この少しはましな地獄で(中編-8)
労役に勤しむアシタカ扉を開けると、調教師さんを含めた4人の男性が待っていた。みなズボンこそ脱いではいないが、股間のあたりが膨らんでおり準備万端といったところだ。
さっきまで談笑していた雰囲気だったが、部屋に入った瞬間私たちをじっと見てきた。
「っ……」
男性から性欲を孕んだ視線を向けられ動揺してしまったのか、ハルナは立ちすくんでしまった。
そんな彼女の背中をそっと押し、
「ほらほら、ここで止まらないで。真ん中で四つん這いになりなさい」
と指示する。
「は、はい」
ハルナは素直に従い、体を伏せる。私も彼女の横で後ろから犯してもらえる姿勢をとる。
「もうちょっとお尻をを上げてね。そうそう、そんな感じ。そのくらいまで上げると、男の方が膝立ちになった時におチンポが入れやすいようになるわ」
彼女のちょっと大きめの胸が下に垂れ、白くて丸いお尻を後ろに突き出す。その表情はひどく悩ましげで、早くおチンポぶち込まれたいといった感じだ。
器用なことに、左腕で体を支えつつ、右手を股の方にやり、くぱぁ♡と指で拡げこう言った。
「どうか、私を使ってください。私の体をボロボロになるまで使って、たくさん気持ちよくなってください♡」
(ああ、もう。ハルナったら)
どこでそんなやり方を覚えたのだろうか。まだ拙いところはあれど、男性を誘うには十分だ。
実際、雌を犯し慣れているはずのここに居る方たちも、おチンポをより固くしている。
すぐに1人が彼女の尻をつかみ、太くて長いその大きなモノをハルナのおマンコにあてがう。
「あぁ♡どうぞ、私の中に……あああぁぁぁ♡♡♡」
彼女の言葉を最後まで待たずに、荒々しく挿入される。前戯もなにもなかったが、ハルナはまったく痛がる様子はない。まあ、私達はいつでもどこでもおチンポぶち込まれても問題ないのが普通なので、そういう意味では理想的と言える。
「あ゛ぁ♡おぁ♡あっ♡わ、私、もう、あ♡イキます♡あっ♡あ♡イク、イクううう♡♡♡」
よほど体が敏感になっていたのか、5,6回突かれただけで彼女は深イキしてしまった。体ががくがく震え、始めるまでは片腕で体を支えていたが、今は床に倒れ伏している。けれども、彼女を犯している方は腰を振るのをやめない。
「お゛♡イってるのに、止まら、あぐぅ♡またあっ♡あっ♡あああぁぁぁ♡♡♡」
「ふふ、当たり前でしょ?私達は男性を気持ちよくするために存在する物なんだから、おチンポがイクまで休むことは許されないわよ♡」
本音を言えば、ただ一方的に犯されるだけでなく彼女の方から腰を振っておチンポを気持ちよくしてほしいところだが、今求めるのは酷だろう。今日はただ一方的に快楽と精液を受け止めればそれでいい。
「だめ、あっ♡ま、また、イキますぅ♡」
「それにしてもほんとにイキやすいわね。もう3回目よ」
「だってぇ、あっ♡ジュ、ジュリさんの、ん♡ミルクを飲んだからで、あう♡」
「ああ、あれね。実はね、あのミルクは飲んだ物の潜在的な感度を引き出すもので、改造抜きで感じる上限くらいなの。つまり、今ハルナがこんなにイってるのはあなたの才能ってわけ」
実際もっと強力な薬も使おうと思えば使えた。だが、彼女には犯される悦びを知ってもらいたかったし、体を壊すわけにはいかなかったのでほどほど程度の薬に抑えることにした……こんなにも感じてるのは想定外だったが。
「私もジュリも改造していただくまではここまで敏感じゃなかったわよ。再会した時から思ってたけど、ハルナって……」
「本当に、淫乱でマゾな女よね♡」
「……っ♡」
私の言葉と共に、再度彼女は体を震わせる。これで4回目。
「あっ♡ち、違……おっ♡」
「何が違うの?すっごく気持ちよさそうに、顔を蕩けさせてるのにさ」
