きがえてらぶらぶきねんび
小さなきっかけと幾多の偶然が重なった結果、下界でも音楽活動を開始した「ドレミコード」。
彼女たちの参加するコンサートは人気があり出演を増やしてほしいという声も多くあったが、クーリアは今日と明日にNGを入れていたので演奏や指揮の予定はなく、彼氏の家でゆったりいちゃいちゃしていた。
「そろそろケーキにしましょうか?」
「もうそんな時間か。いいね、食べよっか」
そう、今日はクーリアの彼氏の誕生日。他の予定を入れないようにしていたのもそのためだった。
冷蔵庫から小さなホールケーキの様に並べられたケーキアソートを取り出し、テーブルの上に置く。
色とりどりのケーキが仲良く並んでいる様がドレミコードのみんなを思い起こさせたのが、クーリアがこのケーキを選んだ理由でもあった。
「どれから食べます?」
「じゃあ…イチゴのやつで」
「イチゴですね…はい、どうぞ」
クーリアがお皿に乗せてフォークと共に渡すが、
「クーリア…ね?」
「…そういうことですか」
察したクーリアはイチゴのケーキを小さく切り、フォークに乗せて彼の口に近づける。
「はい、あーん」
「あー…ん、うん、思ったより甘いね…美味しい」
「ふふ、良かった」
「クーリアはどれがいい?」
「そうですね……じゃあ、このフルーツので…」
そう言ってクーリアはフルーツケーキとフォークを彼氏の前に差し出した。
「えっ?」
「……私も、…ダメですか?」
「駄目な訳ないって。ほら、あーん…」
「あーん…♪」
少し恥ずかしそうにしながらクーリアもケーキを口に含む。
「ん…おいしい…」
そうして仲良くケーキを食べ進めていくクーリアと彼氏。
「ふふっ♪口元にクリーム付けちゃって…」
「取ってくれる?」
指で取ってそのまま口に含むというアレをやってほしいのは明白。その通りにしてあげてもよかったが、クーリアはちょっとした思い付きで彼氏に顔を近づけた。
「?」
「ん……ちゅっ♡」
唇と舌で直接クリームを拭い取り、クーリアはぺろりと唇を舐めてから微笑む。
「クーリア…」
二人用の小さな丸テーブル程度の距離ももどかしくなった彼氏は立ち上がり、クーリアを抱き寄せて唇を重ねた。
「え、あっ…ちゅっ♡ん、ちゅっ♡ちゅ♡あっ、ちょっと、ちゅ♡ちょ、ちょっと、待って…!」
突然のキスの連続に驚き、慌てて制止するクーリア。
「ちゅ…どうしたの、クーリア」
「…私、未来予知ができるようになりました」
「えっ」
「いいですか?このままだとずっとちゅっちゅちゅっちゅしたまま私は流れるようにベッドに連れていかれて気付いたらあなたの隣で目覚めるんです…裸で」
「うん…ダメ?」
「残っているケーキも飲み物も何もかも放置してしまうので、ダメです」
「俺もうベッド行こって言おうかとちょっと思ってたんだけど」
「……私だって…」
「クーリア?未来予知できるなら今の発言で俺がどういう気分になるかわかってたよね?」
「ダメです。それに未来予知なんてできる訳ないじゃないですか、はむっ♪」
「あっずる…あむっ…」
おとなしく椅子に座りなおした男は、女神なんだから未来予知できるかもしれないじゃん?と思ったが、口の中においしいケーキが詰まっていたのと、テーブルの向かい側で微笑むクーリアをずっと見ていたかったので口には出さなかった。
そして、ケーキもお風呂も済ませた…その後のこと。
「お願い…!誕生日プレゼントだと思って…!」
クーリアはとある服を着て欲しいと彼氏にせがまれていた。
