ふたなりリョウギ後日談
とある盛況の居酒屋の店内、店員と客たちの視線を一身に集める娘が一人いた。
その娘は本当に成人なのか疑うほど小柄であどけない顔つきをしているのに、それに不釣り合いなほどに豊かなバストが露出度高く改造された巫女服の胸元を押し上げていて、ほとんど隠せていないも同然のスカートからはむっちりとした太腿が露わになっていた。
「ん〜……ふあぁ…」
娘はいかにも酩酊という真っ赤な顔で眠そうな目つきをして、時折暑がって衣服をパタパタと扇いだり、欠伸をしながら伸びをする。
扇ぐたびに深く開いた胸元から谷間が見え、時には乳輪がチラつく。伸びをするたびに汗ばんだスベスベの腋が惜しげもなく見せびらかされ、芳しい雌の汗の香りが近くの席まで広がる。近くに座っていた男の客は一様に前屈みになっていた。
「お持ち帰り」にこの上ない状況に見えるが、あまりに娘が魅力的すぎるせいか、誰も声を掛けようとはしない。遊び慣れた風の青年も、見目麗しい美少年も、裕福そうなナイスミドルも誰一人、遠慮したかはたまた怖気付いたか遠巻きに見るばかりだった。
「ねえ、お嬢さん」
その膠着を破ったのは、よく通る低い女性の声。
娘が顔を上げて声の方を見ると、スーツ姿で背の高いショートカットの美女が立っていた。娘には劣るが大ぶりのバストと肉付きのいいヒップに太ももで、彼女もまた素晴らしく魅力的な女性だ。
にも関わらず彼女に集まる男衆の視線がさほどでも無かったのは、常連の間では彼女が同性愛者であることが有名だったからだ。
女は切れ長の涼しげな目を柔らかく細めて言う。
「少し飲み過ぎじゃないかしら?」
娘は眠い目を擦りながら返事をする。
「うー…?そうかな…」
その様子から娘が警戒していないことを確信し、女は込み上げる笑みを堪えながら会話を続ける。
「心配だわ…そろそろ終わりにしましょう?酔いが覚めるまで一緒にいてあげるから」
「…そうする。ありがと、お姉さん」
会計を済ませ二人手を繋いで店を出る際、女は店内の男たちに舌を出しながらひらひらと手を振る。
一同の思いは「まぁこれはこれで今夜の良いオカズになるな」で一致した。
「どこかで少し休んで行きましょう。貴女、お名前はなんて言うの?」
「リョウギ。よろしくね」
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数時間後、とあるラブホテルの一室。
「うっ♡うあぁっ♡あ゛っあ゛ぁっ♡」
部屋に満ちる悲痛な色を帯びた喘ぎ声と、甘酸っぱく生臭い臭気。
声の主はリョウギではなく、リョウギをナンパした女の方だった。
リョウギはだらしなく舌を垂らした緩み切った表情で涎をぼとぼとと女の体に落としながら、股間に聳え立つ巨根を獣のような荒々しい腰使いで女に抜き挿ししていた。その瞳は薄暗い室内にあって爛々と妖しく光っている。
突き込むたびに女の腹は尋常では無いサイズのモノに内側から突き上げられてボコボコと波打つ。
「お姉さんっ気持ちいいよ♡お姉さんもボクのチンポ気持ちいいでしょ♡」
独りよがりのピストンではあるが、ペニスのサイズ・形状・硬さ等々の暴力的なまでのポテンシャルにより女には相当な快感が生じていた。
「ひっ♡貴女は何なのっ♡なんでこんなっ♡」
女は美しい顔を半泣きに歪めながら問う。
リョウギはその首を不意に抱きしめ、自らの乳首を女の口に無理やり押し込む。
「むぐっ⁈ん、んむぅぅ!」
「まあまあ♡これでも飲んで落ち着いてよ♡」
そう言って口に含んだ乳首の方の乳房を自らの手で搾ると、甘い母乳が女の口の中に勢いよく流し込まれる。舌に母乳が触れた瞬間、女の体から抵抗しようとする力は抜け、逆に乳首から口を離すまいと体が勝手に動き始める。
「じゅるっ♡じゅうっ♡おいひぃ♡じゅっじゅるぅぅ♡」
夢中になってむしゃぶりつく女をリョウギは恍惚混じりにニヤニヤと笑いながら見つめる。
