たかワイその3
2回戦目に突入する前に、俺はあるものを取りに行った。
それは媚薬だ。烏丸がくれたものでこれを飲めば理性が吹っ飛ぶらしい。
そして2人きりでいる時はお互いの身体に塗る。これで何回もヤれるのだ。
「高嶋さん、これ飲んで。」
俺は小瓶に入ったピンク色の液体を差し出す。
「これはなぁに? 」
「烏丸がくれた媚薬だよ。これを飲むとお互いに求め合っちゃうんだってさ。」
「ふーん……じゃあ飲むよ……」
高嶋さんはそれを飲み干す。するとすぐに効果が現れた。
「なんだか……頭がクラクラする……それに身体が熱くなってきたかも……」
「俺もだ……今すぐしたい……いいかな?」
「良いよ。来て……」
俺は服を脱ぎ捨てるとギンギンになったペニスを取り出し、高嶋さんの秘部にあてがった。
「入れるぞ……んぐぅ……あぁ……入った。」
「ワイ君、動いても良いよ……私も限界だから……」
「分かった。動くよ……ハァ……ハァ……高嶋さん……好き、大好き、愛してる。」
「ワイ君……わたくしも大好きなの。大好き。」
腰を動かすスピードを上げると快楽が増していく。
「あっ……そこダメぇえ!イッちゃう!!またイクのぉおお!!」
「俺も出そう……中に出してもいいよね? 」
「いいよ。ワイ君なら大丈夫だと思うから……私のお腹の中に一杯注いで欲しいの……孕ませて欲しいの!」
「わかった……出すよ。」
どぴゅーっと音を立てて大量の精子を吐き出すと、それとほぼ同時に彼女も果てたようだ。
「ああぁっ!!!イックゥウウッッ!!!」
ビクンと跳ね上がり、背中を大きく仰け反らせながら痙攣し、やがて脱力してベッドに倒れ込んだ。
荒い呼吸を整えようと深呼吸をしている彼女の顔を見ると涙を浮かべていた。
「どうしたの?痛かった?ごめん……」
「違うよ。気持ち良すぎて泣いたの。ワイ君とのセックスがこんなに凄いと思わなかった。」
「そっか。良かった。」
「ねえ、もう一回しよ?今度は私が上になってみたいの。いい? 」
「もちろん。来てくれ……」
彼女は起き上がると騎乗位の体勢になる。そしてゆっくりと腰を落としていき結合した。
「行くよ。んっ……入ってる。ワイ君の大きい……」
根元まで入れ終わると、こちらを見つめてきた。
「ワイ君、キスして欲しいなぁ。」
俺はその要求に応え、唇を重ねた。舌を入れ込み絡め合うディープなやつだ。
「んむ、ちゅる、ぢゅるるるる、れろ、はぁ……気持ちいい。ワイ君大好き……」
「俺も好きだよ。」
「嬉しい。もっと激しくしてあげるね。」
上下運動が激しくなり、絶頂が近づいてくるのを感じる。
「高嶋さん……♡♡早くしてないか?高嶋さんの膣内、キュンって締め付けてくる……」
「いいの、我慢できないの!!少しでもぐんちゃんの匂いを消したいの!!だからもう動いて良い!? いっぱい突いて!!」
「あぁ、いくぞ。」
俺は高嶋さんを押し倒すと正常位になり、一気に奥深くへ挿入した。
「んあぁっ、いきなりぃ、そんなの無理だよぉ……おかしくなっちゃう……壊れちゃうぅう!!」
「高嶋さん可愛い。」
パンパンと肉がぶつかりあう音が響く。
「あ、あん、激しいよぉ……ワイ君しゅき……ワイ君は私だけのものだから、誰にも渡さないんだから!!」
「うん。高嶋さんのものだよ。だからさっきみたいに嫉妬しないでくれよ?」
「うん。約束する。ワイ君以外とは絶対エッチなことしたりしないから安心して。その代わりワイ君も他の女の子と絶対にエッチしちゃだめだよ?もししたら許さないからね!」
「わかってるよ。浮気なんてしない。俺には高嶋さんだけだから。」
「ありがとう。じゃあ、もっともっと愛し合おうね♪」
「あぁ、わかった。」
俺も限界が近くなってきた。
「高嶋さん、もう出そうだ。中出ししても大丈夫? 」