今のハルナの顔は普段のような上品さのかけらもなく、涙と唾液と汗でぐしょぐしょに濡れている。そしてその涙も、イクときの生理反応出でているだけで、心の底から気持ちよさそうにしている。
「いくらミルクで感度を上げてるからって、レイプみたいに一方的にガシガシ犯されてるのに、こんなに感じてるのはさ、やっぱりあなたがセックスが大好きな淫乱で、ひどいことされて悦んじゃうマゾだから。そうじゃないと説明つかないわよ」
「……んっ♡……あっ♡」
「ま、大丈夫よ。私もジュリもおチンポとザーメン大好きな淫乱で、何されても喜んじゃうマゾ雌なんだから♡他の雌もみーんな淫乱マゾ娼婦なんだし、ハルナもたっぷり歓迎してもらえるはずよ♪」
「あっ♡あっ♡あっ♡んんん♡♡♡……いい、ですわね♡……ああ♡ああ♡……あああああぁぁぁ♡♡♡」
私と話している間に、5回目の絶頂に達する。おチンポをハメてから3分も経っていないのに、たくさんイってくれたが、彼女はまだセックスの一番大事なものを経験していない。ちらりとハルナを犯している方を見ると、限界が近そうだ。
「さてと、淫乱マゾ雌のハルナはこの後何をしてほしいか言ってごらん。ほんとは奴隷が男性にお願いするなんてはしたないけど、今日は特別よ♪」
「はいぃ♡お願いします、私の中に♡……子宮の奥深くに、精液を出してくださいぃ♡♡♡」
「ふふ、よく言えました。それじゃあ、お願いします。彼女に、中出しの喜びを教えてあげてください♡」
ハルナのおねだりとともに、おチンポを打ち付けるペースが加速する。ぱんぱん、ぱんぱんと肉をたたく音が響くたびに、彼女は軽くイっているようだ。
「ああ♡ああ♡あああああぁぁぁ♡いいですぅ♡おチンポ、私の中で、ああ♡大きく♡……奥で……子宮でぇ♡たっぷり出してくださいぃぃいいい♡」
彼女の絶叫とともに、びゅるびゅるびゅる♡♡♡と、おマンコの中に射精する音が聞こえてくる。そして、それをかき消すようなハルナの叫び声も。
「あああああぁぁぁ♡♡♡♡♡♡熱いのが、中にいいい♡♡♡」
今までで一番の絶頂。体をがくがくと震わせ、中出しの喜びを全身で感じている。一度この快楽を知ってしまったら、もう普通の生活には戻れない。
一生を、おマンコに中出しされるために捧げてしまうことに、なんのためらいもなくなってしまう。この快感を味わうためなら、人権も、尊厳も、何もかも捨てられるようになってしまう。
体の方も、改造を受けるまでもなく変わっていく。今のハルナの穴は、ただ締まりがいいだけだが、いずれ膣肉や腸壁を自由に動かして中に迎えたおチンポにもしっかり気持ちよくなっていただけるようになるだろう。
快楽に対しても体が適応してくる。より深い快楽に耐えられるようになるし、絶頂までの間隔も伸びてくる。さらに、体力の消耗も少なくなり、今の私とジュリのように、ザーメンさえいただければ、無限にセックスできるようになる。
「はぁ……はぁ……はぁ……あぁ♡」
ごぼぉ♡と、おチンポが引き抜かれ、中から精液がこぼれてくる。相変わらずすごい量だ。
だが、それで終わりではない。むしろここからが本番だ。
「はぁ……んっ?!ああ♡♡」
中出しの余韻に浸っていたハルナに、今度は別のおチンポがぶち込まれる。突然のことで、心の準備ができていなかった彼女は再び深い絶頂に達する。
「ま、待ってください……休ませて……あっ♡あっ♡あああぁぁぁ♡♡♡」
「だーめ♪私達みたいな娼婦に、選択権なんかあるわけないでしょ?今は無理に腰を振れとは言わないから、しばらく一方的に使われなさい♡」
「そ、そん……お゛っ♡……あう♡……ああ♡♡♡」
ハルナは何かを言おうとしてるが、そんなことは関係ないとばかりに腰を掴まれ犯される。意味のある言葉は出てこず、今の彼女は生体オナホだ。