「アハっ♡ちゅぱちゅぱ上手ぅ♡もっと出ちゃうよぉ♡」
女の口の中でリョウギの乳首が硬さを増し、親指の第一関節ほどのサイズまで勃起する。それに呼応するように母乳の分泌量もますます増え、口に収まらず溢れ始めるほどの異様な量にまで至った。それでも女はどうしても口を離せない。母乳そのものの味も舌に触れる乳首の心地よい感触もその理由だったが、本当の理由はそれらとは別に彼女の気づかないところにあった。その理由を告知すべく、リョウギが口を開く。
「お姉さん、妖怪って信じてる?」
リョウギの声のトーンが少し変わったためか、女の意識も声の方に向いた。
「……?」
「本当にいるんだよ?それでね、ボクは妖怪のお嫁さんなんだぁ♪」
「……」
「ボクの旦那サマはね、子供がたくさん欲しいんだって。ボクも頑張ってるんだけど全然追いつかないんだ。だからお妾さんがたくさん必要なの」
その言葉に不吉な気配を感じたのも束の間、女の心臓と子宮がとくん、と高く跳ねた。
「っ♡んっほぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡」
瞬間、女は背中を仰け反らせて果てた。心臓が早鐘のようにばくばくと脈を刻み始める。
「効果が出始めたね♡ボクのお乳スゴいんだよ?飲んだだけでとってもえっちな気分になって旦那サマの赤ちゃん授かる準備も出来るんだ♡」
リョウギの言葉が真実であることを示すかのように、女の子宮の辺りの肌には淫紋が浮かび妖しく光り始める。
「あう♡何……これぇぇ♡」
「でも旦那サマのチンポは気持ちよすぎるから…先にボクので慣れておこうね♡お姉さん♡」
そう言って舌なめずりをしながら腰を勢いをつけて捻ると、降りてきていた子宮に抉り込むような一撃が加えられる。
「いぎぃぃぃぃぃあぁぁぁぁぁぁ♡♡♡」
女は金切り声に近い喘ぎ声を上げる。
「ふおぉぉぉぉ♡♡♡♡♡本物マンコやっぱりイイっ♡♡♡おほっ♡ほおぉっ♡」
リョウギの方も無様なオホ声を上げながら盛んに腰を振りたくる。
「やめっ♡やめへぇぇ♡わらひのお腹っ♡ぐちゃぐちゃにしないれぇっ♡まんこ耕さないれぇぇぇぇぇっ♡♡♡♡♡妖怪の赤ちゃんなんてやらぁぁぁっっっ♡♡♡♡♡」
感じまくりながらも悲痛な調子で許しを乞う女。
しかしリョウギは聞き入れない。というより聴こえていないというべきか。
「おぉぉぉっ♡♡♡♡♡ヤバいヤバいヤバいっ♡♡♡イきマンコぎもちいいぃっ♡吸い付くっヒダヒダ引っかかる♡♡♡♡クリチンポもってかれるっ引っこ抜かれるぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡中身全部コき出されるううううう♡♡♡♡♡♡孕ます孕ます孕ますっ絶対孕ませてやるっこのドスケベ穴ぁぁぁぁ♡♡♡♡♡♡♡ナンパレズまんこ返り討ちにされて孕めぇぇぇぇっ♡♡♡♡」
「いやあぁぁぁぁぁイっぐうぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
どくんどくんどくん!女の中でリョウギのそれは凄まじい勢いで爆ぜた。
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「あはは…ゴムつけてたの忘れてた…よかったぁ、最初に孕むのはご主人様の仔じゃないとね」
リョウギはコンドームをつけたペニスを女の顔の上に乗せたまま照れくさそうに笑った。ゴムはあまりの射精量に弾力の限界が近そうな様子だ。
女は朦朧とした様子だが舌は彷徨うように竿に触れ、舐め始めた。
「お姉さんやっぱりスケベだね♡ナンパ待ちしてまで釣った甲斐があったよ。元から女の人なら性転換させる手間もないし」
リョウギはゴムを外し、中の精液を女の顔に垂らす。その雫が女の口に入ると、含まれる霊力がまた一歩女の身体を開発していく。
「ご主人様が来るまでもう少しあるから…それまで二人で遊ぼっか、お姉さん♡」
終