「いいよ。今日安全日だしいっぱい出して。 ワイ君の子種、全部受け止めてあげるから……」
「ありがとう、出るよ……」
びゅーっと音が聞こえそうなくらい勢いよく射精した。
「あはは、たくさん出たねぇ……♡♡幸せだよぉ……ずっとこのまま繋がっていたいなぁ……」
「まだ出来るよね?もっとしようよ。」
「もちろん。今夜はまだ始まったばかりなんだから。」
「やった!えへへ、嬉しいなぁ。それじゃあ次は私が攻める番だね。覚悟しててよ?一晩中可愛がってあげるから……ふふっ。」
「んぐ、ふぅ、ふぅ…♡ワイ君のが入ってくるよぉ……♡」
「高嶋さん、痛くない?」
「だいじょぶ……もっときてぇ……」
「いくよ。」
俺はゆっくりと腰を進めていった。
「あっ、おっきくなってる。すごい……こんなの入らないよぉ……」
「ごめん。高嶋さんがあまりにも魅力的だったからつい興奮してしまった。」
「謝らなくていいんだよ。だって私はワイ君になら何をされてもいいと思ってるもん。だからもっと好きにしていいんだよ。」
「そうか。じゃあその言葉通り好きにするぞ。」
俺は高嶋さんの足を持ち上げるとそのまま覆い被さり種付けプレスの姿勢になった。
「ひゃあああんっ!?これすごすぎるよぉおお!!ワイ君しゅきいいい!!!」
「あ、ああ、俺も好きだ。高嶋さん、愛しているよ。」
「ワイ君、キス、キスしたいのぉ……♡」
俺は高嶋さんに顔を近づけ唇を重ねた。
「ちゅぱ、んちゅ、ちゅぱ…♡ぶちゅ、ちゅううっ♡」
高嶋さんとのディープキスはとても気持ち良かった。舌と唾液を交換し合う度に頭の中で快楽物質が溢れていくような感覚を覚えた。
「ぷはぁ、はぁ、はぁ、ワイ君、何回目か分かんないけど。早くワイ君のおちんちんで私のおまんこズボズボして?」
「うん。俺もそろそろ限界だから。動くよ。」
「来て、ワイ君、一緒にイこう。」
パンッ、パンッ、と激しく肉と肉がぶつかりあう音が響く。その音と共に高嶋さんの声が漏れる。
「あぁん、しゅきぃ、ワイ君しゅきい、大好きだよワイ君、私をワイ君だけのものにして?」
「あぁ、俺の全ては高嶋さんのものだよ。一生大切にするからね。」
「嬉しいよワイ君、あぁん、お゛おっ♡んきゅううっ♡」
「出すよ。受け止めてくれ!」
どぴゅどぴゅと音が聞こえる程大量の精液が注ぎ込まれていく。
「ワイ君の子種が注がれてるよぉ、孕んじゃう、ワイ君の赤ちゃん出来ちゃうよぉ……」
「これで俺たちの子供が出来たら良いのにな。」
「そうだね。ワイ君に似た男の子が欲しいな。」
「高嶋さん似の女の子がいい。」
「じゃあ二人で頑張って育てようね♡」
「ああ、絶対に幸せにするよ。」
こうして二人の夜は更けていった。
(高嶋さん、大好きだよ。)
(ワイ君、愛しているわ。)
(これからもずっと一緒だよね?)
(勿論よ。)
(じゃあ約束の印をあげる。)
(えっ?)
(大丈夫、痛くしないから。)
(待って、まだ心の準備が!)
(問答無用)
(あぁーっ♡)
「溢れてる……ワイ君のせーしがいっぱい出てるぅ……♡」
「ふう……高嶋さんありがとう。凄かったよ。」
「ワイ君こそすっごく気持ちよかった。またしようね。」
「ああ、次はもっと激しいのをしてあげる。」
「モウ……ワタシノモノダネ!!ワイクン!!」
「!?」
「アハハッ♪ビックリシタノカナ?グンチャンニミラレソウダッタカラカクシテタノ……ゴメンネ?」
「そうだったのか。でも別に見られても問題はないぞ?俺が愛しているのは高嶋さんだけだからな。」
「ワイ君ったらもう……♡」
もう……あの頃の俺は本当に死んだかもしれないちーちゃんのことがどうでもよくなってしまっていた
あの監禁時代から俺は変わっていたかもしれないでもそんなことはどうでもいいんだ ただ一つ言えるのは、今がとても楽しいということだ。この状況がずっと続けば良いとさえ思っている