「ふん、昔の料理長を見てるみたいだな。まあ、あのときのお前さんに比べればだいぶ素直だがな、コイツは」
いつの間にか私の後ろに調教師様……いや、調教師さんが回り込んでいた。
「い、言わないでくださいよ。恥ずかしいです。あのときの私はすごく愚かでしたし、まだちゃんと物になりきれてなかったんですから」
「はは、すまんすまん。そんな料理長が、おっぱいちゃん共々進んで友人を調教するようになるとはな」
そう言って、彼は私のお尻をばんと叩く。かなり力強かったが、とても気持ち良い。軽くイってしまった。
「あぅん♡……だってぇ、こんなに気持ちがいいこと、教えてあげないなんて、だめじゃないですか♡」
ハルナを助けたいという気持ちは一番だが、この快楽を教えてあげたいという気持ちも間違いなく大きい。人としての人生を捨て、物として使われることになるが、そんな些細な代償の代わりに快楽を貪って生きていけるなら、十分すぎる。
「さてと、いい加減始めるか。ゴムを着けてもらおうか」
「わかりました♪」
普段の仕事では、生でたっぷり中出しされているが、今回はハルナの調教のために精液を集める必要がある。なので今回はゴムを用意した。子宮に貯めても良かったが、初めての彼女は流石に拒否感があるだろう。
封を切り、調教師さんのおチンポに着けていく。何気にゴムを着けるのは初めてだったが、散々おチンポを扱ってきたのだ。このくらい難しいことではない。
「よいしょ……調教師さんのおチンポ、やっぱり大きいですね」
「そりゃあな、お前らみたいなの犯してたら、自然とこうなるもんだ。ほら、ケツ向けろ」
「はぁーい♡」
少し位置をずらして、ハルナの目の前で私も四つん這いになる。彼女が顔を上げれば、ちょうど私がバックで犯されているのがよくわかるだろう。
そして、片手でおマンコを広げ、
「それでは、友人を売っちゃうようなこの淫乱マゾ娼婦に、調教師さまのぶっといおチンポぶち込んでください♡……ああぁ、あああ♡♡♡」
生のおチンポとはちょっと違う感触が、膣を埋め尽くす。おチンポの熱さはしっかり感じられるのに、ちょっとだけ分厚い感じがする。これはこれでいい感じだ。
「はっ♡はっ♡ああっ♡どう、ですか♡ゴム越しの、あっ♡わ、私の中は♡」
「ん、くっ。料理長、ほんとに上手になったな。この前ガッツリ輪姦されたって言うが締りもすげえし、腰の使い方も容赦ねえな」
「はっ、はっ、はぁい♡ありがとう、ございます♡ん♡」
私の調教を担当したのはこの調教師さんとご主人様だ。ご主人様とは時折まぐわう事があったが、調教以来この人には抱かれていない。なので、こうやって褒めてもらえるのは結構嬉しい。
「……っ。もう出すぞ」
「あっ、あっ、あっ♡ど、どうぞ♡私も……イっ、イクぅぅぅ♡♡♡」
おマンコの中でゴムが膨らんでいく。それと同時に私も達する。この店の調教師を任されているだけあって、この人のセックスは相当上手だ。そんな人が割と早く射精してくれたのは、それだけ私の体が良かったということなのだろう。
ちらりとハルナの方を見ると、ちょうど中に出されて入れ替わるタイミングだったのか、私の痴態を見つめていた。その表情は戸惑っているような、でもどこか憧憬の感情を含むような不思議な感情だった。それも一瞬のことで、再びおチンポが突っ込まれると乱れた表情を浮かべている。
「ふぅー。出した、出した。抜くぞ」
「あっ……ん♡」
じゅぽん♡とおマンコから彼の逸物が引き抜かれる。体を反して調教師さんの方に向き直すと、コンドームの精液溜まりにたっぷりとザーメンが注ぎ込まれていた。
「あぁ……♡いっぱい出しましたね♡ゴム、外しますよー」
「おう。コレ着けてするのも悪くねえな」
