ふたなり射精管理なんかに絶対負けたくない女の子の話

ふたなり射精管理なんかに絶対負けたくない女の子の話


世界の命運を掛けた40日間の射精管理が始まって今日で12日目。

この異常かつ非現実的な事態にわたしを巻き込んだヴァルモニカの使徒、天使アンジェロと悪魔デモーネ。

わたしは彼女達にある選択を迫られています。

「どんな刺激にも絶対に射精出来なくなる貞操帯リング、付けたほうが安心ですよ~♡」

「こんなの着けたらおかしくなっちゃうぞ、やめたほうがいいって♡」

射精管理が始まってまだ2週間も経っていないにも関わらず既に三回も失敗してしまっており、今回で四回目となります。

違うんです、わたしがえっちだからじゃありません。

いくら耐えようと頑張っても、アンジェロとデモーネがいじわるしてくるんです。

耳元でいやらしい言葉や喘ぎ声を囁かれたり、体が敏感になるお薬を飲まされたり、胸やお尻を弄られたり…

とにかく彼女達はわたしが我慢できずおちんちんをしごいてしまうよう、あの手この手で邪魔をしてきます。

何故か射精をする度に世界が危機に見舞われるようで、三回の射精で世界各地で謎の怪異が発生し村や町が襲われたとのことでした。

このままされるがままでいたら、近いうちに取り返しがつかなくなる。

そう思っていたところに出されたこの提案でした。

男の人の快楽を知った今、射精禁止なんてされたらどうなってしまうのか想像したくもありませんが、もはや背に腹は代えられません。

(これ以上失敗するわけにはいかない…)

悩んだ末、わたしはリングを装着することを選びました。

「かしこまりました~♡」

「どうなってもしらないぞぉ♡」

二人で手に持っていたリングがフッと消えた次の瞬間、おちんちんの根本がリングに締め付けられていました。

痛みや圧迫感はなく、むしろ心地よさを覚えるほどでした。

「それでは早速はじめましょうね~♡」

リングが付けられるやいなや、衣服を脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿になったアンジェロがわたしのおちんちんに飛び付いてきました。

