ほのぼのバカップルウタ ケンカ編
ウタ「私の192連勝!!」
ルフィ「バカ言え俺の192連勝だ!!」
島…正確に言えばヤルキマン・マングローブの集まりだが…を探索していたウソップは先行していたルフィとウタに追いつき…言い合いに巻き込まれていた。
ルフィ「なぁウソップ!俺のほうがキノコ多く採れてるよな!?」
ウタ「私の方が多く採れてる!そうでしょウソップ!?」
ウソップ「お前らなぁ…そんなに決着つけてぇんならいちど船に戻るか?どうせ俺ひとりが決めても揉めるだろ」
それに、と続けてウソップは空を見る。木漏れ日になっていてわかりにくいが日が傾いていたのだ。
ウソップ「そろそろ戻らねぇと日が暮れちまうぜ?」
ルフィ「ここで野宿してもいいんじゃねぇか?」
ウソップ「いやウタはどうすんだよ!!」
ウタ「私は野宿でもいいけど…サンジさんの料理食べたい!」
ルフィ「じゃあ戻るか!」
ウソップ「よし意見まとまったな…ここどこだ?」
ウタ「それなら大丈夫!私達がキノコ採った跡をたどれ…ば…跡どれ?」
ルフィ「ウソップ、なにか目印つけてないのか?」
ウソップ「すまねぇ…お前たちを見失わないことで精一杯でよぉ」
3人で道に迷っていると、青白い雲のようなもの…ブルックの魂が飛んできた。
ブルック「ヨホホホホ!ここにいましたか、探しましたよ〜」
ウタ「ギャアアア幽霊イイイ!!!」
ブルックの幽体離脱は初めて見るウタは思わずルフィの後ろに隠れる。
ルフィ「隠れなくてもいいぞウタ、これブルックだからよ」
ウタ「それでも!怖いものは怖いの!」ルフィギュー
ルフィ「そう言ってやるなよ、ブルック悲しむぞ?」
ブルック「そうですよウタさん、そんなこと言われたらワタシ…帰りますよ?」
ウタ「それは困る…ブルックさんごめんなさい」ギュー
ルフィ「自分から謝れてえらいなウタ!」
ルフィは褒めながらウタの頭を撫でる。
ウタ「えへへ〜」
ウソップ「なぁブルック、俺らだけで一旦帰らねぇか?気まずいんだよ…」
ブルック「そうですね、しばらくお二人だけにいたしましょうか」
その後ウソップとブルックがナミ達に怒られルフィとウタを探しに行かされるが、それはまたべつのお話。