この痒みから 前編
グランドラインのとある島
麦わらの一味はこの島で今後の航海に向けてサニー号の整備を行うために立ち寄りそれぞれが別々のホテルに泊まっていた。
ホテルの料金はそれぞれのお小遣いと渡された旅費で過ごすことになりそれなりのホテルに泊まる者、豪華なホテルに泊まる者がいるなかウタは自身のポケットマネーでこの港で一番のホテルに泊まっていた。
その部屋は防音でキッチン、冷蔵庫も完備されプライベートバスルームもある部屋、ウタとルフィはそこに泊まりサニー号の整備が終わるまで過ごすことにした。
ガチャ
「はぁ~疲れたー。さすがに3日分の食料は多すぎた。さてと、ルフィーただいまー」
ウタがそう言うと部屋一室から首にチョーカーをつけたルフィが涙目で出てきたウタに縋りついた。
「ウ、ウタ!早くこれ外してくれ!もう耐えらんねぇ!」
「えぇ~まだ1日目だよ?あと3日我慢する約束でしょルフィ」
「でもよぉ痒いんだよ!こんなの耐えらんねぇよ!」
事の発端は数日前、島に着く前のこと
「ちょっとルフィ!」
「な、なんだよ」
「最近わざとちょっかいかけてるでしょ!いい加減しつこいよ!」
「う・・・悪い」
「ルフィ。いくらウタと付き合ってるからって限度があるわよ」
「そうだぞルフィ。最近しつこすぎだ」
一連の行為のせいもありすっかり目覚めてしまったルフィはお仕置きしてもらおうとウタにちょっかいをかけるようになったが、あまりのしつこさに耐えきれなくなりウタが怒鳴った。ちなみに他のクルーはルフィが目覚めたことには気づいていない。
「おうルフィ。ちょっといいか」
「フランキーか、どした」
「次の島でサニー号の整備をしたくてよ。大体10日くらいだ」
「ナミどうだ?」
「そうね。久しぶりにのんびりするのも悪くないかもね。いいわよ別に」
そうして次の島で少し滞在することになった。
島に着いた一行は10日間はそれぞれ分かれて行動することにし別々に行動し、ウタはルフィと共に行動していたが
「なぁ~ウタ~」
「・・・・・・」
「俺が悪かって~機嫌直してくれよ~」
「・・・・・・」
「何でも言うこと聞くからさ~」
ピクッ
「何でも?」
「お、おう」
その言葉にウタはこの間思いついたよからぬことを思い出し笑みをうかべる。
「わかった。それなら許してあげる」
「ほんとか!」
「うん。ホテルに着いたら言うこと聞いてもらうからね」
「おう!男に二言はねぇ!」
このあとルフィはこの言葉に後悔することになることを知らない。
ルフィとウタは一度分かれてそれぞれの買い物をすることにし、ウタはルフィにするお仕置き用のものを買いあさるとホテルに向かった。
ホテルに着くと珍しくルフィが先についていてチェックインをおこなうためにフロントに行き受付を済ませて最上階の部屋に向かった。
「うひょーすげぇ部屋だなー!」
「そりゃこの港一番のホテルの部屋だからね!それじゃ早速だけどルフィ。お風呂入って」
「なんでだ?」
「言うこと聞くんでしょ?ほら早く!」
「わ、わかったから押すなよ!」
「先に入っててよあとから私も行くから」
そう言ってウタは準備をはじめて準備が整うと風呂場に向かい浴室に道具を持って入っていった。
「体洗った?」
「おう!ばっちりだぞ!」
「そう。じゃ言うこと聞いてもらうから。これ付けて」
「なんだ?これ?」
「貞操帯」
「??????」
よくわからんというルフィを気にせずにルフィの股間に貞操帯を取り付け鍵をかけ、首にもチョーカーを取り付けた。
「ん?ウタこれって・・・」
「そう。海楼石の首輪だよ。見た目はチョーカーに見えるけど」
「なんでウタは触ってたのに平気なんだ?」
「この前の島でリンゴ頭のおじさんが作ってくれたの。持ってる人には影響ないけど付けた人だけに影響が出るやつなんだ」
「あとこれなんかヌルヌルするぞ」
「ローションだよ。その貞操帯を4日間つけることそれで許してあげる」
「なんだそんなことか。わかった!」
ルフィは貞操帯の中に塗られたものが何なのか知らないまま承諾したがこれがルフィにとって地獄の日々になる。ちなみにキッチンにはすり下ろされたとろろ芋が残っていた。
お風呂を出てしばらくするとルフィの様子がおかしくなった。
「ん?ん~~~~?」
「どうしたの?ルフィ」
「いや・・・なんか・・・痒くてよ」
「へ~」にやっ
「なぁ~ウタこれ取ってくれねぇか?」
「何言ってるの?駄目に決まってるじゃん」
「え?」
「それを3日間つけることでさっき約束したでしょ?それに男に二言はないんじゃないの?」
「う・・・でもよぉすげぇ痒いんだよ」
「我慢してよね」
「うぐぐぐ」
「ちなみにさっきローションって言ったのはウソ。それはとろろだよ。すっごい痒くなるから頑張ってね」
「な!」
それからルフィは股間に来る痒みに耐えることになったが痛みには少しは慣れているものの痒みには全く抵抗がないルフィはもだえ苦しむことになり、そのたびにウタに泣きついていた。