(床も汚れないし、職員さんとするときはゴム着けるのも悪くないわね。あとはプレイにも何か使えるかも♡)
いろいろと先のことを考えつつ、コンドームを外していく。目の前にはザーメンがちょっぴり付いたおチンポ。もちろん口できれいにする。
ただ、手元のザーメン入りのコンドームをどうしたものか。そう考えていると、
「料理長、そいつを寄越してくれ」
「え?……は、はい」
ちょっと困惑しつつ使用済みのコンドームを手渡すと、調教師さんは私の頭に近付けて……側頭部に伸びている角に括り付けた。
邪魔になることもあるこの角だが、私は結構気に入っている。こっそり石鹸で丁寧に洗ったりするほどだ。
セックスのときも、ここを掴まれイラマチオされることもある。これがなかなかに気持ちよく、お客様からも好評だ。
だから、この角は私の自慢の1つだ。それを淫らに飾り付けるなんて……
「……んっ♡」
「おいおい、何イってんだ」
「す、すいません。その……興奮しちゃって♡」
私にとってザーメンはジュリやハルナの次に大事なもので、おチンポと同じくらい尊ぶべきものだ。
それをこうやってゴムに包んで身につけるなんて……絶頂するなという方が無理だ。私のような調教されきった娼婦なら誰だってこうなる。
「料理長、さっきそいつになんかいろいろ言ってたが、お前も大概だな」
「そうですよぉ♡私もジュリも、ハルナよりもひっどいドマゾでぇ♡四六時中おチンポとザーメン欲しくてたまらない、どうしようもない淫乱な娼婦なんですからぁ♡」
これは心の底から、常々思っていることだ。首輪のことや体のことがなくても、ここでしか生きられない最底辺の娼婦、それが私達だ。(もっとひどい扱いを受けている物もいるが)
そこにハルナも加わることを想像すると、とても……とても楽しみだ。そしてそのイメージは、さっきよりもずっとはっきりしている。
そのハルナはというと、
「あっ♡あっ♡あっ♡……いいです♡も、もっと、私を、あっ♡私のことを、つ、使ってください♡……ああぁ、また、い、イきますぅぅ♡♡♡」
少し快楽に慣れてきたのか、気持ちよさそうに声をあげている。また、腰を振るまではいかないものの、背後から犯してくるおチンポに腰を押し付けている。やっぱり、ハルナは覚えが早い。
私も負けていられない。手すきの方々にお尻を向け、おマンコを指で拡げながらこう言った。
「ふふ♡それじゃあ、今しか味わえないハルナの未開発でこなれていないマゾマンコと、私のたっぷりと使い込まれた淫乱マゾマンコ、食べ比べてください♡……きゃあ♡」
おねだりが終わるやいなや、いつの間にかゴムをつけ終えたおチンポが私のおマンコを貫く。ハルナのために、そして職員の皆様のために、たっぷり搾り取ろう。
「んんん……♡ふう、お疲れ様です♡使用済みのゴム、もらいますね♡」
「お゛っ……♡あ゛っ……♡ふぅっ……♡はぁ゛……♡」
16回目のゴム出しを終え、すっかり慣れてしまった手つきでコンドームをまとめる。このくらいじゃ全く疲労は貯まらない。
一方、ハルナは息も絶え絶えで、理性ある反応は返せないでいる。もっとも、疲れ切っているだけで快楽はしっかり感じていたようだ。その証拠に、彼女の表情はとても気持ちよさそうにしている。
「いい格好になったじゃねえか。ほら、こっちを見ろ」
調教師さんがそう声をかけてきた。その手には、いつの間にか抜き取られた私のスマホが握られている。(ちなみに、この店の人間なら誰でもロックを外せる)
「ハルナ、きついかもしれないけど、体起こして。写真撮るわよ」
「は……はい」
疲労困憊な彼女の体を起こし、二人揃ってスマホのカメラに映る。もっとも、パシャリという電子的なシャッター音が鳴ると、再びハルナの体は崩れ落ちてしまったが。
