ふたなりリョウギ再敗北

ふたなりリョウギ再敗北


R-18


その妖怪が姿を表した瞬間、リョウギの体は凍りついたかのように強張った。

「お前は…倒されたはずじゃ……!」

「リョウギ…探したよ」

その顔も、広がる無数の尻尾も、立ち上る霊力も、語りかける声も、漂ってくる匂いも…全てにおいて紛うことなく、その妖怪は2年ほど前に彼女を打ち破り辱めた張本人だった。

妖怪はその狐のような面を歪めてリョウギに笑いかける。

「今夜は思い切り再会を祝おう」

芝居がかった口調でそう言いながら徐に距離を詰める。

「うぁ…あぁ……!」

リョウギは膝から力が抜けてへたり込みそうになるのを必死に堪える。

しかし、この全身を襲う痺れのような感覚は恐怖によるものではなかった。さりとて怒りから来るものでもなく…。

(この、ニオイ…っ…♡)

…リョウギは発情しかけていた。今の彼女の身体は性器はもちろんほとんど全身がこの妖怪に手を加えられていて、嗅覚に妖怪の雄の香りを捉えただけで乳首は主張し、股は涎を垂らし始めるように壊されている。

(ダメ、ダメだっ…!ボクは、今度こそ……っ⁈)

自らを奮い立たせようとする彼女を嘲笑うかのように、妖狐は悠然と且つ瞬く間に背後に回った。彼女の首に手を回し、顎をそっと掴む。

「とびきり可愛がってあげるよ」

「ひっ………」

尻尾が左右から揺らめきながら伸びてくるのを、リョウギは怯えた表情で横目に見る。

(抵抗しなくちゃ…!アレをされたらもう終わりだ……!)

慌てる心を他所に体は竦んで言うことを聞かない。わずかに身を捩るのが精一杯でいるうちに尻尾のうち2本が腕を頭の上で縛り上げる。滑らかな腋を見せつけその豊満な肉体を全身余すことなく強調するポーズになる。

別の2本が衣服の胸元をはだけさせると、両の乳房を絡め取り根元から絞り上げた。

「っんひぃぃっ♡おっぱいぃっ♡♡♡」

火花が散るような勢いで母乳が迸った。甘い香りが辺り一面に広がり、冷や汗にまみれた腋からの濃密な雌の匂いと混ざった。

乳房の中で電気が弾けるような感覚がする、それだけで甘イキに達するほどにリョウギの乳肉は淫らな被虐肉塊に調教されていた。

「うぎっ♡あ、あぁぁ…ちから、はいらにゃっ………♡」

単なる快楽責めではない。母乳とともに霊力までもが搾り出されていた。かつて受けた調教の爪痕だ。天性の術師として人間離れした霊力量を誇るリョウギだが、胸を搾られるとその潤沢な霊力をバケツを返すような勢いで放出してしまう体質に作り替えられていた。

体幹から力が抜け、立っていられなくなる。姿勢を保とうと僅かにもがいた足は意味を成さずに力無く空を掻き、尻尾と妖狐の腕に宙吊りにされた形になった。

「あっ♡あっ、あーっ?♡♡♡」

目を見開いて舌を垂らし間の抜けた呻き声を漏らすことしかできないリョウギを更なる責めが襲う。母乳まみれになった乳首と乳輪を、別の尻尾が拭うように刺激し始めた。

いや、拭うという形容は適切ではない。尻尾の動きに沿って、母乳は拭い去られるどころかますます盛んに噴き出し始める。擦れば擦るほどに却ってリョウギの乳房は母乳に塗れていく。

「いぎひぃっ⁈ら、りゃめっ♡おちち止まらにゃっ♡♡♡お、おほぉぉ♡」

溢れ出すミルクとともに気力も知性も流れ出ていくかのようだった。意識が明滅するのに反して、身体だけが反射的にジタバタともがく。もがけばもがくほどに巻きついた尻尾がより深く食い込み、締め付けを強める。

リョウギが弱り果てていくのを見るや否や、横で所在なくうろついていた残りの尻尾も一斉に加勢に入る。乳首を上から押し潰しては叩き、乳輪を擽り、腋の側から包むようにつつく。尻尾が弄ぶたびに乳房はいやらしく形を変えつつ、絶えず母乳を噴き出し続ける。乳首はじわじわと勃ちあがっていき、ますます格好の的となっていく。

「やめひぇっ♡やみぇっ♡たしゅけひぇぇっ♡おっぱいゆるしてぇぇぇっ♡♡♡♡」

命乞いに満足したのか、妖狐は限界まで勃起した彼女の乳首を最後は手で直接、折り曲げるほどの勢いで乱暴に絞め上げた。

「いっぎゅぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡いだいのにイぐぅぅぅ♡♡♡♡でりゅでりゅでりゅ♡♡♡♡♡あたまもおちちもからっぽになりゅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡♡」