そして冒頭に戻り
「はぁ~ルフィ?」
「なんだ?」
「男に二言はないんだよね?」
「うぐ・・・でもよ~」
「それにあまりしつこいと中に入れるよ?」
その言葉に顔を青くして必死に我慢することにしたルフィだが3日目の夜にルフィは、とうとう我慢が出来なくなり夜中に明かりをつけずに貞操帯の鍵を必死に探していた。
「どこだ・・・ここじゃない・・・どこにあるんだよ」
「・・・ルフィ?」
「っ!」
ルフィは声の方をゆっくり向くとそこには目に光のないウタが立っていた。
「ウ、ウタ!違うんだこれは!」
「約束したよね?」
「頼むよ!もう我慢できねぇ!」
「ふ~ん」
そう言ってルフィに近づいたウタがルフィのチョーカーをいじると
「はぁれ?なんらぁちからがぬけう」
「海楼石の力を強くしたから、それじゃお仕置きだねルフィ」
力が抜けたルフィをベットに運ぶといつものように両手両足を固定して動けなくするととろろが入った注射器を取り出し、それを見たルフィは顔を青くした。
「ウ、ウタ!俺が悪かったからそれだけは!」
「駄目だよルフィ。これは罰だよ」
ズブッ!ズズズズズズ
「ひっぐぅぅぅ!!」
ウタは貞操帯を掴むと穴のから見える鈴口に注射器をさしてとろろを中に注入する。
「それじゃ今夜はそれで耐えてね。あと五月蠅くされると困るから」
「ま、待ってくれウタこれはさすがにきtむぅぅぅぅ!!!」
「それじぁ私隣の部屋で寝るからお休みルフィ」
「むぅぅぅ!ふうふう!!!」
そのままウタは部屋を出ていき猿轡を噛まされ1人残されたルフィは股間の外と中からくる強烈な痒みに悶え苦しみだす、両手両足を固定されたことにより動いて解消するということができなくなったルフィは首を振って耐えようとしていたが全く意味をなさないまま夜が明け昼になる頃にウタが部屋に入ってきた。
「ルフィ。おはよ」
「んん!!!ふぅぅ!!むぅぅぅ!!!」
「ちょっと待ってって」カシャカシャ
「ぷはっ!ウタァ!お願いだぁ!俺が悪かったからもう外してくれぇぇ!俺、変になりそうだ!!」
涙を流しながらお願いしてくるルフィにウタはいつも苗木にしている時の感覚がふつふつと出てきているのを感じながら笑みを浮かべた。
「慌てなくても今日が約束の日だからたっぷり食べてあげる」
そう言って貞操帯を外すととろろがびっしりと付いたイチゴが出てきた。
「とろろが付いたイチゴか~あんまり美味しそうじゃないね」カリカリ
「んんん!?!?」
ウタがイチゴをひっかくとルフィはずっと痒かったところをかかれた快感とイチゴをかかれた痛みと快感が混ざり合い今まで感じたことのない感覚に襲われた。
「ま、待ってくれウタ!なんかいつもよりh「あ~ん」あぁあ!!」
「じゅぅぅ・・れろれろ、はぅむちゅ」
ルフィの言葉も聞かずにウタはイチゴを咥えて嘗め回すと目の前に火花が出ているかのような快感がルフィを襲いすぐに出そうになるが根元を強く握りしめられる。
「あ、あぁあ♡なんらこれ、おれこんなのしらない♡」
「ぷはっ気持ちよさそうだねルフィ」カリカリ
「あぁあぁぁ♡カリカリやめれぇー♡」
「今日のはイチゴっていうよりキノコかな?キノコのとろろがけ~」カリカリ
「んんん~~♡」
「あむっちゅぅぅぅぅぅ」
ウタはキノコを咥えると筋を下から上に押して中にいれたとろろを絞り出しながら吸い込んだ。
「ふふ、おいし♪」
「ウタぁ・・もう・・出そう・・」
ルフィがそう言うとウタは少し睨むようにルフィを見る。
「何言ってるのルフィ」
「え?」
「これお仕置きだよ?出させるわけないじゃん。あ、2時過ぎちゃった」
そう言って部屋を出るとすり鉢を持ってウタが部屋に戻ってきた。
「これから買い物に行くから、その間これ塗るから頑張ってね」
「お、おい!ウソだろ!?もう無理だって!」
「駄目だよルフィ。これ塗ってもっと熟成、じゃない。我慢してもらわないとお仕置きにならないでしょ。だから」
そう言ってウタはすり鉢からとろろをキノコにかけて傘の裏側もしっかりと塗り込むと残ったものを胸の部分のサクランボにも塗るとすり鉢をベット横にあるテーブルに置いて口枷を手にルフィに近づく。
「頼むよウタ・・・許してくれよ・・・」
「男に二言はないんでしょ?夜になったら終わりにするから」
「夜までなんてまてnむぐぅぅぅ」
「ふぅ~~~」
「んん!!むぐぅぅ!!」
キノコに息を吹きかけると痒みが増したのかルフィは悶え始めた。
「それじゃ。帰ってくるまで頑張ってね。苗木君♪」
「ふぐぅ!ふぐぅ!!」
扉を閉めてウタは買い物に行ってしまい苗木君はキノコとサクランボの痒みに悶えていた。貞操帯を外したままだったためキノコが揺れると空気が触れさらに痒みがましその痒みに悶えるとさらに痒くなるという状態になりさらには中からも痒みが襲ってきており頭がおかしくなりそうになっていた。