シュラリズセッ久バトル決着編

シュラリズセッ久バトル決着編


「は…… っ、んっ……」

「……っ」

 シュライグの男の象徴がフェリジットの膣肉を割り進んだ。フェリジットはその熱い質量に、シュライグは温かくも絡みついて締め上げてくる彼女の圧に圧倒されつつも果敢に挑む。

 シュライグは口付けを落としながら正常位でじりじりと進み、ついに最奥に到達した。まずは様子見といつも通りの抽挿を始める。

 そこでまず仕掛たのはフェリジット。シュライグの頭に手を回して歯がぶつからんばかりに顔を上げ、激しくその口を吸った。キュゥゥっと膣も思いきり締めてやる。

「ん……っ!?」

 突然の攻撃に一瞬硬直したシュライグは、カウンターだとでも言うように舌を絡める。しかしキスに関してはフェリジットの方が上手だ。上顎をツ…と擽られ、舌の付け根を弄られる感覚に背筋を震わせる。

「んぅ…っ!ぷあっ、 あぁ!」

 フェリジットが口を離して喘いだ。分の悪さを悟ったシュライグがフェリジットを突き上げたのだ。

「はぁ…っ、ここだろ?」

「ひゃ…っ、あ 、ふっ… ん…!んあぁ…っ」

 パンパンパンパンと激しくぶつかり合う音が響く。

「もお…! こ 、の………ッ!」

「………! キツ……!」

 負けじとフェリジットはシュライグを締め上げた。すっかり彼の形を覚えた蜜壺が溢れる愛液を伴っていやらしく絡みつき、これが好きなんでしょと言わんばかりにシュライグを責める。確かにそこはフェリジットの弱点だったが、同時に最大の武器でもあるのだ。

 お互い後戻りはできない。弱点と弱点を曝しあい、ノーガードで相手に攻め入る。方や突き殺さんばかりの矛、方や絞り取り奪い尽くさんばかりの玉門、勝利の女神が微笑むのは――

「おとな、しく…ッ、 、ゃ、はあっ 、ああ 、、んんぅ 、あぁ んっ、あああぁぁ……… ッッ!!」

「フェリジット、こそ…! イけ 、この…………っ!!」

 









 同時に絶頂したふたりは、肩で息をしながらぐったりとベッドに横たわっていた。

「……ねえシュライグ」

「……なんだフェリジット」

「言いだしっぺの私が言うのもなんだけど…。次は普通にじっくりやらない?」

「それがいい」

 あっという間に終わってしまった情事の余韻に浸ることもなく、一組の男女が目を閉じる。寝息も、ほぼ同時に立て始めた。

 

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