ここだけウタが七武海の世界線特別編〜Gold Emperor's Red Banquet

ここだけウタが七武海の世界線特別編〜Gold Emperor's Red Banquet


「ア〜イ〜ン〜!!!」

そう叫んでウタがアインに抱き付く。

「うわっと。ちょっと急に抱きつかないでよ。ウタ。」

アインがウタを引き剥がす。

「だってだって休暇だよ~!休暇〜!!!」

「一週間前からずっとじゃん。」

アインがそう言ってあしらおうとすると更に食いついてきた。

「だからだよ!一週間も経ったのにまだまだ休暇があるんだよ~!!!」

ウタがアインに服を見せつける。

「アインとお揃いの服でお出かけなんだよ!!!」

アインがウタを引きずりながら言う。

「はいはい。劇が始まるから行くよ。」


二人が会場へ着くと、キレイな女性が立っていた。

「今回のメインの歌手ですね。名前はステラって言う人ですね。」

その名前にウタは引っかかりを覚える

(あれ?どっかで聞いたような、、、?)

「ぼ~っと突っ立てないで座るよー。」

「あっ、待って〜!」


二人が席に着くと劇が始まる。

「♪~♫〜♪〜♫」


〜〜2時間後〜〜

「ぐすっ゛、そ゛んな゛ぁ゛ぁ゛こん゛な゛のって゛な゛いよ゛〜。」

ウタが大号泣している間にアインは別の事を考えていた。

(まさか、、、、偶然、、、、よね、、、?)

その時腰にウタが抱きついて涙を服で拭く。

「う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛!!!!」

「ちょっと!服が汚れるんだけど!?」

アインがウタの涙と鼻水でベタベタの顔を引き剥がす

「だっ゛て゛ぇ゛!!!あ゛の゛貴族が邪魔しなかったら、、、!!!」

「分かった!分かったから!!!」

ウタを泣き止ませてアインは言う。

「続編あるから助かるかもよ!!!」

ウタは涙を拭って言う。

「ぐすっ、ど、どうやって、、、?」


「えっと、、、ほら!過去に戻るとか!!!」


その内容を聞いてウタは微笑む。

「ふふっ、アインって面白いね。」

「あ〜!今馬鹿にしたでしょ!!!」


そして二人が顔を見合わせる。

「「ぷっ、あははははは!!!」」


笑い合ったあと、ウタはアインにお礼を言う。

「フフッ、ハァ〜。ありがとうアイン。」

「どういたしまして。」



二人が劇場を出た時変な男が現れる。

「カワイイ二人組が居るえ〜!二人とも5億ベリーずつで10億ベリーで買うえ〜!!!」

ウタはアインに聞く。

「誰、このおじさん?」

「えっと、、、天竜人ですね、、、。」

「あ~!あの世界からの嫌われ者の!」

その言葉を聞いて天竜人が怒りだす。

「貴様っ!!!こいつを今すぐに殺すえ!」

その言葉と共にお付きの黒服が銃を構える。

ダンダンダンッ

銃弾が飛ぶがウタは軽々と避ける。

「あっぶないな〜、後ろに人が居たらどうするの?」

「ウタ、その一応天竜人だから、言う事聞かないと、、、。」

ウタは疑問をそのまま質問する。

「なんで?」

その質問にアインも疑問に思う、そして、天竜人に聞く。

「なんでですか?」

天竜人がツッコむ。

「あちきに聞くなえ!!!」

そして銃を取り出して言う。

「コイツら使えないえ。あちきの手、自らで殺してやるえ。」


そのとき群衆の中から声が出る。

「20億ベリーだ。」

そして人が現れる。

見覚えのある顔を見てウタは声を上げる。※3話参照

「テゾーロさん!」

その声を聞いてテゾーロが微笑む

「久しぶりだな、ねえちゃん。いやウタさんか。」

「別にかしこまらなくてもいいよ。そして、、、」

隣にいた女の人を見る。

「ステラよ。」

ステラが自己紹介をする。

「貴女が、、、っていうか劇で歌っていた人じゃん!?」

すると二人が笑う。

「観てくれたのね。」

「どうだ。自慢の妻なんだ。」


そのときアインが話に割り込む。

「なんでウタが黄金帝と知り合いなの!?」

ウタが聞く。

「テゾーロってそんなに凄い人なの?」

その言葉にアインは食って掛かる。

「全世界の20%の経済力を持ってる人だよ!?」

その内容にウタは驚く。

「ええええええぇぇ〜!!!???」


天竜人が聞く。

「あ、あちきはどうすれば?」

その手にテゾーロが金の入ったバックを渡す。

「ほら、20億ベリーだ。」


そのままの二人はテゾーロとステラと共にグランテゾーロに行く事にした。


船から降りたウタは周りを見渡す。

「うわ〜!すっごいキラキラしてる!!!」

ウタが感心していると、テゾーロが説明する。

「ここでは、カジノや賭け事が出来るんだ。あ、もちろんイカサマはなしでね。」

そこにステラが補足する。

「ここはみんなが平等に過ごせる場所なの。」

ウタは呟いた。

「みんなが平和に暮らせる世界、、、。」

「私も作りたいな。」

その言葉を聞いたアインが言う。

「出来ますよ。だってウタはこんなにも優しいから。」

「ア゛イ゛ン゛〜!!!」

ウタが感激しているのをおいてアインが聞く。

「さっき私達を買いましたけど、どうするつもり何ですか?」

「いや、何もするつもりは無いよ。」

するとウタが言う。

「助けて貰ったから、恩返ししたいです!!!」

テゾーロは頭を掻く。

「こっちが恩返しのつもりだったんだけどな、、、。」

アインは疑問に思う。

(ウタはなにしたの、、、。)

ステラが提案する。

「じゃあ、ライブをしてもらいましょう!!!私、貴女の歌が楽しみなんだ〜。」


控室に行って時間を待つことにした。

「やっぱりライブって言ったらこの衣装でしょ!」

アインがウタにいつもの服を押し付ける。

「いや、なんで持ってるの!?」

「親友たるもの、いつでも準備をしておかないと。」

ウタがツッコむ。

「いや絶対に違うでしょ。」

そこにステラが来る。

「ライブの準備が出来たわ。楽しみにしてる。」


新時代はこの未来だ。

世界中全部

変えてしまえば変えてしまえば……


ステラがアインに言う。

「凄いわね彼女の歌声。ところでその格好は、、、?」


見えるよ新時代が 世界の向こうへ

さあ行くよ NewWorld


「これですか?ウタ応援衣装です。」

アインはサイリウムを振り回しながら言う。


信じたいわ この未来を

世界中全部 変えてしまえば


「へぇ〜、そう、、、???」

ステラはかなり疑問に思ったが歌に集中した。


果てしない音楽がもっと届くように

夢を見せるよ


観客達の熱声が最大限に膨れ上がる

「UTA!」

「うおおおおお!!!」

「まさかこんなところで会えるとは!」



ウタは息を吸い込んで最後のフレーズを言う。



「新時代だ」


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