「あっ!やめ、…んぁ♡」

抱き枕のようにおちんちんにしがみついたアンジェロは、小さなお口でそれを舐め始めました。

れろぉ♡ちゅくちゅく♡

「だめっ…あんっ、ひゃあぁぁ♡」

裏スジから亀頭にかけての甘い刺激に、たまらずおちんちんはふくらみはじめます。

「しっかり準備してやらないとな~♡」

同じく全裸になったデモーネはわたしの陰嚢に覆い被さり、手足を使って玉を揉みしだきます。

ぐにゅ♡ぐにゅにゅぅ♡

「んぁっ、やぁ♡そっち、だめぇ♡」

わたしに付けられたそれらは一般的なサイズよりも大きいらしく、感度も高められているのだそうです。

少し弄られただけで身体中を快感が駆け巡ります。

そんな二ヶ所同時攻撃に抵抗などできず、おちんちんはあっけなく勃起しまいました。

「もう大きくなっちゃいましたね~♡」

「あいかわらず堪え性がないな♡」

そう言って笑う二人は、徐々に責めの手を激しくしていきます。

くちゅくちゅ♡こしゅこしゅ♡れろぉぉぉぉ♡♡

ぐにゅぐにゅう♡こねこね♡むぎゅぅぅ!!♡♡

「あひぃ!だ、だめぇ♡つ、強くしないでぇ♡あんっ、おっ♡ひいっ♡」

唾液とがまん汁でぬるぬるになったおちんちんをアンジェロは全身を使ってゴシゴシと磨き上げ、対するデモーネも柔らかな手と足の裏で睾丸を無邪気に揉みほぐしていきます。

「んぁ、おっ♡ほぉっ♡だめぇ、おちんちんしゅこしゅこ♡タマタマ揉み揉みやらぁ♡」

口では嫌だ駄目だと拒否するものの、連日の調教ですっかり熟した体は正直に快楽を受け入れてしまいます。

「あっ♡だめっ♡でるっ、でちゃう♡んぁ♡あっ、イクっぅ♡」

おちんちんが限界を迎え体が絶頂を噛みしめようとした瞬間、わたしは自分が浅はかさを思い知ることになりました。

「イクぅぅぅぅ♡っ…!?や…、んぐぅぅ!あぁ、い、イケないぃ!!」

射精絶頂の解放感は訪れず、代わりにイク寸前の気持ちよさと強烈なもどかしさが体の中にうずまきました。

初めからわかっていたこと、何ならついさっきまで気兼ねなくよがるための言い訳にしていたのに。

「どうですか?ききめばっちりでしょう?♡」

「精液は出てないから世界は大丈夫だぞ、よかったな♡」

ご馳走を寸前で取り上げられ泣きそうになっているわたしを前に、二人はあっけらかんと言いました。

「ふぅ…ふぅ…ぅあ…」

世界に被害が及ばなかったのは喜ばしいことなのに、今のわたしにそれを考える余裕はありません。

(たった一回でこれだけ辛いのに、これが…これからずっと…?)

腰をカクカク震わせながら怯えるわたしをよそに、二人が言いました。

「さぁ、続きをはじめましょう♡」

「まだまだ頑張れるよな♡」



―18日目―

貞操帯リングを付けてからの日々は、地獄と表現して差し支えないほどの苦悶をわたしに与えてきました。

「あぅ…ッやぁ♡らめぇ…やら゛あぁッ♡♡もぉっ♡ぁッ♡イ゛げなぃッ♡♡」

ある日はオナホール、またある日は触手で、射精できないおちんちんをひたすら苛めぬかれました。

「んぇ、あぁっ♡おかじくなるッッ…♡♡ひッあ゛ああァッ♡♡ごめんなさ゛いっ、ゆるじてぇ!!♡♡おちんちん出させてぇぇぇ!!!♡♡♡」

「諦めちゃだめだぞ♡大丈夫、きみは強くて素敵な女の子なんだからな♡」

「そうですよ♡ほら、がんばれ♡がんばれ~♡」

幾度となく命乞いならぬ射精乞いをしてしまいますが、調教の最中は決して聞き入れてはもらえません。

一日一回、二人はリングを外すかどうかを問いかけてきます。

きっとそこが唯一お願いを聞いてもらえるチャンスなのでしょう。

けれども、わたしはそれを受け入れることができずにいました。

外せば、絶対に我慢なんてできない。

そうなれば、また世界が危険に晒されてしまう。

(そんなの…嫌ですっ!)

たとえわたしの知らない場所の、知らない誰かの悲劇であったとしても、そんなの、認められるはずがありません。

この生き地獄も永遠ではない。

(…たしか、今日で18日目のはず…だから、あと22日、我慢、すれば…)

22日…。

今のわたしにとって気が遠くなるほどの長さに、一瞬絶望と諦めがよぎります。

ですがそれでも、楽になりたいと叫ぶ心と体を無理矢理抑え込み、堕落に傾いた天秤をなんとか元に戻すのでした。

…耐え抜いてみせる。

わたしは絶対に、負けません!



―34日目―

「あ゛っ…♡…っ!ひっ…!あぁ、…っん、ん゛ぅう゛っ♡」

調教が終わりアンジェロとデモーネの姿が消えた部屋の真ん中で、わたしは仰向けで床に転がり体を震わせていました。

こしゅ、こしゅ、…ビクン!!

「あぅ♡んぉ、はあ゛っ、んぎぃっ!」

射精できないとわかっているのに、長い時間蓄積された快感を少しでも逃がそうと、無意識にお◯んぽをしごいてしまいます。

「ふっふっ♡ん゛ぅっ…あっ♡…っ、く゛ぅぅゥッ!」

ただ辛くなるだけの無意味な行為を止めることができない。

リングを外す選択を拒みつづけてきたわたしの心は疲弊しきっていました。

(無理!もう無理ぃ!!ザーメン出したい、ち◯ぽミルクぶちまけたいよぉ♡)

少し前まではそういう経験どころか意味や言葉も知らなかったのに、すっかり淫語を覚えさせられてしまいました。

(明日、これ外してもらう!ち◯ぽ自由にしてもらう!ザーメンいっぱい出すの!♡)

いつかの決意はギンギンに勃起したち◯ぽの疼きとキンタマのなかでぐつぐつと煮えたぎる白濁液に塗り潰されかけていますが…

(っ…!違う、違うの!一回だけ、一回出したらまた我慢できるから…)

