かくりよ 壱 レスまとめ
個人的備忘録①◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:45:52
「ちきしょ~~!!!歩けば歩くほど分からなくなる!!!」
「ここどこなの!?」
ルフィとゾロ、そしてナミの3人はとある島で迷子になっていた。ルフィに至っては2人のもとから離れてしまい、行方不明である。時は今日の9時に遡る。
②◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:46:10
1522-07-31 AM09:00ごろ
一味はある島に上陸していた。理由はなんてことない、物資補給と買い物である。
サンジは食料の買い付け、フランキー、ジンベエ、ナミとロビンはショッピング、ルフィとゾロはブラブラと町をほっつき歩いていた。ウソップは「島に入ってはいけない病」にかかってしまったのでチョッパーとブルックと共に船でお留守番をしている。
③◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:46:2516報告
1522-07-31 PM13:30ごろ
正午過ぎに探索していた一味が戻り、サンジ特製の昼食をみんなで平らげる。これから出港するかしないか迷っていた時に、ルフィが「この町いろいろおもしれェからおれもっと見る!」と言い、ゾロもついて行こうとしたため、ナミが「あたしが2人を監視するわ」と3人で島を探索することになった。
④◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:46:4315報告
1522-07-31 PM14:00ごろ
「ああ~!!ゾロが迷子になっちまった~~!!」
「この一本道でどこをどう迷うの!?」
ゾロが迷子になり、ルフィとナミで急遽ゾロを探すことになった。
「そういえばここの島も列車が通ってるみたいね」
「列車?ウォーターセブンのときみてェなやつか?」
「ううん、普通に島の中だけよ」
ゾロを探しつつ、2人は話していた。
「列車は島中を走ってるから最悪見つからない時はそれ使って探せばいいかもね」
⑤◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:47:09
1522-07-31 PM16:30
「日が傾いてきたわ…ゾロのやつどこ行ったのよ…!」
ナミがいつまで経っても帰宅しない子供を叱るような母親の口調で呟いている。
「腹減った~~~…」
ルフィに限っては電池切れだ。だが、問題の人は左から飛び出してきた。
「ん?…あ~~~~!!!ゾロ!お前どこにいたんだ~!?」
「 ず っ と 探 し て い た の よ 」
「てめェらこそどこにいやがった!?」
2人と再会したゾロはしばらくナミの説教を受けることとなった。
⑥◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:48:39
「結構サニー号から遠くに来ちまったな」
「もうへとへと…1回休みたい…」
「そうだ!お前ら電車乗ろうぜ!!」
ルフィが素っ頓狂な声をあげる。
「電車ァ?」
「ゾロは知らなかったのね、この島には線路が張り巡らせてて人を運ぶ列車が通ってるの。電気で走るから現地の人は『電車』って言ってるわ」
「ヘェ、初めて知った」
「おれさっき近くで電車の駅見たぞ!」
ルフィは乗る気満々だ。
「いいわ…私も疲れてるし…ちょっと乗ってみたいわね」
3人は駅を探して電車に乗ることとなった。たまには風にあたって列車に乗るというのも趣が良いと3人は思っていた。
⑦◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:50:08
1522-07-31 PM16:07
「ここね…」
3人が看板を見上げる。駅名は「モクセイ駅」と言うらしい。しかし4時なのにも関わらず、誰もいない。無人駅なのだろうか?それに電車もなかなか来ない。
「電車…来ないね」
「ああ」
帰る?なんてナミが言いかけたその時、
「来た!」とルフィ。
右を見ると微かにライトの光が見える。それはぐんぐんと近づいていき
キキーーーーーッ!!!
金属の擦れる音を立ててそれは目の前で止まった。
「電車だー!!!」
ルフィがはしゃいだ。
https://bbs.animanch.com/img/1507070/10
⑧◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:50:33
1522-07-31 PM16:13
ガタゴトと心地よい揺れと音を立てながら電車は進んでいく。
「おれたちしかいねェんだな」
ゾロが呟く。
よく見れば3人以外に乗っている人はいないようだった。ルフィは子どものように窓から景色を見ている。ふとナミが外を見ると空は日が沈んですっかり暗くなっていた。
「さっきまで日は沈みきってなかったのに…早いわね」
そして、3人は疲れてしまったのか座席で眠ってしまった。
⑨◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:50:48
1522-07-32 PM01:09
「…あれ?ここどこ?」
ナミが目を覚ます。2人はまだ寝ていた。
「ちょっと起きて…2人とも……起きんかい!」
「なんだよ…肉食ってんだから邪魔すんなよ…」
「1100…1101…」
ゾロに限っては夢の中でもトレーニングをしている。
「私たち終点まで寝ちゃってたみたいなのよ!」
ようやく2人を起こし、慌てて電車から降りる。
「あれ?ここどこ?」
しかし、そこは見慣れない景色。森の中のようである。
「なんだァ?誰もいねぇのか?」
ゾロがあくびをしながらキョロキョロと見回す。
「何か聞こえるぞ?」
そう言ってルフィが飛び出してしまった。
「ちょっと!」
2人は追いかけ、そして今に至る。
