とうらぶの長義の話

この記事はかつ丼さん主催「かつ丼とカレンダー」への寄稿文です。

https://adventar.org/calendars/6314

普段自分の頭の整理のためにブログを書いているので、人に見せるために文を書く難しさに怯えています。今年もお世話になりました。宣言通り今一番関心のあるとうらぶの話をします。ただ語っているだけ。

とうらぶ >>刀剣乱舞

https://pc-play.games.dmm.com/play/tohken/

10/15　Twitterより

膝丸にプロポーズされる夢見たので本丸に帰ります

なんで突然膝丸だったんだろう とうらぶ関連の夢を見たのもたぶんこれが初めてだし はにかみながらも超スピーディーに指輪嵌められて｢受け入れてくれるならこの指輪をこう…入れ換えてくれ｣みたいなことを言われて膝丸の右手に嵌まってた指輪をガッツリ手を添えられながら左手に付けた 夢だ

もはや何でそんな夢を見たのかも分からないし、特に分かりたくもないですが、ともかくとうらぶ再開しました。とうらぶの良いところは、やればやっただけ結果がキャラのレベルやデイリーミッションクリア報酬としてちゃんと蓄積されるところですね。サボっていた期間の分を埋めるようにちまちま進めています。

今さら、かつて読み流していたテキストもちゃんと読んだり、モデルになった刀の来歴も調べたりして、しばらくとうらぶジャンルにいる…かもしれません。明日のことは誰にも分からない。やっぱお気に入りは聚楽第（イベント名。1590年の聚楽第に北条氏政がいるとかいうホラーイベント）。既に一回復刻していますが、またやりたい。イベ限男士が推せるんですよ～。

銘本作長義天正十八年庚寅五月三日ニ九州日向住国広打長尾新五郎平朝臣顕長所持云々

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E4%BD%9C%E9%95%B7%E7%BE%A9

北条氏政の家臣・長尾顕長は下賜された刀・上記の本作長義、あんまり綺麗なので腕のいい刀工・九州日向（堀川）の国広に頼んで写し（モデルをリスペクトして刀工の味で作る刀。有名絵師に頼んだ公式公認FA的なもの）の山姥切国広（刀工の代表作と言われるくらいめちゃ出来のいい文化財）を作らせ、ついでに銘も彫って貰ったようです。

平民は苗字を持たなかったんだっけ～とか、天正18年の5月って小田原征伐の真っただ中だな～とか、写し君（山姥切国広としてとうらぶ実装されている。わたしの本妻）が「長尾顕長」と諱を呼び捨てているのは持ち主より刀様の方が偉いからなのか、現代風の呼び名に合わせてくれたのかとか、もはや銘だけで妄想が広がります。

というか銘を刻んだ刀工がマメ過ぎて5Wが全部本人（刃）に書いてある。すごい。このマメな刀工が堀川国広。山姥切国広を始めとした戦国時代以降の新刀の祖となる超有名な人だそうです。本人の性格上記録もたくさん残っているために、後世まで名前と仕事が伝わりやすかったのも大きそうです。

綺麗な写しの見た目は本歌のものだからこそ「綺麗」の褒め言葉は本人を素通りしていたとか、本歌がいなければ写しは存在しないが「有名刀工の傑作の本歌」でなければ今ほど価値や美しさで名を馳せなかっただろうとか、二振りの事実関係を幾重にも絡んだ複雑な人間関係に落とし込んだ…悔しい…ニトロプラスやるじゃん…的な萌えを見出しています。あと単純に顔と声とキャラクターが好き。丁寧を装う激情持ち男は良い。このキャラのことを最初に「南北朝ヤンキー」と呼んだ人は誰なんだ。センスある。

山姥切長義の近侍曲（公式でイベントアイテムと交換できる専用BGM）も無事手に入れました。神曲と名高い聚楽第ボス戦BGMに近い感じなのではと噂されていましたが、誰でもない、本歌山姥切の音がして嬉しかったです。

壮大華麗、気高い突き刺すようなマイナーコードと軽快なリズムで楽し気に、軽やかに死を与えている。メイン楽器はバイオリンで、笛でアクセントを入れつつ、最終的にエレキでぶちかましてくれる奔放さも好き。楽器数もですが、一単位時間毎に鳴る音数が多いので、特別華やいで聴こえるのかも知れません。

印象的な笛のメロディ＝堀川国広が写しとった部分＝国広の曲のメインメロディ　なので、良く出来ているものです。長義っぽいメロディで国広の曲が始まるの、「分かってる」。強い。でも「本作長義のメロディ」は恐らくそこではなく20秒くらい（2:12も）から始まるあの旋律なんでしょうね…。

結局気に入った刀は沢山使ってしまう。そうして今やかなり実装の遅かったはずの長義もカンストしてしまい…。とりあえず他刀剣のレベリングをしながら節目になるステージクリアや、各イベント２セットくらい報酬で貰えるレベルキャップ外すアイテム集めが当面の目標ですかね…。ポケモンで言うところの「進化」にあたるもので、まあ、何となく目指します。（進化前の方が好きとか、いろいろ悲喜こもごもはあるようです）

来年長義の極（上記で「進化」と喩えたもの）が来たら一人で祝杯上げます。絶対。

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これから実生活が最繁忙期を迎えます。最近やけにメンタルの安定しない上司のわがままに振り回されながらも、こんな感じで現実から目を逸らしながら来年も息しているのでしょう。結局本質は変わらないもんです。

ただ書きたいことを連ねただけの駄文をお読み頂き、誠にありがとうございました。もし生きているときに機会があれば、お酒でも飲みに行きましょう。

かにめーる