"お前ら"のラッキースケベ

"お前ら"のラッキースケベ


「思い浮かばないな……」

そういってサウザンド・サニー号の甲板であにまんを眺めてる"お前ら"がいた。

「んー……ルフィのラッキースケベ、ん……難しいなあ、スケベ……??」

考え事に夢中になっている"お前ら"は近づいてくる気配に気がつかない。

「なに見てんだ?」

ひょいとスマホに影が差し込む。

覗き込んできたのは満面の笑みを浮かべている我らが太陽、もとい今ラッキーなスケベを妄想していた本人だった。

「い、え、え、あっ、わっ、わっっ!!!!」

"お前ら"は予想外に心臓が跳ねる。

思わず後ずさりすると壁にドンとぶつかり思いっきりスマホを放り投げてしまった。

スマホは空高く空を舞い、"お前ら"は船から上体が出る。景色がスローモーションに見えた。

(ああ、空が真っ青だ……)

この高さを頭から落ちるなんて危険極まりないというのにそんな呑気なことを思っていた。

(ルフィにスケベなことを考えた罰かな)

すべてを受け入れ目を閉じる

ーーーその時だった

「"お前ら"ーーッ!!!!!」

ルフィが"お前ら"を追って船から飛び降り叫んでいた。光を受け入れると恐い顔したルフィが眼前に迫りゼロ距離になる。

(ああルフィの匂いがする)

"お前ら"は力強く逞しい胸に抱かれながら一緒に海の泡になった。



目が覚めたのは星が出た頃だった。

"お前ら"は見慣れた天井が見え、ここがサニー号の医務室であると悟った。助かって良かったと思うと同時に、安心と気恥ずかしさと後ろめたさが溢れる。

(ルフィは大丈夫かな。多分大丈夫だと思うけど、後でみんなにお礼言っておかないとな)

"お前ら"がこの後の展開を考えてるとお腹の上の優しい重さと温もりに意識が向く。

上体を少しあげて存在を確認するとルフィがいた。"お前ら"のお腹を枕にして涎垂らしてアホ面晒してる愛おしい存在を認め衝動が湧く。早くルフィの脈動に触れたくて手を伸ばす。

(ああ、本当によかった……)

自分の劣情のせいで太陽を失うのが怖かった。自分が助かっててルフィが助かってない訳ないと頭では分かってる。ルフィの傍には必ず非能力者がいる。そんなこと分かっている。分かっているのに安心が溢れてきてルフィが滲んで止まらない。

「おいっ、なんで泣いてんだ?泣くな!!」

"お前ら"を泣き止まそうと全身を使って変顔したり踊ってみせたり笑わそうと変な動きを続ける。

「あっ!!」

しかしの船が大きく揺れ、変顔したルフィが眼前に迫りゼロ距離になり光を奪われる。

むにゅううううん

柔らかい感触が衝撃を受け止める。

(うわあああ、柔らかくて気持ちいい)

反射で唇を閉じるとコリコリした存在に気が付く。よく分からないまま舌で転がすと

「ふぁぁああん♥んんん、あ♥♥♥♥」艶かしい甘い声が清潔な医務室に響く。

ルフィは緩い抵抗をしているが強い快感に震え力が抜けてるようだ。ルフィの急所は"お前ら"の口にある。快感に暴れるルフィを宥めようと動かした左手はルフィのお尻にいた。

温かく柔らかく弾力があって気持ちいい。てのひら全体で揉むと心地よい感触が返ってくる。

「や、やめっ♥♥"お、お前、ら"ッ♥♥んぁあああーーー……ッ♥♥♥♥♥」

(あ、これルフィのモロ感乳首だ)

もっと色っぽいルフィがみたい。

悪戯したくてわざと音を立てて吸ったり舐めたり甘噛みしたり転がし責め続ける。

ーーちゅッば、ぐちゅッ、カリッ、ぬちゃッ


「やぁ…ッ♥♥らめぇ…ッ♥♥んんッ♥もぉッ♥♥さ゛わ゛る゛の゛や゛め゛ろ゛ォ゛ッ゛ッ゛♥♥♥も゛う゛や゛め゛て゛く゛れ゛ァ゛ッ゛♥♥♥♥イ゛、く゛ッ゛♥♥や゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ーーッ゛ッ゛♥♥♥♥♥」


暗転

というラッキースケベの刑に処すからな!


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