ここだけウタが七武海だった世界線
〜音楽の島 エレジア〜
"元"赤髪海賊団の音楽家ウタは港で船に乗る準備をしていた。
「本当に行くのかい?」
"元"「音楽の国エレジア」の国王ゴードンは10年間育ててきたウタに心配そうに聞いた。
「今までありがとう。あいつに、赤髪のシャンクスに会ってなんでこの国を滅ぼしたのか聞きたいの!!」
ウタは怒りながらそして悲しそうな顔をしてそう言った。
「そうか、、、(シャンクス、、、君は本当にこれで良かったのか)」
ゴードンは顔を俯かせてそして呟いた「約束を守れなくてすまなかった、、、」
「え、なんて言った?」ウタは聞き取れなくて聞き返えしたが、
ゴードンは「いや、何でもないよ。音楽はどうするのかい?」と誤魔化した。
ウタは気になったが、ゴードンの質問に答えた。
「音楽は、訪れる町で歌おうかな〜って思ってるよ。ゴードンに10年も教えて貰ったからね。」
「そうか、怪我しないようにね。」
そういってゴードンは微笑んだ。
「じゃあ、行ってくるね。」
そう言ってウタは船を出発させた。