⑩◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:52:16
1922-07-31 PM01:21
「やっと出口見つけた…」
ナミとゾロが森の中に続く長い一本道を歩き続けた。
「ルフィのやつ…いなくなりやがって…」
いよいよ、出口だった。しかし、2人が見たものは
「「え?」」
それは今まで自分たちが歩き回っていた町だった。しかし、真っ暗なのにも関わらず明かりは家の一軒もついておらず、人の声どころか虫の羽音すら聞こえない。
「なに…これ?」
ナミが呆然とする。
人の影すら見当たらない、まるで自分たちがいない間に一瞬にして人が消えてしまったかのように静かだった。
「…とにかく、ルフィを探すぞ」
そう言って手分けしてルフィを探すこととなった。
2人は疑問に思っていた、あの時ルフィが何か聞こえると言ったが自分たちには何も聞こえなかったと。
⑪◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:52:4717報告
1522-07-31 PM15:50
「ナミさんたち戻って来ないなぁ…」
サンジがタバコの煙をぷかぷか浮かせながら独り言を言っている。
「もしかしてゾロが迷子になって探してるとか?」ウソップがパチンコの点検をしながら話しかけた。
「バカマリモがまたやらかしたんだったら今度こそ3枚にオロしてやる…!」
そう言ってサンジは食料を抱えてダイニングへと向かう。
⑫◆moGl7h5.5Q23/01/20 22:53:1417報告
「ちょっと見てこようかしら?」
ロビンが椅子から立ち上がり、船を降りようとする。
「大丈夫かー?」とウソップ。
「いいのよ、まだ日は傾いているけどまだ2時間は明るいと思うし。散歩も兼ねて様子を見てくるわ。夕食までには戻って来れると思うけど」
そう言ってロビンは一人夕暮れの光に染まる島を探索した。
⑬◆moGl7h5.5Q23/01/20 23:28:16
https://telegra.ph/1522-07-31-01-20
(電気で走る列車の話)
⑭◆moGl7h5.5Q23/01/20 23:29:13
https://telegra.ph/1522-07-31-01-20-2
(オレンジの髪の女の子と黒髪の男の子が緑の髪の男の人を探している話)
⑮◆moGl7h5.5Q23/01/20 23:31:30
https://telegra.ph/1522-07-32-PM0115-01-20
(電伝虫を掛けてきたルフィ?/サニー号は灯台があるところ)
⑯◆moGl7h5.5Q23/01/20 23:37:31
1522-07-32 PM01:43
「帰りたい…」
ナミがふらふらと歩いている。手分けして探しているがきっとゾロは戻らないだろう。
「ああー…どうしよう」
その時、ナミは何かを見つけ、一直線に走っていった。
⑰◆moGl7h5.5Q23/01/20 23:41:37
https://telegra.ph/1522-07-32-0145-01-20
(最初は一行目のみ、電伝虫の着信音→切れる)
⑱◆moGl7h5.5Q23/01/20 23:45:32
https://telegra.ph/1522-07-32-0148-01-20
(ナミからの電話、本来はサンジ(サニー号)に掛けた/23:52頃まで更新)
(スレ民の電話応答)
二次元好きの匿名さん23/01/20 23:48:44
https://telegra.ph/%E3%81%AF%E3%81%84-01-20
こんな感じで白紙のテレグラフにかくと電話をとったて判定になる
⑲◆moGl7h5.5Q23/01/20 23:53:42
https://telegra.ph/とある地域のパンフレットより-01-20
(モクセイ駅は過疎化により廃線)
⑳◆moGl7h5.5Q23/01/20 23:57:00
https://telegra.ph/1522-07-32-PM0115-01-20-2
(文章追加タイプ、一行目から電話は取られている/ルフィ側は⑮と同じ内容+α/00:06頃まで更新)
㉑◆moGl7h5.5Q23/01/21 00:16:00
1522-07-31 PM16:12
「ブルック!ブルックはいるか!」
サンジが受話器を持ったまま叫ぶ。
「ヨホホ?どうかしましたか?」
「ルフィたちが大変なことになった、ブルック、お前は幽体離脱とか黄泉とかに詳しいだろ?」
「ええ?そうですけど…」
「ちょっとこの島にあるモクセイ駅について今すぐ調べてくれ、ルフィがこの駅の列車に乗って変なところにいっちまった。悪い予感がする」
サンジのただならぬ表情でブルックは何となく察した、この予感が当たらなければと思ってしまった
「わかりました」
ブルックはすぐさま船から飛び出した。
㉒◆moGl7h5.5Q23/01/21 00:18:57
https://telegra.ph/1522-07-31-1722-01-20
(⑲のパンフレットを見たロビンとブルックの会話)
㉓◆moGl7h5.5Q23/01/21 00:28:18
https://telegra.ph/1522-07-31-PM1633-01-20
(サンジに代わったブルックとルフィの会話、鈴の音、何も食べてはいけない、モクセイ駅から乗ったことの確認)
㉔◆moGl7h5.5Q23/01/21 01:09:01
「ああ!こんな時に限って!なんで出ないの!」
ナミがイラついていた。何故かサニー号に繋がらない。はあ、どうしたらいいの…
その時だった。
しゃんしゃんしゃんしゃん
「鈴の音…?」
どこからか鈴の音がする。耳を澄ますと微かに太鼓のような音も聞こえた。
(そういえばルフィが何か聞こえるって…)
人がいると信じてナミは音の元へ走っていった。
㉕(削除済)
23/01/21 01:10:02
(「なにこれ」と赤く加工された鳥居の写真)
魚拓