その後の二人

その後の二人


「ね、サオリ?今日は大人のキス、してみない?」

それは、あくまでちょっとした好奇心、サオリがどんな顔になるのか、どんな反応をしてくれるのか、それが見たかっただけの些細な話。

その、はずだったのに……


「んーっ、んむっ、ちゅ、んぁっ、ちょっと、まっ……」

「ふーっ、ふーっ、ふーっ…!」

今私はサオリの舌に口の中を蹂躙されて全身脱力のへなへなにされちゃってる。

最初は私がリードしてたの、舌を入れて絡ませ合って、舌と舌が触れ合うと感じるピリピリしたような感覚に二人とも夢中になって……結果、それまでその手の知識も経験もなかったサオリが我を忘れて夢中になって私の口の中を貪ってる、両手首を掴まれて抵抗することも出来ずにサオリに溶かされていく……

「んっ…んんーっ!?」

え…今私、軽くだけどイッちゃった?キスだけで?自分でシた時もほとんど経験してない絶頂に私の脳は混乱してサオリのキスをもっと、もっととねだるようになってしまう、サオリの方はどんなんだろう?気持ちよくなってくれてるのかな?その疑問はまもなく氷解した。

「ふーっ♡ふーっ♡……んんっ♡っ!♡」

普段のキリっとした顔が嘘のようなとろんとした顔で幸せそうに私を見ているサオリ、そんな姿を見ていると今度は私が我慢出来なくなって……♡

「ほら、もう一回だよ☆」

「待てミカ、今は体が何か変でぇ♡」

「同じ状態の私に気づかずにキスに夢中になってた罰だよ、大人しく口の中くちゅくちゅされて気持ちよくなっちゃえ♡」

「そ、そんな…んむぅ♡…ぷぁ♡」

ふふ、可愛い♡それじゃ、本格的にイッちゃえ☆

コハルちゃんに見せてもらったえっちな漫画(コハル的にはセーフなレベルの模様)の通り大事なところに手を伸ばして……これピッチリタイツだったんだ、普通にパンツスタイルかと思ってたよ、こんなえっちな格好を無垢な幼女精神にさせるなんてやっぱりアリウスの教師はロクなやつじゃないね!

とにかく、タイツ越しでもわかるくらい濡れちゃってるそこを指で擦って刺激してあげると普段からは想像も出来ないいやらしい声で鳴いていた。

(これが、サオリ…?)

凛々しくてカッコいいリーダーはここにはいなくて、魔女の指に情けない声をだしてよがり狂う哀れなメスが一匹いるだけ…♡

興奮した私とサオリのまぐわいは、このまま朝まで続いてしまったし、これからもまたやろう?そう聞いた時、サオリの中のナニかが切れた音がきこえたような気がした。

ね、サオリ?明日からも二人だけの秘密の遊び、続けちゃおったか♡


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