お嬢さん×宮崎県

お嬢さん×宮崎県


クッション













ラヴェルちゃんはわたしに心を許してくれている、と思う

いつもはあざとく少し猫を被っているのにわたしといるときはちょっと口が悪くなる

かわいいだけじゃない一面を見せてくれる事もある

話しかけてくれるし、ちゃんと話も聞いてくれる


だけど、最近はふとした瞬間にそそくさとどこかにいってしまう


やりすぎた?

付き合った最初はゆっくりしていたけど、最近はあのかわいい顔をぐちゃぐちゃにしたいと思って、どんどん虐めてしまう

あんなにかわいいひとがわたしに体を委ねてくれている

それがうれしくてうれしくて


早くしないとどこかに行ってしまうかもしれない


決めた、今日理由を聞こう


今は出かけているし、ちょっとお菓子とかを作ろうかな

それでいっしょに食べているときに話を切り出そう




「ただいまー」

「お、おかえり!お菓子作ったんだけど食べる?」

「え、いいの?やったー!」

「まだ出来てないからちょっと待っててね」

「わかった!」


そう言うと鼻歌を歌いながら先に行ってしまった


待たせていることを思い出し追いかける




「おいしい!やっぱりリバティちゃんはすごいね」

「ほんと?よかった〜」


沈黙を破るように話す

「最近なにかあった?」

「え?」

「えっと、ほら、なんか、突然どこかいっちゃうことが多いな〜とおもって」

「と、ととと、特にないよ?」

わざとらしく目をそらす


「なんでなのか教えてくれないと私も改善できないから......」

「そそ、そそそそうだよね!え、えっと......」

「こら、目線そらさない」


頬を掴み額同士をコツンとぶつける

「なんでなの?教えて」

「いつもあんなに綺麗な指にぐちゃぐちゃにされてるんだっていう事を思うと恥ずかしくて......」


え?いつもそう思ってたの?それで恥ずかしくなってたの?

気持ちを落ち着かせるために深呼吸をする



「準備して、ホテルいくよ」






設定(?)

ラヴェルちゃんはラヴズとマルシュに相談しにいってる

ホテルで鉢合わせてほしい


「えっ、先輩たちも?」

「話を聞いていたらヤりたくなっちゃって」

みたいな会話をしてるはず





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