ほのぼのバカップルウタ 空島観光編①
メリー「へんなおさかなー」
ジンベエ「ほぉ…こりゃ見かけん顔じゃのぉ」
ルフィ「おっ、空魚じゃねぇか。サンジー!こいつでなんか作ってくれ!」
サンジ「おう、まかせとけ!」
再び空島を訪れた麦わらの一味は、入国ゲートをめざしていた。
ウタ「なに今の平べったい魚……まさかこの雲の中に住んでるの!?」
ウソップ「そうみてぇだな、俺にもよく分かんねぇけどよ」
ルフィ「前にここに来た時はよ、船と同じくらいデカいウナギみてぇなやつもいたんだ!あいつ食えねぇかなぁ」
ウタ「怖いより先に出てくるのがそれなんだ……」
サンジ「できたぜ、空魚のムニエルだ!熱いから気を付けてな!」
ウタ「美味しそう…いただきまーす!」
ルフィ「やっはりこいふうへぇな」
ウタ「なにこれ……弾力があるのにあっさりしてて……美味しい!」
メリー「おいひ〜!」
サンジ「そりゃよかった、ここで釣りをすりゃいくらでも釣れるからよ、何度でもつくってやるよ!」
ナミ「ゲートに着くわよ!」
コニス「へそ!ようこそ空島へ……あら、みなさんお久しぶりです!」
ルフィ「あ、コニスじゃねぇか!あのおばはんはどうしたんだ?」
ウソップ「いやそれ最初に聞くことか?」
コニス「あぁ、アマゾンさんですね。今は新しくできた遊園地『ワゴームランド』でチケットを売ってますよ」
チョッパー「遊園地!行きてえぞおれ!」
ウタ「ねぇルフィ…ながれちゃったけど『へそ』って?」
ルフィ「ん?あぁ、ここでの挨拶だ!」
ナミ「あ、そうだ通行料!1人10億エクストルよね?」
コニス「そうでした通行料…ええと12名うち子供ひとりですので…110億エクストルになります」
ナミ「子供には優しいのね、はい110万ベリー」
フランキー「おいおい単位が違うじゃねぇか!大丈夫か?」
コニス「1万エクストルが1ベリーなので問題ないですよ」
フランキー「下の通貨が貴重なのか?使えるなら問題ねぇな」
コニス「それでは、12名エンジェル島へご案内!」
コニスが笛を吹くと、サニー号の下から巨大なエビが現れる。そのエビはサニー号を軽く持ち上げた。
ウタ「えええでっっかいエビ〜!?」
ルフィ「う…うまほー…でも食ったら進めねぇ…」
コニス「白々海名物超特急エビ!みなさんいってらっしゃい!」
ウタ「えっ超特急…?」
ザ…ザザ…
ウタ「よかった…これなら安し」
ザザザザザザザザザザ!!!
ウタ「んできない速い怖いいいいい!!」
ルフィ「騒ぎすぎだろウタ、これより速いもん乗ってたじゃねぇか」
ウタ「そのスピード出してるのが私達じゃないのが怖いの!!」
ルフィ「仕方ねぇなぁ…これで安心できるか?」だきっ
ウタ「ルフィ…大丈夫、ありがと」だきかえしっ
ナミ「もうツッコむのもつかれたわねあれ」
ウソップ「ほっとこうぜ、ツッコんだって仕方ねぇよ」
惚気と呆れに包まれるサニー号を乗せ、超特急エビはエンジェル島へと向かうのであった。