ふたなりある×イオリ冒頭
「あぁ、もう、なんだったのよ……」
シャーレでのお仕事を終えて、一人で便利屋のオフィスに帰ろうとしていた私。
その途中のこと。
風紀委員の生徒たちに遭遇。
便利屋からの距離は遠く、かといってシャーレまでも遠い。
その場での戦闘を余儀なくされた私は、もう暗くなった街中でため息をつく。
「……今日は何もしてないわよ」
その視線の先。
最後まで私に食らいついた風紀委員銀鏡イオリを見下ろす。
「……ゲヘナの地区にボロボロの風紀委員転がして帰るのはまずいわよね」
私が彼女たちと距離を取り続けたおかげで、今回の戦闘範囲はかなり広くなっていた。
彼女以外の……言ってしまえば、戦力として一段落ちる子たちは、結構離れたところに転がっている。
流石に時間がたったから誰かに助けられてるとおもうけれど。
こっちはそうはいかない。放置していたら、ほかのゲヘナの子たちに、どんな目にあわされるか
「ほら、おきなさ……」
そんな風に声を掛けようとして、私は見てしまった。
戦闘のせいでボロボロになった彼女の姿。
制服も、ソックスもところどころ破れて、彼女の褐色の肌がちらちらと見える。
……普段であれば、別に何ともなかった。
けれど、今日はシャーレに行くから、前日のえっちがお昼のムツキとの一回だけだったし、今朝なんて一回しか抜いてない。
「っ……♡」
自覚してしまえばもう止まらない。
私のふたなりは、スカートを持ち上げてその存在を主張し、テントを作ってしまう。
「……そう、……これは、深追いして、負けたこの子が悪いんだから」
そう、最悪なハードボイルドらしくない言い訳をしながら、私は彼女の秘部へと熱くなった肉棒をあてがった