おもいできがえてあいして

おもいできがえてあいして



下界にある彼氏の家、コンサート会場、そしてドレミ界と天上界。その他にも方々に顔を出し、忙しいながらも充実した生活を送っているクーリアは今、クローゼットの中で衣類の整理をしていた。

(これはこの前のアンサンブルで着た服……こっちはパーティー用ので……あっ、これ……)

その中でクーリアはある服を見つけて手が止まる。

黒地に金の装飾で彩られたその服は、かつてクーリアがまだ「グランドレミコード」ではなかった頃の服。最初の頃は演奏会にこの服を着て行っていたもので、前の仕事着と呼べる服だった。

(あれからそんなに経っていないはずだけど…着れなくなってたり、しない…よね)

サイズが合わなくなっていたら新調すれば良い話ではあるが、クーリアの中に存在するプライドのようなものがまだ着れると確かめたい思いを増幅させていた。

「……大丈夫」

クーリアは自分に言い聞かせるように呟いて姿見の前に立ち、ボタンを外して服を肩から滑り落としていく。ショーツ一枚の姿になったクーリアは若干の懐かしさを覚えながら衣装に袖を通していった。

(ここがちゃんと締まれば腰回りも大丈夫……あとは……)

胸の下を締める布をくっと引っ張り、金具をカチリと留めたときだった。

「あ……」

(……これは……)

着れない程ではないが、記憶よりも服の締め付けがきつい感覚。それは締めた部分の上で引っ張られた布によるもの……つまり、

(胸……まさか、まだ…?)

だとしたら絶対にあの人のせい……だけどあの人は…これが大好きだから、きっと喜んで……。

そわつく心を抑えながらクーリアは着替えを再開する。

独立した袖部分、足を包む黒いオーバーニー、首から胸元を飾るブローチ付きのジャボ。

そして最後に髪飾りを留めれば、鏡に映るのは「ドドレミコード・クーリア」の姿。

これを着てステージに立った思い出が頭に浮かんでくる。クーリアは満足げに微笑むと、軽い足取りでクローゼットから出て彼氏の部屋へと足を運ぶのだった。


ノックを3回リズムよく、気分に合わせてメゾフォルテ。すぐに返事が聞こえたのでクーリアはそっと扉を開けて入室する。

「どうしたの…って、その服は」

「服を見ていたら見つけちゃって、着てみたんです。急に思いついて着替えちゃったので、指揮棒は取ってきてないですけど……どうですか?」

「うん……すごく可愛い。それに凛々しさも感じる。それを着てた頃のクーリアを思い出すよ」

「ふふ…♪今の衣装も気に入ってますけど、この服も結構好きなんです」

「あれとはまた印象が違って俺も好きだよ。…‥ねえ、クーリア」

「?」

彼氏から良い感想を聞けて笑みを浮かべるクーリアに、じっと服を見つめて言う彼氏。クーリアは軽く首を傾げて彼の言葉を待つ。

「その服、まだ使うの?」

「いえ、特にこれを着る予定は…」

「そっか…もしまたその衣装を使うことになった時は新調してみたら?」

「……?まあ、機会があったとしていつになるかわかりませんし、それもいいですけど」

「それがいいよ、うん」

何か一人で納得している彼氏の前でクーリアはゆっくりと一回転する。衣装の裾がふわりと広がり、その動きに合わせて長い髪が靡く光景を彼はじっと見つめていた。

「それでは」

クーリアは衣装の裾を持ち上げるようにして膝を軽く曲げ、片足を後ろに下げて礼をしてみせる。合わせて軽く拍手をする彼氏に満足げな笑みを返したクーリアが彼氏の部屋を出ようとすると、後ろから伸びてきた腕がクーリアの身体を捕まえた。

「…なんですかー…?」

もうなんとなく考えていることはわかるけど……あえて聞いてみる。

「実は前から思ってたんだけど…この衣装さ…」

「んー…?…ひゃぅっ!?やっあ、あのっ」

一度身体を離れた彼の手が今度は胸の横から入ってくる。クーリアの衣装はその部分が大きく開いているために容易く彼の侵入を許し、彼の指が生の胸を優しく揉みしだき始めてしまった。