「あの…どんな服なんですか?」
「数年前から台頭してきたインフルエンサーの新しい衣装だよ、もう大人気でさ」
「ふーん…?」
「クーリアなら絶対似合うから」
「…で、そのインフルエンサーさんの服にここで着替えろと」
クーリアは部屋の隅に視線を送る。そこは取ってつけたカーテンで仕切られており、簡易更衣室となっているようだった。
だいぶ苦労したよ、と言いながら手渡された紙袋を渋々といったふうに受け取るクーリア。
「覗かないでくださいね」
「まさか」
「…………」
覗きたいけど我慢するよ、と彼氏の目が訴えていた。
クーリアが即席の更衣室に入ってカーテンを閉め、袋から衣装を取り出すが…
「こ、これ……!」
それはクーリアの目から見て、およそ健全と言えたものではなかった。
布面積はほぼ水着でボディラインが丸わかり。布と繋がったチョーカー状のもので前面の布を支えているだけで、肩は完全に出ている。
腿の辺りは透明な素材で肌を隠せないどころか、側面に大きな穴が空いているため大胆に露出した太ももを更に強調するようなデザインで、お尻の方も下着とそう変わらない程度しか覆っていない。
網のニーソックスと見た目以外に付ける理由が皆無な太もものベルトも露出した肌を目立たせるのに一役買っていた。
おまけに胸の上と下にもベルトが付いていて、これを着たらただでさえ豊満なクーリアの胸が更に強調されることは間違いない。
極めつけには——なぜか胸の中心に不自然な穴が開いていて、胸の谷間部分を大胆に露出させるデザインになっていた。
(どうしてこんな卑猥な衣装を着てる人がいるの…)
今をときめくインフルエンサーという種類の人間は思っていたよりも遥かに進んでいるらしい。クーリアは認識を改めた。
そして今一度目の前の衣装を見つめ…
「スゥーーーー……フゥーーーーーーーー……」
4拍吸って、2拍止めて、8拍で吐く。
無理矢理に自分のリズムを取り戻して、着替えにとりかかった。
ちょっとくらい無理だってする。
だって、彼氏の喜ぶ顔が見たいから。
「き、着替えました……」
「カーテン開けてくれないと見えないんだけど…」
「う……」
「着替えたんだよね?開けるよ?」
「…はい……」
クーリアの返事を聞くやいなや、シャッと音を立ててカーテンが開かれる。
「ぉお…っ!!」
感嘆の声を漏らす彼氏と、遠慮のない視線を受け腕で身体を隠そうとするクーリア。
「凄く似合ってるよクーリア…!サイズも大丈夫そうで、いやえっろ……」
「こんな、ボディライン全部出て…恥ずかしいですよ…!……それに、サイズ…ちょっと胸がきついし…」
「はっ?あれでも!?ちょ、クーリア……腕どけて」
「…普段ならこんな、絶対着ないんですからね……」
赤くなりながらもゆっくりと後ろに手を組むクーリア。伏し目がちにもじもじと身体をよじり、太ももをすり合わせるその仕草は彼氏の興奮を駆り立てるばかりだった。
「可愛すぎるしエロすぎる…俺の彼女…エロすぎ…」
感慨深そうに呟く彼氏のズボンは内側から押し上げられて大きなテントを張っていた。
「………あなたは、まったく…そんなことばかり言って…」
呆れたようにぼやくクーリアだったが、彼氏の股間を見つめるその眼差しはどこか熱を孕んでいた。
「ね、クーリア……お願い」
「…本当に……仕方ないですね」
わざとらしく一回ため息をつくと、クーリアは彼氏に歩み寄って首に手を回す。
「ありがとう」
「…♡」
