とあるオペレーターの発言記録
一般ドクターの内なるモブオペレーター注意 だいぶ癖が強いし性癖とかそういう問題じゃない気がしてきた
だって、ずるいじゃないですか?私も彼女くらい強いオペレーターだったら同じ事しますし、同じ事したいと思っているオペレーターも沢山いると思います。ドクターを抱えて走って、体温鼓動衝撃で漏れるうめき声を感じたいオペレーターなんて私だけじゃないでしょう?
前後の経緯はさておきドクターを抱えて走るなんて絶対にドクターを守るっていう自信がないとできませんよね?本当にずるい、羨ましい、憎たらしい。
けど、本当に羨ましくて羨ましくて。俵担ぎだったらちょうど耳の横にドクターが居て、ドクターの音を聞き逃す事はないですから。あ、でもやっぱり私は脇に抱えたい派ですね。だって私でも抱えられるドクターってこんなに可愛いんだって、わかるじゃないですか?
ドクターはドクターであんなに信頼しきって身を委ねてますし、ずるいったらありゃしないですよ。普段私達を指揮する時はあんなに神々しく見えるのに、ぬいぐるみみたいに担がれている姿は本当に可愛いくてずるいです。なのにそんな可愛い姿を見る事ができるのはごく一部だけだっていうのが酷いです。
それにしても、今回ドクターはイェラグに出張なんですか?あーあ、ドクターがいないロドスなんて神のいない神社みたいなものですね。ええ、そうです、ドクターは私の畏敬する神様なのです。ドクターが言うなら喜んで捨て駒になりますし、私が何かの企業のトップなら喜んで全て差し出します。ドクターの事、信頼してますから。…え?それは盲信ですって?あはは、案外間違ってないかも。
…ああ、大丈夫ですよ。私はあくまでモブでしかないって理解してますよ。ドクターの指揮で配置について、作戦が終わればドクターから労いの言葉を貰ったり逆にドクターに軽口を叩くようなキラキラしてるエリートなオペレーター様になんてなれませんから。昨日カフェでコーヒーの話をしたフェリーンの男性も、さっき食堂で相席になったペッローの少女も、私の名前なんて知らないでしょうからね。まあ仕方ないですよ、私だって彼らの名前知りませんし、知る機会もないですから。自分のやるべきことをやる、それがドクターに還元されれば満足なただのモブですから。ていうか、ドクターだってこんなモブの事覚えてませんよーだ。
ところでなんで録音してるんです?何に使うんですか? ちょっとあの、なんか言ってください!!