ねむい
「ねむい…」
「どうした?シャンクスのぬいぐるみ抱えて」
ぼくがつくったゆるふわしゃんくすぬいぐるみだ
にとうしんだ
「ねむいのー」
「寝ればいいじゃねぇか」
いや…ねたくない…せっかくとれたやすみだもん…
「まだ…ねたくないの…」
「そっか、じゃあおれとお喋りでもするか?」
「そうする…」
るふぃとするはなしなんざぼくのぐちかむかしばなしだけだ
「膝枕してやる、こいよ、ウタ」
「だれにむかってそんなくちをー」ムスッ
ぼくとくゆうのてれかくしだ
ほんとうはすごいうれしいのだ
「嫌…だったか?」
「そんなことない…よろこんでひざまくらされるよ」
「ウタも素直になれよなー」
まえにぼくはよってるときはすごいすなおになるってきいたことがある
「がんばる…」
「おう、ウタ、頑張れ」
「きのうね、ひどかったんだよ」
「お?」
「きのうでんしゃでね、ほくのことちかんしてきたんだ」
ゆるせない、そのひとはぼくだとわからなかったからやったそうだけど、ひとでたいどをかえるってなに!あと、ねぇ…っいってたのがさいこうにむかついた
「そ、それ、どうなったんだ?」
「しんせつなひとがたすけてくれたよ」
かっこよかったなぁ…あのひともおんなのこだったのに
UTAに痴漢するとは、いい度胸してるでありんす!ねェぺーたん!!!
って、ぺーたんくん?はこまってたけど、しょうじきたすかったよ
「そうか…やっぱりおれも付き添うか?」
「いや、るふぃのことがばれるのはまずいからね、えんりょしとくよ」
「そうか…おれは心配だけどな…」
るふぃはしんぱいしょうだなぁ
「そろそろ寝るか?」
「るふぃはぼくをねかせれるかなぁ?」
しょうはいはみえているこのしょうぶ、うけてたつぞ
「ウタはこれに弱いんだよなぁ~♪」アタマサスリサスリ
「うぅ~ずるいぞぉ…るふぃ~」
ここちいい、このままめをとじめしまおうかってきもちになる
「~♪」サスリサスリ
「うたうのもずるいぃ~かてないよぉ~」
まぶたがおちてくる、しかいがまっくらになる
「んぅ…」
まどろんでは、めをあける、でもそろそろげんかいみたいだ
「スゥー…スゥー…」
「おやすみ、ウタ」