とある戦いにて
「あいつ雑魚かったなぁ。さて、次は何処に行こうかなぁ」
他の魔法少女との戦いを終え、核を握り潰しながら考える。
私の魔法は『武器創造』まさに最強の能力!
この戦い私の圧勝でしょ
「お嬢さん。下手だね」
いきなり背後からの声に驚き、咄嗟に距離を取る
振り返ってみると鎖を巻き付けた幼女だった
「なんだただのガキか。魔法少女だろうけどステッキ渡してくれたら殺しはしないよ」
「....貴様弱いな」
「あ゛!?今なんつったこのクソガキ!」
「弱いといったのだ。貴様の魔力のその練り方が、魔法の練度が組み方があまりに悲惨で弱いと言っている」
「死ね。このクソガキがっ」
私は大量の武器を空中に生み出しクソガキに一斉に打ち込んだ
「やれやれ。最近のガキは気が短い。あのバカ弟子でも少しは耐えたぞ」
そうクソガキが言うと、自分に巻き付いてる鎖の両端を持つとそれを振り回し自分に当たりそうな物だけを弾きあまつさえこちらに返してくる
「くそ。なんでフェイントも混ぜてるのに分かるんだよ!」
「簡単なこと。魔力の流れや殺意。そういった物を感じ取ればいいだけのこと」
「あのダメなバカ弟子でも出来たのにできないのか。最近の奴らは。身体能力増強魔法に頼っているからそうなる。典型的なパターンだな」
「くそくそくそ。私がこんな所で死んでたまるk...ぐっ」
あのクソガキが私が射出した槍をこっちに弾いて何か一言呟いたら一気に加速しやがった。くそっ左肩が持って行かれた
「ごふっ加速させるのがてめぇの魔法か!」
「まさか。こんなもの魔法ですらない。勉強し、練習・特訓すれば魔力があればだれでも使えるたった1小節の簡単な加速魔術だよ。貴様程度魔法を使うまでもない。」
魔術?なんだそりゃ。それじゃまるで
「『魔女みたい』か?顔に書いているぞ。あぁそうさ。私は旧くから存在している魔女さ。お嬢さん?そら、今度は何を返してやろうか。その魔法の欠点は作った武器はすぐには消えないことさ。」
くそ、的確に打ち込んできやがる。くそ、これを打開する方法h
「戦闘中に考えていることを悟られては落第だよ」
今度は核を的確に貫きやがった!
あぁ。分かる。これは助からない奴だ。
「...畜生。勝ちたかったなぁ。お前の病気治せてやれなかったごめんなぁ〇〇」
「...一人脱落か。『~~~』せめてもの選別だ。受け取れ」
そして魔女が去った後には一人の死んだ魔法少女とその周りに囲むようにある花畑だけであった。