「パイズリ用だと思わない?」

「思いませんっ!んゃっ、んっ…何言ってっ、ん♡…もうっ」

「してほしいな」

クーリアの胸を覆う黒い布に指の形が浮かんでは消え、彼の指の動きに合わせてクーリアの胸がむにゅむにゅと形を変える。彼の指は先端に触れようとしないが、布の裏地に擦れて淡い刺激がもたらされていた。

「ダメですっ…!仕事着、ぁ♡、なんですよ?汚しちゃ…」

「お願い」

「っ…♡…待って、まってくださ、んぅ♡…まって…」

彼の体を軽くポンポンと叩くと胸を揉みしだく手は止まってくれた。……止まっただけで胸から離れてはくれなかった。

「してくれる?」

「その…胸でするのはやっぱり…ひゃぅん♡ぁ、あのっ、かっ代わりにお口でしてあげますからっ…!」

「……クーリア」

「は、はい…?」

「ありがとう」

「…はい…♡……って…もぅ…」

調子のいい恋人に絆されかけたクーリアは我に返り、ジトっとした目で恋人の笑顔を見つめた後、

「………初めてあなたと逢えた時の衣装で…するの、はじめてですね」

そう呟いて、一緒に寝室へと向かうのだった。



「れぅ♡ん♡ちゅぶっ♡れりゅれるぇあ~…む♡…ぢゅる♡れぉ、れろ♡れるれるれろえろ…っ♡んむ♡ちゅっ♡ぁむ♡」

ベッドサイドに腰掛けた彼の両足の間に座り込み、股に顔をうずめる美女——クーリア。彼のモノにれろれろと舌を絡み付かせ、舐め上げたかと思えば口に含んで吸い立てるその姿は、今まさに頬張られているモノを更にいきり立たせ、その熱を高めていく。

「んっ♡ん~…♡む、ぶ…♡じゅ…ぽ♡れる…っぽ♡くぽ♡くっぽ♡くぽっ♡じゅ♡っぱ♡はぁっ……っんぅ…♡♡れろぉ~……♡れるれぇえ~~……♡」

「すご…また上手くなった…?」

かけられた言葉に反応し、クーリアは熱っぽい視線でじっと彼を見上げながら口淫を続ける。

「んぐ♡ぅぶ♡ぢゅ…♡じゅ、ぽぁ…♡あなたが、れぅ…♡ちゅっ♡いつもいつも…♡れろぉ……♡じゅっ♡ぴちゅ…ちゅっ…ぱ…♡させるから……ぁむ♡れぁむ♡ぇぅ♡れうっ♡」

クーリアは唾液で光る彼のモノの根元、睾丸近くまで顔を持っていくとそこから唇と舌を使って亀頭まで舐め上げ、同時に指先でさわさわと下の袋を優しく揉む。硬く熱い肉の幹が顔に擦り付けられるが、それをクーリアは嫌がるどころかむしろ自ら顔を押し付けているようにすら見えた。

「ちゅっ♡ちゅぅ……♡ぷは……っ♡私のおくちで…♡ん、れぇる♡れろぉ~……♡きもひよく…♡ちろちろちろ♡ぇう♡れるれぇえ~~……♡」

再び先端を口に含み、にゅぷぷっ…♡と喉奥まで咥えていく。口内で舌を何度もくねらせて彼のモノを舐り回し、唇を竿にぺったりと押し付けながらゆっくりと引き抜いては咥え込み、また引き抜いては咥え込み……

「っ…いいよ…もう、出そうになってきた…」

「ん……♡ふふ、んぶっ♡ちゅる……れぅ~……♡ぢゅうっ!♡♡んむっ、んん♡はっ、はぁ……♡ぁっうあっむ♡♡」

彼の射精が近づくと、クーリアはだんだんと深く喉奥まで咥え込んでいき、口全体を使って彼のモノを搾り始める。喉奥に先端が当たる度に彼の我慢は限界に近付いていき、そして、

「っぐ……!」

彼のモノが一段と膨らみ、次の瞬間にはクーリアの口内に精液が溢れ出す。熱く粘り気のある白濁を勢いよく叩きつけられたクーリアは、喉に絡みつくそれを口内でしっかり受け止めようと唇を更に密着させて彼のモノに吸い付く。

