というわけで天音お姉ちゃん先生とビナーくんがダベってるだけの怪文書供養しますね
「はぁ〜〜……」
“すごい大きいため息だね。どうしたの?”
「……元に姿に戻る目処が全然立たない」
“あー……”
「トリニティからは有益な手掛かりなんて出なかったし、ゲヘナは温泉だとか美食だとか風紀だとか揉め事ばかりで探せる気がしなかったし」
“ミレニアムは?すごいブレスレットがあったって言ってなかったかしら?”
「一時的に全盛期の姿になれるっていうあれのこと?全然ダメだったよ」
“え、なんで?”
「……確かに元の姿に戻れそうな感じはしたさ。でも、途中までだった。あと少しってところでブレスレットが外れてさ……装着できなきゃ、そもそも効果がなかった……」
“それは…盲点だったわね”
“そのブレスレットはどうしたの?”
「使えなかったからエンジニア部にそのまま返したよ……はぁ…いつになったら元に戻れるんだろ……」
“…………”カチカチカチカチカチカチ
「……険しい顔して何やってんだよ」
“んー……モモイちゃん達が作ったゲーム……難しくて”
「あーミレニアムの何もしてない奴らの……」
“なんか『来たッ!感じたぞッ!『位置』来るッ!!!』ってモモイちゃんが突然奇声あげて書いたシナリオのゲームらしくて……(あと知り合いに似てたし)”
「こわ」
“アリスちゃんに『すごいですよ先生!神ゲーです!』って言われて渡されたのよね”
「断れよ」
“あんなキラキラしたお目目の無垢な子からのプレゼントを断れるわけないじゃない!ユウカちゃんだってそうよそうよと言っている気がするわ!”
「お前らのそういうとこ普通にきついし怖いわ」
“あ、そうだ(唐突) ビナーをやってみない?難しくてけど以外と楽しいわよ。アクションゲームなのに爽快感ゼロだけど”
「それ聞いてやろうと思ってんの?」
“そっか……あーでもそうよね……ビナーゲーム下手だものね……アリスちゃんとネルちゃんとスマ○ラしてて一人だけボロ負けだったもね……それじゃ仕方ないわね……”
「はー?できるがー?下手じゃないがー?やってやろうじゃねぇかよこの野郎!」
「………」
⎛ಲළ൭⎞<……
「これなに?」
“なにって……特大ペロロぬいぐるみ(180cm)よ?かわいいでしょ?”
「そうじゃねえ!こんなデカいのどこから持ってきたんだよ」
“そう、あれは肌寒い冬の夜の頃……より具体的には昨日の夜、ゲヘナにイオリちゃんの足を舐めに行ってジュリちゃんのパンちゃんの観察絵日記をつけてヒナちゃんに怯えてシワシワになってたカスミちゃんにネオジェネリック般若心経(8bitアレンジver)を読み聞かせを
「長いさっさと言え」
“ブラマで見つけてつい買っちゃった”
「バカがよ」
“だって可愛かったんだもの!あと一つしかなかったんだもの!”
「いくらしたんだよこれ」
“……××××××円”
「本当にバカなんじゃねえの?」