リョウギの身体は最後の力とばかりに一際激しく母乳を噴き上げながら痙攣する。まるで体内で暴れ狂うミルクの奔流に身体が揺さぶられているかのようだった。

しばらくの後、リョウギは糸が切れたようにがくりと首を項垂れる。

「あ…あぅ……あうぁぁ………」

霊力をあらかた吐き出し切ってしまったようだ。そのリョウギの股間に妖狐の指が伸べられる。

「まだだよ。こんなところでへばってもらっちゃ困る」

「むぐっ…じゅる、じゅう…」

妖狐は母乳の染み込んだ尻尾をリョウギの口に押し込み、無理やり吸わせる。枯渇した霊力の数十分の一程度が彼女の身体に戻された。瞳にほんの僅かに光が灯るが、それはすぐに焦りと恐怖に塗り潰される。

(っ!逃げっ、逃げないと……!次はきっと……や、ヤだぁっ……!)

せっかく力を戻されたのに抵抗を選ばないのは打ちのめされて弱気になっているからではない。それが温情ではなく次なる責めの布石に過ぎないことを理解しているからだ。そしてその責めが他の責めと比べても彼女の心を最も深く傷つけるものだからだ。

しかし戻された霊力は逃亡が叶うには足りず、無情にも妖狐の指はリョウギのスカートを掴み、その裏に潜り込んだ。そのまま褌をずらし、隠されていた秘部に触れてしまう。

指が撫ぜたのは割れ目ではなく、そのそばで熱を持つ陰核…でもない。陰核のあるべき場所にあったのはペニスだった。親指ほどのサイズで仮性包茎のそれは、これまたかつての調教の中で改造されたものだ。

「やだっ!やだあぁ……!」

駄々をこねることしかできないリョウギを無視して皮の隙間に指を差し入れ広げられると、生臭く甘い香りがムワァと音がしそうな勢いで立ち上る。

匂いと共に皮の隙間からは白い粘りがゆっくりと垂れてきた。リョウギは乳房を嬲られ果てた時に同時に包皮の中で射精してしまっていたのだった。

妖狐は指に精を絡め、リョウギの亀頭を皮を被せたままでくちくちと刺激し始める。カリを摩り、尿道を引っ掻き、皮をずるずると滑らせて絞り上げる。

通常の陰核と同等の神経細胞の密度を保ったままに陰茎のサイズに肥大させられたそれは、凄まじい快感を彼女の脳へと伝達する。

「んほっ♡おぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡♡♡」

リョウギは口を窄めて情けない声をあげる。竿は瞬く間に膨張し、30cm近い巨根というその本性を表した。

「おやおや。あまり丁寧にお手入れしていなかったようだね」

妖狐が指摘するように、竿にはべっとりと恥垢が付着していた。"生やされて"しまった悍ましさと恐怖心で、この逸物をリョウギ自身忌避し続け最低限の手入れしか行っていなかったからだ。

恥垢にまみれたそれを妖狐は嫌な顔一つせず口に含み、くまなく舐る。

「ひうっ♡ふあぁぁ……♡」

狐らしいザラザラの舌は心地よい刺激をもたらすが、これは前戯ですらない。単に陰茎を洗い清めるための行為だ。

妖狐の口から解放された時にはこびりついていた恥垢は跡形も無く、そこにはくすみ一つない薄桃色の肉の鉾が先走りと妖狐の唾液でてらてらと光っていた。

予想外に優しい責めに油断したのか、リョウギは涙目になって肩で息をしつつも少し落ち着いた様子に見えた。

妖狐はその彼女をどん底に突き落とす言葉をかける。

「……リョウギはこれが好きだったよね」

差し出した手に握られていたのはちょうどリョウギの竿よりほんの少しだけ長く太い、肉の質感をした触手の管。

「……い……い…いやぁ……!」

リョウギは一転弱々しい表情になり、子どもがするようにイヤイヤと首を振った。別の形容をすればそれはまるで追い詰められた草食動物のような、今にも泣き出しそうな顔だった。

「遠慮しないで…好きなのは知ってるんだからさ」

妖狐はニヤニヤと笑いながらリョウギのペニスに管を被せ、霊力を込めた指で側面を軽く叩いた。その瞬間、管はおどろおどろしい水音をさせながら吸引と脈動を始める。触手は最下級クラスの妖怪を改造した肉製のオナホールだった。

じゅぼじゅぼ、ぎちぎち。そんないやらしい音の奥に隠れて、ぞりぞりという肉と肉の擦れる音。

「お゛っ♡おぉぉぉぉ♡♡♡♡♡♡♡♡」

触手の立てる音をかき消すほどの絶叫だった。

リョウギは力を奪われたことで最早まともに動かせないはずの腰をたどたどしく動かし始める。へこへこ、へこへこと情けなく、訳のわからないことを口走りながら。意識がチンポに集中し混濁しているのだ。それほどに触手オナホの具合は抜群だった。内側の微細な襞が竿全体をこそぎ上げ、ぎっしりと詰まった神経に暴力的な快感の激流を叩き込む。