お互いに見つめ合って微笑むとクーリアは少し踵を上げて、唇同士の距離をゆっくりと近付けながら目を閉じる。
「んっ……ちゅっ…ちゅ、んむっ…ちゅ…♡ぇる…♡」
何回も唇を重ね、軽いキスから徐々に熱が籠っていく。どちらともなく舌を伸ばして触れ合わせた。
「ちゅ……♡んっ…♡ちゅ、れろ…♡ぇぅ♡れる♡」
口の中に侵入する彼氏の舌を優しく迎え入れながらクーリアは首に回していた手を彼氏の身体をなぞるように少しずつ降ろしていく。
「ちゅ…ぷぁ♡ぇあ…んちゅ…♡れぇる♡れろ♡れろ♡んふ…♡」
ボタンを一つ、また一つと外してシャツをはだけさせる。彼氏の逞しい胸板を撫で、そこから指は腹筋を辿って…ベルトに手を掛けて金具を外した。
「んれぉ…ちゅぷ、はぁ…♡ちゅ、…れぇ~~~……♡♡」
クーリアは舌を彼の唇から顎に、喉元に、そして鎖骨の間へと滑らせていく。
「ぁむ……ちゅっ♡れぇ~~……んちゅっ♡れぇ~~…♡ちゅ♡」
彼氏に抱きついたまま下がっていくクーリアの身体。押し付けられた柔らかな胸が彼氏の身体をずりずりと擦り、その後を追うように艶めかしく滑る舌が胸板からお腹へと唾液の道筋を残しながら下へ下へと降りていく。そうして下腹部にまで辿り着くとズボンと下着をずり下げて…クーリアの舌がついに、熱く滾る彼のモノにたどり着いた。
「ぇ~~……ろ♡れりゅ…れぇ~ろぉ…♡はむ♡ぁむ…♡」
舌をいっぱいに伸ばして根元から先端へと舐め上げると、そのまま先端を口に含んだ。
「ぁむあむ…っ♡ちゅっ♡んっ♡ちゅっ…♡ちゅぽ♡ちゅぅぅっ…ぽ♡れるぇぉ♡ちゅぅっ…ぷ♡」
舌を絡ませてゆっくりと顔を前後させながら、彼氏の太く長いモノに唾液を塗すように舐めしゃぶる。
「れる、れぅ…♡ちゅぷ♡んふっ、れぉ……ぇお……ちゅっ…べぇろ…♡…っぷぁ…♡♡」
クーリアが口を放すと彼氏のモノ全体が唾液でコーティングされていた。
「ふふ…♡これで準備できましたよ」
「クーリア…今日は一段とエロくない…?服だけじゃなくて」
「こんなにえっちにさせたのはあなたです…この服、このために選んだんですか?」
クーリアは両手で自分の胸を下から持ち上げると胸に開いた服の穴と唾液で濡れた彼のモノの距離を縮めていく。胸の穴は彼氏が改造したものだったが、そんなことクーリアは知る由もなかった。
下乳の狭間に亀頭がくっつく。そのまま唾液に濡れたそれをクーリアの柔肉が飲み込んでいくと、ぬち…、と粘り気のある音がした。
「っ…うわ…」
熱く硬く勃ったモノが柔らかい感触に包まれる。彼氏の口から思わず声が漏れた。
「ちゃんと準備したから、もう滑りがいいはずです…動かしますね」
ゆっくりと胸を上下させるクーリア。白い布地の間に見えるクーリアのおっぱいが揺する度にむにゅむにゅと形を変えて絡みつくその光景は、何度見ても彼氏を興奮させるものだった。
「ん、しょ♡ん♡んっ♡んっ♡んぅ♡」
最初はゆっくりと、次第にその速度を上げていく。たぷんたぷんと柔らかく揺れる胸と、その中で激しく擦られてますます硬度を増し、先走りを分泌する彼氏のモノ。
「あぁ…パイズリ最高…っ」
「んっ♡ふふ♡更に、んっ♡ぬるぬるに、なって…♡へんな匂い…♡してきました…♡」
クーリアも興奮してきたのか、谷間から顔を出しては沈む彼のモノに顔を近付けて匂いを嗅いだりしながら、更に激しく胸を動かす。
「っ、そんなされると…」
「ん~?すぐ出ちゃいそう、ですか…?♡じゃあ、今日はこういうの…どうですか?」