「んっ♡んんんっ♡んぶぅっ……♡んぐ…♡ぢゅっ、ずっ♡んぐっ♡んっ、んんむ~~~……♡♡ゴクッ♡ふ♡んふ~…♡ゴクッ…♡♡」

どろどろの白い欲望を口いっぱいに溜め込みながらも、クーリアは自身の唾液と混ざったそれを喉をこくこくと鳴らして飲み下していく。喉を通る欲の味、鼻で息をする度に嗅覚を刺激する濃厚な匂い。クーリアは下半身をもじもじと小さく揺り動かしながら、ゆっくりとモノを口から引き抜いていった。

「んむ…♡ぢゅっ…♡んっ♡ずっ♡んぶぇる♡…んむふ♡んっ、ん…♡ぢゅ~~っ……♡ぢゅるっ♡ぇるっ♡…んふ…♡♡…れぉ♡…ちゅ~~~っっ…♡♡っちゅっ…ぷぁ♡♡…ンクッ♡ふー…♡ングッ♡…ふぅー…♡♡…ちゅっ♡」

口の中のものを全部飲み終えたクーリアは挨拶でもするかのように彼の先端にキスを落とし、そして唾液塗れの舌を唇かられろりと突き出して再び彼のモノに這わせ、表面に残った汁を掃除していく。

「れる……♡ぇぉる……♡はぷ♡へぇ♡れぇろ…♡れぇるぇる…♡ふぅっ…ちゅぱぁ♡んっ♡ぇぁ~…むぇるれるれる…♡♡んじゅ……♡ぇる♡れぇーる…♡…はむっ…♡ちゅぅ~~…♡っはぁ…♡んくっ…♡はぁ…♡♡」

艶めかしく舌を踊らせ、尿道に残る精液まで吸ったクーリアはまるで名残惜しむような緩慢さで唇を離し、彼のモノに頬を寄せる。上目遣いで見上げるその表情はうっとりと甘く蕩けていて、口元は緩んだ笑みを形作っていた。

「なんだか、………濃かった、気がします…♡…それに……これ…♡」

「…うん、まだ収まらないみたい」

「本当、元気なんですから…♡」

呆れたように言いつつもクーリアは肉棒を優しく撫でながら彼が次の言葉を発するのを待っていた。

無言の視線に促され、彼の発した言葉は——

「お願いっ…パイズリして」


「……………特別、ですからね…?一回だけですからね……」

「大好き」

「…正直者…♡」

胸元の白い布――ジャボを外すとクーリアの深い胸の谷間が露わになる。重たい胸を下から支えるように持ち上げ、彼のモノを包むように挟みこんで下ろすと谷間から飛び出した亀頭の先端がクーリアの鼻先をかすめた。

「んっ♡…むー…♡っふふ…♡」

一瞬怒った顔を作ってみせるも、すぐに頬を緩めたクーリアは胸を押さえたまま中心から顔を出す先端に唇を寄せる。ちゅっ♡と唇を当てられ、透明な汁が少しだけ滲み出した。

「んれぇ…♡ちゅ……ん……♡ぁむあむ……♡んぇ~…♡れろ、ちゅ…♡ちゅぱ♡」

先端に奉仕しながら唾液をたっぷりと垂らしていく。左右の胸を緩くこすり合わせるように動かしてなじませると、両手で胸を上下に動かし始める。

「ん、しょ…♡ふ、ん♡んっ♡どう、ですか……♡私の胸、気持ちいいですか……?♡」

「うん……すごく……」

たぷん♡たぷん♡と弾む胸を左右から押さえて圧力をかけながら、上に、下にと胸を揺り動かして彼のモノに擦り付ける。

「んっ♡ふっ……♡ぇい♪…ぁむ♡ちゅっ♡ちゅう~っぱ♡…ぁ♡…ぴくんっ♡ってしました…♡」

胸の中で彼のモノが跳ねるのを感じ、クーリアは嬉しそうに微笑む。ずりゅずりゅと胸の動きを再開させると潰れるように形を変えた胸の間で先走りと唾液がにちゃにちゃと卑猥な音を奏でた。

「っく…パイズリエロすぎ…我慢が…」

「我慢なんて…しなくても…♡」

もっとクーリアのパイズリを味わっていたいという気持ちと、早く彼女の胸の中で果ててしまいたいという欲求が彼の中でせめぎ合う。

その拮抗を崩したのは彼女の言葉だった。

「いつでも好きな時に…♡出してください♡」

その言葉を聞くと同時に彼のモノがぐっと反り返りながら硬くなったのを胸で感じたクーリアの口から熱い吐息が漏れ出し、心臓の鼓動がテンポを上げた。

(来る…もうすぐ…♡くる…♡)