わずかに残っている理性で必死に蓋をしようと努めます。

しかし、それももう限界でした。


「おはよーございま~す♡」

「よく眠れたか~♡」

朝になり、二人がにこやかな笑みでわたしの前に現れました。

ここしばらくの間は疼きに苛まれ一睡たりともできていないのですが、リングの効力なのか、心身は性欲以外健康な状態に保たれています。

いっそ、気を失えれば多少はマシだったのに…そう思わずにはいられません。

「それにしても、本当にすごい精神力ですねぇ。素晴らしいです」

「あぁ、ただの人間がここまで耐えるなんて、正直見くびってたよ」

二人は残り一週間を切ってなお抗い続けているわたしを称賛しました。

普段のどこか緩い雰囲気とは違う真剣な顔つき、おそらく本心からの言葉なのでしょうが、最早わたしの頭はそれを聞き入れる余裕はありません。

(これが外れたら、絶対我慢できない…けど、仕方ない、よね♡…一回だけ…♡一回だけ…♡)

心の中で言い訳を済ませると、わたしは救いを乞うために口を開きます。

「あ、あのっ!」

その瞬間、天使と悪魔の顔が、いつもの柔和で可愛らしい、無慈悲なものに戻ったのでした。

「なぁアンジェロ、このリング、もう取れないようにしてあげるってのはどうかな?♡」

「まぁデモーネ♡それは素敵ですねぇ♡きっと彼女も喜んでくれますよぉ♡」

(え…)

火照りきった体から血の気が引き、靄の掛かっていた意識が覚醒します。

(何…言ってるの?)

高潔な意思を尊重するとかなんとか二人が話している傍らで、わたしの脳は理解を拒み硬直していました。

「うん、やっぱりそうしようか♡」

「そうですねぇ♡それじゃあ…」

「!!ま、待ってくださいッ!!」

思わず声を荒げ、死刑宣告を遮ります。

「だ…だめ…嫌っ…嫌ぁァァ!!お願いします!ち◯ぽ!ち◯ぽ汁出させてくださいっ!!もう出せないの嫌なのぉぉ!これ外してぇぇぇ!!」

僅かに残されていたなけなしの理性が崩れ落ちました。

「でもぉ、外してしまったらきっと大変なことになっちゃいますよ~♡」

「いいのかぁ?絶対に一回じゃ止められないぞ~♡」

心を見透かすかのように、二人はわたしに問い掛けます。

「いい!もういいから…!世界とかもう知らないっ!だから…早く、勃起ち◯ぽ滅茶苦茶にイかせてぇぇ!!!」

恥も外聞もなく叫び懇願するわたしを見て、二人は顔を見合わせにやりと笑いました。

「うふふ、そこまでお願いされてしまったら~♡」

「あはは、しょうがないよなぁ♡」

すると、突然わたしの前に首の付いていない木馬のような、奇妙な器具が現れました。

初めて見るものでしたが、側面に付いている粘液にまみれた穴を見て、すぐにその用途を確信しました。

"擬牝台"