一旦彼のモノを離すと、左右から胸をぎゅっと支えたその中心に亀頭の先端を当てがい、正面から挿乳する。
「縦パイズリとか、やっば…」
「私の胸で…いっぱい気持ちよくなってくださいね…♡」
彼のモノを逃がさないようにしっかりと胸で包んだまま、ゆっくりと体を前後に揺らし始めるクーリア。
「ん、あっ♡んっ…んう♡はぁ…ん♡硬くて…ぴくぴくしてるの、感じます…♡」
「クーリア…!」
辛抱たまらずといった様子で彼氏が腰を振り始める。
「あんっ♡あっ♡っ、このまま、出しちゃっていいですよ♡」
彼氏の動きに驚くも、それは彼氏が気持ちよくなってくれていることの表れと知っているクーリアはすぐに笑顔に戻った。
「クーリアっ、胸に出すから…っ!」
「はい…♡私のおっぱいの中で、いっぱい出してくださいね…♡えいっ♡ずりずりずり~♡」
クーリアはぎゅっと挟み込んで乳圧を強め小刻みに擦り付け、愛しの彼氏が気持ちいい射精をできるようにサポートする。
「出る…っくぅ…あっ……!」
「ぁ…♡んっ♡あっつい……ん♡」
クーリアの胸に白濁がびゅくびゅくと吐き出される。大量に出てくる熱い液体をクーリアは愛おしそうに受け止めていた。
「たくさん出ましたね……♡」
満足げに微笑むとクーリアは胸を左右へ開いて、彼のモノを解放する。谷間にはべったりと精液が付着していた。
「もう…こんなに出して……♡」
「だってクーリアのおっぱい気持ち良すぎるし」
「またそんな…」
言いながらもクーリアは熱っぽい視線を彼氏に向け、胸の谷間に残る精液を指で掬うと自分の口に含んだ。
「ちゅ…ぱ…くちゅ…ぺろ…ちゅぷ♡ん、ふぅ…♡ひどい味…♡」
「でも好きなんでしょ?」
「好きとは…ん、ちゅ♡れろ…♡言ってないです…れろ…言いましたっけ…?…んふ…♡」
「あーもう、エロすぎだって…クーリア、こっち」
呼ばれるままにクーリアがベッドに上がって膝をつくと、彼氏はクーリアの背後に回って腰を引き寄せた。
「後ろから…ですね…♡はい…今、これ脱ぎますから…」
「待って。着たままがいい」
「え…?」
「このままするから、手ついて」
「は、はい……こう、ですか?」
クーリアが手をついて四つん這いの姿勢になると、彼氏は衣装の股の部分をぐいっとずらして濡れた割れ目にモノをあてがった。
「入れるよ」
「あっ…♡はい……きて…♡…あっ……っあぁ…っ!♡きたっ…♡おっきい、のがっ…♡…っあ!♡」
細い腰を掴まれて、ゆっくりと侵入してくるそれの感覚にクーリアは身体を反らせながら声を漏らす。
「は、あぁっ…♡ふっ、う…♡ぁあ……おくっ……ぅ♡届い…ぅあっ♡」
「……っ!やっぱこれ、すご…」
クーリアのナカに包み込まれる快感を彼氏が堪能している一方で、クーリアも自分のお腹を押し上げるソレの感覚に悦びを感じていた。
「っ…♡ぁぅ…♡」
「全部入ったよ、クーリア」
「んっ♡はぁ……わかります…♡大好きなあなたのが…♡全部…っう♡」
「動くよ…」
腰を引き、また奥へぬぷぬぷと挿れていく。
「あっ、あ♡あんっ♡はぁ、はぁっ♡あぁっ♡んっあっ♡」
ゆっくりとした出し入れを繰り返し、クーリアの声が甘くなっていくのを聞きながら徐々にスピードを上げていく。
「んぅ♡はぅ♡っう♡あっ♡あふっ♡ぁん♡」
ぱん、ぱん、と腰を打ち付けられる度にクーリアの胸がぶるんと揺れる。興奮した彼氏に後ろから覆い被さられ、胸をぐにゅっと掴まれて、クーリアはひときわ高い声で喘いだ。
「ひゃあんっ!♡胸っ…♡おっぱいっ……♡んぁっ!♡あっ♡」