調教師さんからカメラを受け取リ確認すると、中々いい写真が撮れていた。
まずハルナだが、片手でピースをするのがやっとだったみたいだが、ほんのりと娼婦がする淫らな笑みを浮かべていた。そして、肝心の下半身はというと、下腹部が少し膨らんでおり、改造を受けていないにも関わらず子宮にザーメンが少し貯まっている事がわかる。
また、おマンコは少し開いており、そこから溢れたザーメンが垂れてきて、ちょっとした精液溜まりができている。本来ならどれだけ犯されてもぴっちりと締まるのが理想だが、まだ改造が馴染んでいないのだろう。そこは後で調整しよう。
一方の私は、誰もが淫売と褒めてくれるような姿だった。角には色とりどりのコンドームがくくりつけられ、なかなかカラフルに飾り立てられている。そして、そのどれもが一様にザーメンをたっぷりと蓄えている。
そんなまともな人間なら耐えられないような姿にも関わらず、顔は満面の笑みで、両手でピースしている。片方の手には今恵んでもらったばかりのザーメン入りのコンドームを持ちながら。
(ほんと、いい写真ね。全部終わったら、印刷して部屋に飾ろうかしら♪)
先のことを考えつつ、ハルナの様子をチェックする。最後の方はマグロになってたとはいえ、苦痛を感じたわけではない。これなら、次の調教に移れそうだ。
「じゃあ次のステップに移るわね。これからハルナにはゴムに貯めたザーメンを飲んでもらうわ」
「ザーメンを……飲む……ですか……?」
「そ。初めは美味しくないかもしれないけど、慣れればやみつきになって、これ無しじゃいられなくなるわよ♡」
ただ、想定より疲労が激しそうだ。敏感なのは嬉しいが、ここまで消耗するとは。このまま飲ませても、慣れてない彼女だとむせてしまうだろう。
(そうね、最初はこうしようかしら)
まず、手に持っているコンドームをほどく。あたりに精液の芳しい匂いが広がり少しクラクラするが、ぼーっとするわけにはいかない。軽く頭を振ったあと……ゴムに口をつける。
「ん……♡んく……♡ぬあ……♡」
(やっぱり、濃いわね♡このまま飲み干したいくらいだわ♡)
けれども、そうするわけにはいかない。食欲と性欲を押し留め、ゼリーみたいに固いザーメンを歯と唾液で柔らかくしていく。
「くちゃぁ……♡ぐちゅ……♡ぬちゃ……♡」
「フウカ……さん。何を……?」
唇を開け、見せつけるように口内でザーメンをいじっていく。普通の食事ならはしたなくて仕方がないが、こと口淫においては下品な方が喜ばれる。
(そろそろいいかしらね……♡)
ザーメンの塊を飲み込みやすくし(ついでにたっぷり味わって)、頃合いを見てハルナを抱きかかえ……彼女の唇に口づけをする。
「じゅる……♡ん♡……ちゅっ♡」
「……っ?!ん、んんん!」
突然のことで目を白黒させ、舌がとっさに押し返してくるが、気にせず一方的に蹂躙する。日常的に口淫したり、ジュリとレズセしている私に敵うわけがない。精液を口に貯めたまま、一回ハルナを絶頂に導く。
「ん、ん……んんん♡♡♡」
さっきから何度もイッているためか、彼女はあっという間に達してくれた。それを確認して、ちょっとずつザーメンをハルナの口に流し込んでいく。
くちゅくちゅと、淫らな水音が響いてくる。時折ハルナが受け止めきれずに精液をこぼしてしまうが、それは指で受け止める。
「んーー♡」
ハルナは徐々に精液を受け入れていき、嚥下していく。それを見ながら、流し込む量を増やしていく。
「ん、ぬちゃ♡んにゅ♡……ちゅっ♡……はぁ♡」
(やっぱり、キスもいいわね……)
穴という穴をずぽずぽ犯される激しいセックスも大好きだが、今みたいなキスもなんというか精神的な充足が得られて満足だ。
「ん……♡ん……♡ん……♡」
