無下限+六眼のチートキャラだね。でも、今その悟の力が弱まっているみたいなんだ。具体的には特級呪霊がワンパンできなくなっていたりね。それも日に日に弱体化していってるみたいで、上層部の連中も最高戦力が弱くなったっててんやわんやだよ。これを機に消してやろうとか、早く力を取り戻させようとか、それぞれの思惑がぶつかり合ってて現在の呪術連は機能不全!これが呪詛師共にバレたら一大事だ。でも心配はそこまで必要じゃないよ。悟が弱くなった原因にも見当はついてる」

そう言って男が出したのは一枚の絵。 大昔に描かれたもののようで、かなりボロく、色も薄れていたが、形だけはなんとなくわかるよう程度には原型を保っていた。               そこには、大量の毛が生えたバネのようなものが絡まり合い、その塊の下の方に目が二つついた呪霊が描かれていた。

「こいつは特級仮想怨霊〝邪魅〟。こいつは人の何かを"選んで"狂わせる術式を持つと言われているんだ。厄介なことにこの術式は防ぎようがないらしくて、悟の六眼もこれで“狂わされ”て使い物にならなくなったんじゃないかと俺は考えた訳だ。俺達はこいつ追っていて、協力者を今も募ってる。だからみんなにもこの映像を見せてくれ。それじゃ」

モニターの前の二人は唖然としたまま動かなかった。

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