その激流に駆り立てられるように鈴口から勢いよく種が迸り、管の向こう側へと放物線を描いて飛び散る。

先の改造によって母乳同様に精液にも霊力が溶け込み同時に搾り出されていく。吐き出せば吐き出すほどに身体は妖怪への抵抗力を失い、より敏感に快楽を受容するようになっていった。

「おんなのこじゃなくなる♡チンポに脳みそのっとられりゅうぅぅ♡♡♡孕めっはらめぇぇぇ♡♡♡♡♡」

自分で言う通り、それは最早年頃の少女のしていい行動では無かった。彼女が魅惑的な肉体を持つ可憐な美少女だということを

加味しなければ、いや加味したとしても、その有様は盛りのついた猿のそれと呼ばれて何らも反論出来ないだろう。

そもそも乳房に陰核にと身体をこうも改造された時点で傍目には彼女は普通の少女では無い。しかし、こうして無様に腰をヘコつかせるのは彼女にとって"女の子"としての最後の一線だった。それを踏み越えさせられた今、リョウギの心は完全に折れてしまい、数年前の敗北の時と同じく妖狐に屈服し奴隷妻として生きることを受け入れるに至った。

「いいや、リョウギは素敵で可愛い女の子だよ……っと!」

妖狐は満を辞して背中側からリョウギの秘裂に自身を突き込みながら、彼女の体を床に押さえつけた。

猛々しくいきり立っていた彼女の竿は真っ直ぐのまま身体の下敷きになった。亀頭がちょうど臍の辺り、子宮の辺りに敷かれる。

自分で腰をへこつかせる代わりに妖狐のピストンが早漏マゾ雌チンポを二人分の体重で床に擦りつけ押し潰す。触手が無ければ擦り切れてしまうのではないかと思うほどの激しさだった。

びゅくびゅくびゅくっ!刺激に耐え切れず、リョウギのペニスが勢いよく吐精する。

同時に、射精の悦びに打ち震える亀頭が肌の上からバイブのように子宮を刺激する。妖狐のものと二つの巨根に挟み撃ちにされた子宮もまた、一瞬にして絶頂に達した。

「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁーっ♡♡♡♡♡♡こわれるっこわれりゅ♡♡♡♡♡♡♡ちんぽも子宮もぶっこわれりゅぅぅぅ♡♡♡ぶっこわされながらイぐぅぅぅぅあぁぁぁぁ♡♡♡♡♡♡♡」

「おっと、こっちがお留守だった」

乳房に再び尻尾が襲いかかる。磔にするように押さえ込み、乳首が硬い床にぐいぐいと押し付けられるようにして放さない。

「いぎあぁぁぁ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡おっぱいイぐぅ♡♡みじめに尻尾でふんづけられてイぐぅぅ♡♡♡♡♡マゾ乳イジメありがとうごじゃいましゅうぅぅ♡♡♡♡」

リョウギは泣いているのか笑っているのかわからない引き攣った表情で叫ぶ。叫べば叫ぶほど、自分が置かれた惨めで無様な状態を自覚すればするほど、一層快感は強まり彼女を苛む。

リョウギが何度目かわからないほどの射精に至ろうというその時、妖狐は囁く。

「射精すよリョウギ!受け止めて!」

やっと。彼女はそう感じた。陵辱が終わるという意味でなく、主人の子種をようやく受け取れるという意味で。

「あ゛っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

…放出の瞬間、それ以上の言葉は出なかった。彼女が吐き出した精より、噴き出した母乳より何倍も多量で勢いを持った流れが子宮を襲った。

「〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡」

リョウギはぐりんと白目を剥きながら、声にならない声を漏らしながら今日一番深く達した。膣が激しく収縮し、同じリズムでペニスが脈打った。

身体は電気に打たれたかのように弓状に反り返り、腹の下敷きの竿へ更に体重をかける。押し付けられた身体の下の隙間から二つの白色が波のような間隔を持って流れ出てくる。


しばらくの余韻の後、妖狐は剛直を挿し入れたままでリョウギの身体を仰向けに返した。

胎の内側で妖狐の胤がリョウギの子宮を埋め尽くし蹂躙するのを横目に、彼女が無様に吐き出した精は誰にも受け止められることなくべっとりと自らの下乳と腹を汚している。精液の匂いには、もはや霊力の香りは欠片も混じってはいなかった。防御力を完全に失った子宮が妖怪の子種に抗えるわけもなく、確実に受精したはずだ。

まだ余韻アクメの中にいるのだろうか、触手は最早振動をやめているのにリョウギのペニスは不規則にびくんと跳ねながら白濁を噴き出す。その飛沫が彼女の頬にかかり、一層の淫らさと無様さを演出した。

「あへ…えへへぇ……♡」

気を絶したリョウギは自分がどんな有様かも知らずに甘えた声でうわごとを漏らし続ける。

もっとも、意識があったとしても彼女は自分の無様など気にしていなかったことだろう。リョウギは今度こそ狐のつがいとして生きることを心から受け入れたのだから。

その顔は、この上もなく幸せに見えた。

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