ご縁の紐解きと紐結び

ご縁の紐解きと紐結び

Mitsunori Akiyama

記事を書かせていただきながらギルドハウスに行ったことがないのだから内心焦る(笑)。でも折角いただいた機会だ。ちょうどいい、頭の整理にもつながるということで満点の夜空のもと、タイピング開始!!


まずはハルさん(ギルドハウス十日町)と私(萩市)の関係についてひも解くと、私が主催しているオンラインイベントにゲストスピーカーとしてお話いただいたのが全てのキッカケ。小さく強く存在するコミュニティには‟消費されないこと“が重要だとおっしゃるハルさんをよく覚えている。そのご縁で、次はハルさんが主催されるStartup Weekend Nigataへ招待いただき、運よく何とか賞をチームで獲得(笑)。同じく濃密な時間を共有してくれた仲間はのちに萩へ遊びに来てくれた。そんな萩だが、実は私の移住先でもある。


では、なぜ萩なんだと自問しながら改めて文字に起こしてみた。過去に(たぶん)366日かけてバックパック一つで世界放浪旅行に出た。コンパクトでも強い暮らしを作り、自分の住む国や地域に誇りをもって生きる様々な人と出会い、帰国後は自分もそんな場所探しへ。レンタカーで偶然立ち寄った萩の三角州、一周11㎞しかないコンパクトな市内を高台から眺めながら、もしここで何かを始めるとしたら絶対に誰かに繋がると確信。それが移住のキッカケでした。


萩に移住して1年と3カ月が経過しようとしている。ここでは主に外国人向けのガイド付きツアーの造成やアーティストインレジデンスの受入を行っている。後者は、映像や写真、音楽に携わる芸術家が萩に滞在しながら制作活動を行う取組みで、今回はその一部の映像作品「A piece of Hagi」を添付にて紹介する。こんなノリの仕事だが、プライベートとのボーダーは溶けて、空き家を仲間と改装したり、畑を耕して収穫祭を催したり、狩猟や養蜂、海の漁までも最近は視野を広げてきた。小さく強い暮らしに焦点を当てて毎日スローライフ風のビジーライフを満喫している。


実はこの記事も投稿前夜にニュージーランド人とイカ釣りをしながら書いている。そんなしょうもない言い訳とだいぶ走り書きなので稚拙な文章になってしまった。読むに堪えない内容かもしれないが、それでも最後まで目を通していただけたのなら嬉しい限りだ。まずは読者と、こんな素敵な企画を萩まで届けてくれたハルさんには感謝感謝。21年は個人的な界面張力が限界に近づく年になり、そこに引力をもったコミュニティが醸成されることを願っている。あと、新潟も旅したいな(笑)。

https://youtu.be/fno5qHP8rSw

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