一方ハルナは、私が口移ししたザーメンをすぐには飲み込まず、じっくりと味わっているようだった。食事の作法関係はまだ外での感覚が残っているのか、私みたいに下品な音を立てることなく、唇を閉じている。
けれども、その艶めかしい声色は、到底食事を摂っているようには聞こえなかった。
「んん……♡ごくん……♡はぁ……ぁ♡」
一分ほど経っただろうか、ハルナは精液を飲み込み息を吐いた。少しだけ精液の匂いがまじり、それが私達を昂らせる。今はコンドーム1個分しかなかったから、匂いはすぐに無くなってしまうが、いずれ呼気に混ざってくるのが当たり前になってくるだろうか。
「どうだった?精液の味は」
「その……率直に言いますと、美味しくはなかったですわね。フウカさんに飲みやすくしていただけなければ、飲み込めなかったと思います」
「まあ、そうよね。初めてだったらそんなものよ」
私も初めて口に出された時は、飲み込めずに戻してしまったものだ。それを考えると、あの量を吐き出さずに全て飲み干したハルナは大したものだ。
「ですが……その……精液を胃に流し込むたびに、体が熱くなって、しかも体力が回復してくると言いますか……」
「そのうえ、何かが変わっていく感覚がするような気がして……決して不快でないのですが」
「なにより、もっと欲しくて仕方がないのです。ザーメンを」
上気した顔で、彼女はそう告げてきた……ちらりと見えるその口の中には、白い液体がわずかに残っていた。
「ふふ♪一口飲んでそんなになるなんて、ほんとにハルナはエッチな子ね♡」
「……はい♡」
「今、何かが変わっていくって言ったけど、あながち間違いじゃないわ」
「え?」
困惑している彼女をよそに、ぐっと頭を抱き寄せて、耳元でささやく。
「あなたの口がね、ザーメンを受け入れられるように変わっていってるの。今はまだ、美味しくないかもしれないけれど、いずれ……いえ、すぐに極上の味になると思うわ♡今日の調教を終えればね♪」
「……そう、なのでしょうか?口が……精液を……」
「ええ。不安になるのはわかるけど、大丈夫よ。精液が美味しくなるだけで、他の食べ物が不味くなるわけじゃないからね」
自分の体が変えられていく小さな不安をハルナから感じる……そして、それ以上に大きな期待と歓びを。
その証拠に、彼女は私の角に吊り下げられているゴムを……その中に詰め込まれたザーメンを見つめている。
「さてと、今度は混じり気なし、純度100%のザーメンを自分で飲んでもらおうかしらね♪」
「……はい♡」
そう返事をして、彼女は角に括り付けられたコンドームを取り外し、手に取った。
「改めて持つと、見た目以上に重いですわね……」
「そうねえ。まあでも、子宮にたっぷり出されたんだし、なんとなくわかるでしょ?」
この重さがたまらない。子宮に溜まった分も、胃に溜まった分も。ザーメンの重さを感じるだけで、軽くイッてしまう。
「それでは……いただきます♡」
ゴムを頭の上に掲げ、ザーメンを口に流し込んでいく。舌を出し、こぼさないよう丁寧に。
不思議なことに、本来なら酷く淫らで、極めて下品な行いであるはずなのに……ハルナの所作はとても優雅で、上品で、まるで完璧なマナーで料理を食べているようだった。
「ん……♡んあ……♡」
(これは……すごいわね……)
さっきまで、精液をいただくときは下品な方が良いと思っていたが、ハルナに関して言えばその方が淫靡で情欲を煽っているように感じる。
いつの間にかゴムの中のザーメンはすべて彼女の口の中に収まっていた。ハルナはそれを、じっくりと咀嚼し、先ほどと同様に良く味わっていた。おいしくはないと言っていたザーメンの塊を。
「ん……♡あむ……♡んん……♡」
少しだけ喘ぎつつ、再びザーメンを飲み込んでいく。心なしか、さっきよりもすんなりと飲み込んでいる気がする。