【閲覧注意】そして私は目覚めた

 【閲覧注意】そして私は目覚めた

 ただのエルフ

 もしあの時別のことをしていれば今とは違った人生を歩んでいたかもしれないと私はそう考えている。

 右の道ではなく左を選んだらお金持ちになれたかもしれないし最愛の恋人にであえるかもしれない。

 或いは貧乏になったかもしれないし生涯未婚の人生だったのかもしれない。

 今の私が勇者になったのもその結果なのかもしれない。

 くだらない妄想と言われればそうだけど、それでも別の人生という可能性を人というものは考えてしまう。

 私は今の人生に悔いは無いがそれでもと想ってしまうときもある。

 ただ一つ言えることはあの日河原で遊ぼうとマヌルに言ったことは絶対に私の人生最高の選択だった。


 「おーいマヌルー!あーそーぼー!」

 「おはよー!今日は何して遊ぶのー!」

 「今日はねー 河原で遊ぼうよ!」

 「えっ河原は… ダメだよ大人の人抜きで河原に行ってはいけないとオウルタニアさんが言ってたよ!」

 「えー 河原に行こうよ!」

 「ダメだよ!僕たちが大人になるまでは行っちゃダメだよ」

 「もう!私もマヌルももう大人なの!何歳になったら大人だーなんて決まってないもん!」

 「成人の歳は決まって…あっ待ってよ!」

 「ふーんだ!私はもう大人だから一人で河原で遊ぶもんね!大人の階段駆け足で登っちゃうもん!」

 「わかったよ 置いてかないで!」

 「ほーら私もマヌルも大人なんだから大丈夫だよ じゃあ出発進行ー!」

 「ごめんねオウルタニアさん」


 「河原に着いたね でもこの間の嵐のせいかゴミばっかで水遊びできないね」

 「むむむ…だったらこのゴミ山からオタカラ探検で遊ぶぞー!」

 「うん そうしようか ケガしないようにね」

 「心配ご無用!よーし行くぞー!!」

 こうして二人はゴミを手分けして漁りオタカラを探そうとした。

 「これは違う うーんこれ微妙」

 「うわーこれボロボロ こっちは折れてるね」

 「マヌルー良いの見つけたー?」

 「こっちはなにもー そっちはー?」

 「こっちもそんなに……何かある…」

 彼女は水にぬれて少々汚れているが本を見つけた。

 「本がある…しかもこれ…えっちな本だ!」

 「えーなにこれ 男の子ってそこ大きくなるの!? うわー入ってる 痛そー」

 「これ絶対痛いよ でもなんだか気持ちよさそうな顔してる…」

 「おーい どうしたのー! オタカラはあったのー?」

 「はっ!まずい!!えーとこれは服の中に隠して…んあれは…」

 一本のそそり立つキノコのような棒を見つけてしまった。

 「これはえっちな本に描いてあった…これもこっそり持ってっと…」

 「マヌルー!こっちも何も無いよー!」

 「そうなんだー!どうする?もう帰る?」

 (今はこれを持って帰りたいし…)

 「そうだねーもう帰ろうか」


 その日の夜

 「さーて本を読むぞー」

 「………あー色々と凄かった!………本当におちんちんの棒ってここに入るのかな?」

 「試しにやって…いや本の方も最初は痛そうにしていたしなぁ」

 「でも確かめたいな…早く大人になってこういうことしないといけないし…でもちょっと怖いな」

 「どうしようかな………あっそうだ!」


 次の日

 「マヌルーあーそーぼー!」

 「おはよー!今日は何して遊ぶ?」

 「ふっふーん 私は大人の遊びを勉強してきたからね!今日はそれで遊ぶよ!」

 「えっどういうことするの?」

 「とりあえず人目のつかないところに行こうか」


 「森の奥まで来たけど…何するの?」

 「まずはねぇお互い裸になるの!」

 「裸!?恥ずかしいよ!」

 「大人になるには仕方ないことなの!さぁ脱いで!」

 「うわー!服返して!」

 「つぎは私が服を脱がないとね」

 「ダ…ダメだよ!裸を見ちゃいけないってオウルタニアさんが…」

 「大人になるんだからオウルタニアさんに頼ってばっかりじゃダメ!」

 「そんなー」

 「お互い裸になったし次はこれだよ」

 「えっ?キノコのオモチャにベルトがくっついてる…どういうこと?」

 「昨日私が夜なべしてベルトにくっつけたの!そしてこれを私が装着!」

 「最後にマヌル!四つん這いになって!」

 「えっあっ うん」

 「えっと…なにするの?」

 「マヌル 痛いのは最初だけだから我慢してね」

 「!!!! あーーーーーーーー!!!!!」

 (本の通りだとこのままオシリの穴に入れて出し入れするんだったね)

 「マヌル!いくよ!!」

 「うぐうあああああああ!!!!!」

 今にして思うとこの時の私は雰囲気に呑まれ正気ではなかったのだろう。

 「マヌル!きもちいいよね!!」

 「あああ!!!痛いよおお!」

 ただ本の通りに行えばそれで大人になれると信じていた。

 「なんだかマヌルの悲鳴を聞いてきたらゾクゾクしてきちゃった!もっともっと!!」

 「あああああああああ!!!!!!!!!」

 マヌルの悲鳴はあの本のとはまるで違っていてただただ悲痛だった。

 「そんないい声で泣くなんてマヌルは最高だよ!」

 「ううーうわあああ!!!」

 それでも私は今でも間違っていなかったと胸を張って宣言できる。

 「マヌル!最後はイかないといけないんだよ!!イってイって!」

 「わからなああああああ!!!!」

 この日をもってして私の人生は大きく歪み そして私は『目覚めた』


 ※勇者が拾ったエロ本はBL本です。


 次回予告

 彼女は勇者に選ばれ王様に会いに行くことになり道中マヌルを連れまわし寄った町で暴力的なペニバンセックスを行うが苦言を呈すものが現れた!

 次回『愛の伝道師 ショタパン仮面』 次回もお楽しみに!


 おしまい

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