彼が自分の胸で興奮して、気持ちよくなってくれている。そして、その快感を吐き出そうとしてくれている。それが嬉しくて、心待ちにしている自分がいて。

血管の形が浮くほど張り詰めた竿を柔らかな肉でしっかりと両側から抱きしめて、上下に大きく揺さぶる。胸の中で暴れるものを押さえつけるように、強く、何度も、何度も。

「っあぁ……っ!」

ついに耐えられなくなった彼のモノが精を吐き出すために膨らむ。射精の合図を感じ取ったクーリアは竿を挟み込んだままの両胸をぐいっと持ち上げて——落とす。

爆発するかの如く彼の先端から白濁が噴き出し、クーリアの胸と顔を白く汚した。

「ゃぁっ♡ああっ♡んっ♡、あついっ…♡♡んぁむっ♡♡ちゅる、れるれぅう~~……♡♡」

谷間から飛び出した亀頭を唇で捕まえ、精液の溢れる先端にしゃぶりつく。胸は彼のモノを優しく包み込んだまま優しく揺り動かし、全て気持ちよく吐き出せるよう射精を促していく。

「んぶ…♡ちゅぅ…♡んぐ…♡ぇろっ♡んちゅぅ~~っ…♡ぢゅるるっ♡ンクッ♡コクンッ♡♡っんふーっ♡♡……ゴクッ♡♡ん…っ♡♡んぅー…♡ちゅぅっ♡ぇうれう…♡ちゅっぱ♡」

長い射精が収まりかけると、クーリアは竿の根本から先端へと搾り出すように胸を動かす。びゅっ、びゅぅっと飛び出る精液を丁寧に口内で受け止め、そして全て出し終わったのがわかるとゆっくりと彼のモノから唇を離した。

「胸にも…顔にも…♡んっ…♡この匂い…♡♡っはぁ…♡♡ん……れる♡ちゅぱ♡…れる♡ちゅ…♡」

きめ細やかな肌にへばりついた精液を指で掬い取り口へ運んでいく。指に掬った精液を舐めしゃぶるクーリアの表情は恍惚の色に染まり、口内で彼の精を味わうことで更に濃くなっていくのだった。

「ちゅぷ♡れる…♡ん…コクン♡はぁ…♡…ふふ…♡たくさん出しましたね…♡」

「うん…ありがとう」

「…あ、あの………やっぱり…あまり汚しちゃうのも……その、…脱いでも…」

「……もっとしたいんだ?」

「っ!?♡そ、それは、そのっ!♡……ぅ…♡♡」

顔を真っ赤に染め、何も言えなくなるクーリア。そんな彼女の髪を彼は優しく撫で、そのまま抱き寄せるように腕に力を込めた。

「言って?」

「……っ♡………はい…っ♡♡……したいです…♡あなたと一緒に…きもちよくなりたいです…♡♡……たくさん、愛してほしい…♡♡

「よく言えました。…じゃあ、脱いで」

「…ぅ♡はい…♡」

クーリアは頬を真っ赤に染めたままゆっくりと立ち上がった。

身体から一枚ずつ布が取り払われて床に落ちていく。一枚、また一枚と布が折り重なっていく度にクーリアの口から小さな吐息が漏れ、彼の視線が自分の肌を舐め回すのを感じるとぞくぞくとした感覚が彼女の身体に走った。

そしてとうとう最後の一枚が取り払われ、一糸纏わぬ姿になったクーリアは見えない引力に引き寄せられるように彼のもとへと近づいていく。クーリアを優しく抱きしめて迎える彼氏に跨るようにクーリアが腰を下ろすと、既に準備万端になった彼のモノがクーリアの腹にぴとりと触れた。

