その他派閥のリーダーではない子達2
・ゲヘナ支部
ゲヘナ支部長
帰宅部部長(自称)のゲヘナ3年生。
一見ノリが軽く考え無しに見えるが、世話焼きで仲間思いな性格。支部員からもなんだかんだで慕われている。
破天荒なゲヘナの気風に馴染めない大人しめの生徒や爆破テロで住居を失った子供たちなどを「体験入部」という形で支部に引き取って面倒を見ている。
本人曰く戦闘力はクソザコだが、半ば予知能力じみた危機察知能力の持ち主であり、その直感によって多くの危機を切り抜けてきた。
彼女が支部長に就任して以降、争いの絶えないゲヘナ学区の中で戦闘要員を除く支部メンバーから重傷者は一人も出ていない。
ちなみに狼煙組の所属。その危機察知能力を生かし、ゲヘナ方面での大規模戦闘の予兆などを本部に報告するなどしている。
理想のMTRは家族に囲まれて畳の上で死ぬこと。
AL-0S『アロス』
部長直属部隊ミコ小隊、カンナギ小隊、フゲキ小隊がMTRの前身組織、アリウス分校地下 メメント・モリ本部の探索の際に発見した。
名もなき神々の王女のデータをもとに至高の看取り手として作成された、そのためアリスのような世界を滅ぼしうる大規模な改変能力は与えられず、当機に搭載されているクラフトチェンバーから銃と弾薬を生み出す程度の能力しか与えられていない
『アロス』が完成したその日にはアリウスからの襲撃がありメメント・モリは排除、解体された
発見当初は非常に好戦的だったのに対しカンナギ部隊による未知の存在へのMTR布教トークにより情緒を破壊し和解に成功、自分も最後は誰かに寄り添ってほしいと言わせた
葬長が一般常識の勉強をさせている
「私が皆をMTR事は出来たとしても、私を看取る事が出来る者は誰も居ないという事を!そんなの嫌です!私も!私だって!最期は側に誰かに寄り添っていて欲しいです!」
名前の由来は「alone's(孤独な者達)」からきていると推測される
入部後は戸守アロスという名前になった、所属はゲヘナ支部
鉄砲玉ちゃん
ゲヘナ万魔殿警備隊に所属する2年生。MTR部での役割はファイアフライの参謀にして切り込み隊長(矛盾)。
元々は万魔殿本部でマコトの警護を担当していたエリート。ファイアフライ所属にしては珍しいブレーキ役で、引き際を冷静に見定められる指揮官タイプ。
その一方でマコトに対する忠誠心はやたらと偏っており、マコトの命令が絡むとマコト自身の意にすら反して暴走する。「マコト様の鉄砲玉になって死にたい!」とは本人の談。ちなみにファイアフライの例に漏れず戦闘力は無駄に高い。
現在はいろいろあって万魔殿から出禁を言い渡されて意気消沈中。
警備ちゃん
ゲヘナ風紀委員会の1年生。MTR部ではファイアフライに所属。部内では比較的新参者。
生真面目で実直な性格。エデン条約調印式では風紀委員として古聖堂の警備を担当していたところ巡航ミサイルの直撃により生死の境を彷徨い、それ以降「死」に強いトラウマを抱くようになる。
一時期は風紀委員を辞め、ゲヘナから転校することまで考えていたが、MTR部との出会いを切っ掛けに「いつ死ぬか分からないなら、せめて満足できる生き方をしたい」との悟りを得て立ち直る。
理想のMTRは「誰かを守るために戦って、自分が助けた誰かに感謝されながら笑って死にたい」というもの。
アリウス出身のアリウスちゃんには当初思うところがあったものの、憎み合うより手を取り合いたいという思いから和解。現在は友人となっている。
・所属不明、又は未所属
刑事(デカ)長
ヴァルキューレ警察学校3年。公安局所属。本来はMTR部のような危険思想を持った団体を取り締まる立場の人間だが、とある事情からMTR部に所属している。
普段は職務に全くやる気を見せずにサボってばかりの自堕落を絵に描いたようなダメ警官。しかし七囚人・狐坂ワカモの出現情報を聞くや一変、狂気じみた行動力で猟犬のようにワカモを追い詰める鬼刑事と化す。
不良警官らしく……かどうかは不明だがドーナツ好きで、どーなつちゃんとは仲が良い。
元々はエリート刑事として将来を嘱望されており、ヴァルキューレの威信を賭けてワカモの逮捕に執念を燃やしていたが、FOX小隊がワカモを逮捕したことで公安局の権威は失墜。彼女自身も熱意を失って堕落し、現在のような不良警官へと成り果ててしまう。
その後、SRT特殊学園の解体や七囚人脱獄などの相次ぐニュースを受けて情熱を取り戻し、今度こそ自らの手でワカモを逮捕するべく情報源としてMTR部に接触。部長直々の「入部試験」の中で自らの願望を包み隠さず語ったことで半ば特例気味に入部を許可された経緯を持つ。
理想のMTRは「狐坂ワカモを道連れに地獄へ堕ちること」。
字面だけならMTR部の中でもかなりの過激思想だが、決して人命を軽視しているわけではなく「自分の命を賭けてでもワカモを逮捕したい」「拘置も矯正も望めない重犯罪者を野放しにするくらいなら、市民の安全を守る警察官として最後の手段を取ることも辞さない」という決意の表れであり、可能ならば生きたまま逮捕・更生させることを望んでもいる。
見た目はグラマラスなお姉さん、中身は〇津〇吉+銭〇警部。
巡査
ヴァルキューレ警察学校1年。公安局所属。
刑事長の後輩の新米刑事。彼女自身はMTR部の正式な部員ではないが、公安局長のカンナから問題行動の多い刑事長のお目付け役を言い渡されており、その関係でMTR部に出入りする機会も多い。
ヴァルキューレの生徒らしく至って真面目で常識的な性格だが、若干押しに弱く、破天荒な先輩やMTR部の面々に振り回される苦労人。