家畜の人工受精に用いられる疑似性器。

「パンパンし続ければリングは勝手に壊れるから、好きなだけニセモノおま◯こ犯していいぞ♡」

「あなたのために造った特注品ですよ~、おち◯ぽミルクいっぱいぴゅっぴゅしてくださいね♡」

期待と安堵でだらしなく緩んだ顔を取り繕うこともせず、わたしはふらふらと擬牝台に近づいていきます。

腰よりもやや低い場所にある穴に位置を合わせるため、膝を曲げガニ股の姿勢を取りおち◯ぽを当てがいます。

つぷっ♡

「ふおぉっ♡」

穴の先端に亀頭が密着しただけ、それだけでもう気持ちいい。

そのままゆっくりと腰を前に押し出します。

ぬちっ♡にゅるる♡ぐちゅぅぅぅ!!♡♡

「んお゛ぉぉぉっっッッ!!♡♡」

挿入した瞬間、全身にとてつもない快楽電流が流れ、思わず舌を出してのけ反ってしまいます。

「ひぃ…っ♡こ、これっ♡す、しゅごいですぅっ♡」

そして、今度はゆっくりと腰を引いていきます。

ぬりゅ♡じゅるるぅ、ぐぼぼぼっ!♡♡

「お゛おっ、んぁぁぁッ♡ぬ、抜く時も、ぞりぞり♡って、してぇぇ♡お゛ぉっん♡」

たった一往復で既にいっぱいいっぱいでしたが、射精のためには何度もこれを繰り返さなければいけません。

どちゅどちゅどちゅ♡ぐぼぉぶぼぉぶちゅぅ♡

「ん゛ひぃぃっ♡おほっ、お゛っ♡んッ♡あっ♡んや゛ぁぁぁ♡♡」

台の左右にあるハンドルを両手で握り、一心不乱に腰を打ち付けます。

「あらあら、まるでお猿さんみたい♡とってもかわいいですね~♡」

「おいおいアンジェロ、それはお猿さんに失礼だぞ♡」

「あら、ごめんなさい。たしかにお猿さんはあんなに下品な声では鳴きませんよね♡」

「そうだぞ。知性があるのにそれをなげうってまで快楽を貪るようなまねはしないからな♡」

二人の罵倒が耳に入りましたが憤りなど感じません。

ただマゾヒズムに火を着け、情欲を燃え上がらせるための燃料となるだけでした。

「お゛ぉぉぉっ♡ぞりっぞり、だぁめぇえ゛っ♡♡」

穴は一見すると単なるオナホールにしかみえませんが、中身は無数の突起や襞がまるで生き物のように蠢いています。

出し入れする度にち◯ぽの弱いところを余すことなく削り取っていくのです。

さらに内部を満たす粘液は濃厚な媚薬が含まれていて、ち◯ぽを通じて全身の感度を際限なくぶち上げていきます。

「あ゛あぁっ♡はぁーッ…んんん…っ!あ゛ッ、ん、ふぅっ♡♡お゛っ♡くるっ…き、ち゛ゃうぅう゛ッ!!!!!♡♡♡」

とうとう待ちに待った瞬間が訪れようとしています。

腰振りのギアを上げラストスパートをかけます。

「お゛っん♡す、き゛ッ…♡すき、ち◯ぽすきぃッ♡♡イクっあッ…イ…くぅう♡♡ふたなりち◯ぽミルクでるぅぅ!!♡♡」

パキンッ!

リングが砕け散ったその刹那、極限まで膨張したおち◯ぽの奥から、何十日も溜め込んだ濃厚な濁流が込み上げ、決壊します。

ビュルルッ、ドピュッ、ビュルルルルルーッ!!!!

「イ゛グぅぅぅぅうぅぅっっッ!!!!♡♡♡♡」

まるでホースから吹き出した水流の如く、凄まじい量と勢いの精液が反対側の穴から撒き散らされました。

「あひっ♡♡ん゛ふぅ…♡はぁ、はぁ…♡ふ、ふへへぇ♡♡」

涙とよだれと鼻水でぐしゃぐしゃになったアへ顔を晒し、わたしは夢にまで見た射精絶頂の快楽にしばし酔しれていました。

「よくがんばりましたね♡」

「お疲れさま♡」

恍惚の表情で横たわるわたしを見下ろしながら、天使と悪魔はにっこりと微笑んでいました。



―40日目―

あれ以来、わたしは来る日も来る日も擬牝台相手に盛り続けていました。

初めはただおち◯ぽを受け止めるだけだった擬牝台はアンジェロとデモーネの手によって改良され、今では触手を伸ばしてわたしのおま◯こやアナル、キンタマなどの性感帯を責めてくるようになりました。

無機物の反撃に鳴かされ、時にはアンジェロとデモーネに苛めてもらい、食事と睡眠と気絶している時以外ずっとそんな調子で過ごしているうちに、とうとう最後の日になっていました。

射精の回数は、もう覚えていません。

これからわたしはどうなるのか、世界は今どうなっているのか、そもそもヴァルモニカとは何者なのか、わからないことだらけです。

何も知らない純真無垢な幼さや、力は弱くとも決して理不尽に屈しない強い心根は、もはや欠片も残っていないのでしょう。

でも、そんなこと、どうだっていいじゃないですか。

だって、わたしは今、最高に幸せなんですから♡

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