「っ…♡…おっきい…♡…もう、こんなに……♡」

「クーリアが可愛いから、何度だってできそう。…腰、上げて」

「はい…♡……んひぅっ♡♡ぁ♡ぁっ♡」

言われるままクーリアが腰を浮かすと亀頭が臍から下に肌をなぞってクーリアの敏感な女の器官を擦り、その快感に思わず声を上げて彼女は身体を震わせた。

「っ♡……ぁ……♡ん、ぅう……♡」

「…すごい濡れてる」

「言わないで…っ♡…っふぅ…♡っんぅ…ぅあっ♡」

入り口に先端をあてがい、ゆっくりと腰を落としてクーリアは彼を受け入れていく。

「~~~っ…♡♡んッ♡ふぅっ……♡ぁあっ、あっ♡ぁ♡~っくぅっ♡♡」

彼のモノが膣内を押し広げながら奥へ奥へと入り込んでいく感覚に、しなやかな背筋が反る。快感に耐えようとクーリアが彼にぎゅっと抱きつくと、柔らかい胸が彼の胸板で潰れてその形を変えていく。

「ふぅっ♡~~っあぁっ…♡ぁっ…♡♡も、もう、すこし…ぃっ♡♡ぅく♡♡っはぁっ…♡♡はぁっ……♡♡」

腰が沈み切り、互いの肌と肌がぴったりと触れ合った。

身体の中を彼に占領される感覚。言葉にできない満足感と幸福感がクーリアの身体中に溢れ、我慢できずに舌を伸ばしてキスをせがみ始めた。

「ああぁ…っ♡♡キスぅ…♡キスほしいです…♡ください…♡れぇ~…♡♡ちゅっ……♡ちゅぱっ♡れぇるれる♡♡ぇる……ん…ちゅぅ♡♡んぅう~~……♡♡」

(好き…♡好き…♡好きぃ……♡♡)

舌を絡ませる濃厚なキスが始まってすぐクーリアの腰が小さく震え、そして淫らにくねり始めてしまう。彼の方もそれに応えるようにクーリアの尻を手で支え、腰を小さく揺らし始めた。

「ちゅっ♡ちゅぱっ♡♡れろぉ…♡ん…んふっ!?♡っあ!♡あっ♡♡ああぁっ♡♡やっ♡これぇ…っ♡♡」

「くいくい動かして…もっと気持ちいいの欲しい?」

「ぁ♡♡これ♡これは♡か、かって、に♡動いてぇっ♡♡ぅああっ♡♡あっ♡ゃんっ♡♡はぅっ♡ぁぁあっ♡♡」

彼の腰の動きは激しくないものの、与える刺激は決して弱くない。クーリアは彼にしがみつく力を更に強めながら快感を貪る。クーリアのナカを押し広げ埋め尽くすそれの先端が、張り出したカリが、太い幹が、彼女の弱い場所を圧迫し、擦り上げていく。

「は♡ひっ♡ぅうっ♡♡やぁっ、ぁあっ♡♡ふぅぅっ♡っぃ♡あっ、あっ♡~っ♡♡っあんッ♡♡」

「ナカもぐねぐね動いてて…っ…気持ちいいよ…」

「ぁっ!♡♡ィ…っっ♡♡♡~~~ッ♡♡♡

ぐり、ぐり、と腰を回してクーリアの子宮を圧迫しながら耳元で囁くと、ナカがきゅぅぅっと締まって彼のモノを締め付ける。背中を反り返らせるクーリアの身体を抱きしめ、上下に揺すってやると言葉にならない声を上げながらクーリアの全身ががくがくと震え、やがて力が抜けてだらりと脱力し彼にしなだれかかった。

「イっちゃった?……可愛い。…ちゅ」

「~っ♡はぁ……♡はぁ……♡…っひゃう!♡♡っ♡ぃ、……いじわる……♡♡♡」

絶頂直後の身体は不意に首元を吸われただけでも敏感に反応してしまう。クーリアが息を荒らげながら責めるような目を向けると、彼はその目を真っ直ぐに見つめ返して微笑みかけた。

「クーリア。…俺がイくまで動ける?」

「…ぁ…♡……♡♡………わ……わからないです……♡動けなくなっちゃう…かも……♡♡」

「……そっか。じゃあ、手伝ってあげる」

クーリアの尻に添えられた彼の手指に力が籠る。彼が何をしようとしているのか察したクーリアは思わず喉を鳴らし、彼の身体にぎゅっと抱きついて震える声で囁いた。

「…お願い…します…♡♡♡」

情欲に蕩け切った顔で告げられた言葉を聞き届けると、彼は深くまで柔肉に埋まったモノが抜けそうになるまでクーリアの尻をぐっと持ち上げる。高く張り出したカリが膣ヒダをめくり上げながら引き抜かれていき、抜ける寸前で再び腰を落とされて彼のモノがまたクーリアの中に深々と突き立てられる。