「ここ、勃ってる」
「恥ずかしい、からっ…!♡やめ、ひゃっ♡あっあっそれ♡ああっ!♡」
胸を揉みしだかれ、きゅ、と乳首を摘まれるとクーリアの中がきゅぅぅと締まる。その反応に彼氏は興奮し、更にクーリアを責め立てた。
「感じてるクーリア可愛い…」
「っぅぅ♡ぁ♡っあぁぁ…♡♡」
耳元で囁かれる言葉にクーリアの背筋にゾクゾクとした感覚が走る。身体を支えていた腕からふっと力が抜けて、クーリアは上半身をベッドに突っ伏してお尻だけ突き出すような姿勢になってしまった。
「えっっろ………っ!……クーリア、ごめん」
「ふぅっ♡ぅ♡ぅ…へっ?……きゃあっ!?♡♡」
上体を起こした彼氏はひとこと謝るとクーリアのお尻を鷲掴みにする。最愛の彼女がエロいコスプレ姿でお尻を突き出し、ふぅふぅと荒い息を吐きながら身体を震わせ膣肉をきゅうきゅう締め付けてきているというこの状況で抑えがきくはずもなかった。
勢いよく腰を打ち付ける彼氏。結合部から水音が響き、強烈な快感にクーリアの口から甲高い声が上がる。
「ひゃぅっ♡あっ♡あぅぅ♡や♡あっあッ♡は、はげしっ♡い♡これ♡やっ♡ああぁっ♡」
「中ぐっちょぐちょなのにキツキツ…すっご」
「はっ♡あっ♡あぁっ♡あんっ♡ぅうっ♡っう♡んんぅう~~っ!♡♡あっうっ!♡お、くぅっ…っ♡」
激しいピストンにクーリアは必死に枕をぎゅううっと抱きしめて身悶える。押し付けられてぐにゃりと潰れた胸は背中側からも見えて、その光景が更に彼氏の興奮を煽った。
「クーリア、イッていいからねっ…!」
「んっく♡い、いやっ♡一緒がいいの♡一緒に♡っあぅ♡いっしょにぃ…っ♡♡ふっう、ぁ♡うぅぅ~~っ♡♡」
「っ…!!大丈夫、今のクーリアが可愛すぎてっ、もう出そうだから…!」
彼氏もラストスパートをかけるように腰の動きを一層早めていく。自分の腰と鷲掴みにしたクーリアのお尻の位置を少し変えて、クーリアの感じやすい場所に何度も打ち付ける。
「クーリアっ…!」
「んっ♡あぁっ!♡♡そっそこ♡そこ弱♡イク♡イっちゃっあ♡すごぃ♡す♡ご、ぉっあ♡♡ぅ♡あなた、も♡来て♡あぁ♡イく♡来てぇっ♡イ♡一緒♡♡イク♡イクイクッゥイッ……ック♡♡♡…ッッゥ♡♡♡♡」
限界を悟った彼氏が思いきり腰を打ち付けるとその瞬間クーリアの身体が跳ね上がった。
同時に絶頂に昇り詰めた二人。クーリアの一番奥まで深々と突き込まれたモノから勢いよく白濁液が吐き出される。絶頂の中で自分のお腹に熱いものが注がれる感覚にクーリアは幸福感と快感がない交ぜになって目がチカチカするような感覚がした。
「っ♡ふぅぅっ♡ふぅっ…っ♡♡ぅぁっ…♡あ、つ…♡はぁー……♡はぁー……♡」
何度も身体を震わせて余韻を味わっているクーリアに彼氏がまた背中から覆い被さってうなじに口づけをする。クーリアの口から「ひゃん♡」と甘い声が漏れた。
「とっても可愛かったよ、クーリア」
「はふぅ♡あぁっ…♡ぁ…♡っ…♡…そ、の…♡」
「ん?」
「…あなたも…♡っはぁ…♡とっても…♡とっても…♡…かっこよかったです…♡♡♡」
「誕生日に超美人爆乳彼女とラブラブコスプレエッチ三昧…」
「な、なんですか?いきなり変なこと口走って」
「いや…幸せを噛みしめてた」
「何言ってるんですか…それに今日は“三昧”と言うほどしてませんよ」
「…これからするんだよ?」
「えっ…?」
「クーリアが明日も休みにしてくれてるの、そのためでしょ?」
「…………………」
「……………………………はい……♡」