「っ♡ふぅぅっ♡♡あぅ…♡♡……ぁあああっ♡♡ああぁっ♡はぁあっ♡♡やぁっ♡ゃっ♡あんっ!♡ああっ!♡♡」

何度も何度も経験したのに、何度味わっても飽きることのない快感。その快感に、クーリアは我を忘れたように乱れていく。長い桃色の髪が振り乱され、揺れ動く柔らかな乳房の先端が彼の胸板に何度も擦り付けられて甘い刺激を生み出していた。

「あッ♡♡あっ♡ああぁっ!♡♡んゃっ♡ぁうっ!♡♡ひぅう~~……っ!!♡♡♡」

快感をクーリアの身体に教え込むかのように、彼は何度も彼女の尻を持ち上げては落とす。二人の肌と肌がぶつかり合う音が響くのと同時にクーリアのナカがうねって絡みつき、彼のモノはクーリアの感じる場所を擦り、最奥を押し潰す。

「っ♡♡ぁ、あッ♡はぁっ♡んぁっ♡ぁうっ!♡♡ゃんっ♡やぁぁっ♡♡これ♡またっ…♡♡」

「っ、イきそう?」

「~~っ♡♡ィくっ♡いイくっ♡♡もうっ♡イッちゃぅう……っ!♡♡♡」

「いいよ…一緒に、イこうか…っ」

「はぅ♡♡い、いっ♡いっしょにイク♡好き♡すきっ♡すきぃっ♡♡ぅあっ♡♡あっぁああイクっ!♡♡イっ、く♡♡イク、イクッイッ……♡♡~~ッ!♡♡♡~~~~ッッ♡♡♡

一際強く腰を打ち付けられた瞬間にクーリアの尻肉がきゅっと形を変える。直後、全身が痙攣し、彼の背に回した腕に力が入った。その瞬間彼は歯を食いしばり、彼のモノが膣内で震えて大量の精がクーリアの中に叩きつけられる。クーリアは自分の子宮が熱く濃厚な精液に満たされていくのを感じながら全身をビクビクと震わせて長い絶頂に浸り続けた。

「……っ♡♡……ぁ……ッ♡ふぅぅぅっ……♡…ッ……♡…はー……っ……♡はぁーっ……♡♡……」

強烈な絶頂の波がだんだんと収まっていき、身体から力が抜けるとクーリアはぐったりと彼に体重を預ける。しかし彼女のナカだけは射精を終えた彼のモノに吸い付いたまま断続的に締め付けを繰り返していて、彼もまた絶頂を迎えてもまだ硬さを失っていないそれでクーリアの膣内を優しく刺激し続けていた。

「はぅ……♡ぁ……ふぅっ……♡んぅう……♡♡はぁ……んっ♡ちゅっ……♡んちゅ…♡ん…れる……♡ちゅ…♡」

二人だけの世界でしばらくの間汗でぬめる肌を合わせて抱き合いながら快楽の余韻とキスの味に酔っていたが、やがてゆっくりと口を離すと二人の間に銀の糸が伸びてぷつりと切れる。

「ん……べたべたになっちゃったね」

「そうですね…♡…お風呂に入りたいです……♡」

「入る?」

「……いっしょに、ですよね…?♡」

「もちろん」

「なら、……はい♡♡」

嬉しそうに微笑んだクーリアが彼の首に手を回して支えにしながら腰を上げ、ずるずると彼のモノを引き抜く。音を立てて抜けた精液まみれのソレは未だ大きくそそり立っていて、クーリアはうっとりとした目でそれを見つめた。

「………すっごい……♡♡」

「お風呂行ったら洗ってくれる?」

「あっ、ぁ…♡は…はい…♡♡ぜんぶ…きれいに……♡♡」

「…行こっか」

ベッドから立ち上がった彼はクーリアをお姫様抱っこの形で抱き上げ、浴室へ向かって歩き出す。

「代わりにクーリアの体、洗ってあげる」

「…っ♡…ありがとう…ございます…♡♡」

クーリアは彼の首に手を回して抱きつき、そして耳元で囁いた。

「愛してます…

「俺も。愛してるよ、クーリア」

「……ふふ♡」

二人は幸せそうに微笑みを交わし、浴室へと消えていく。

その後しばらく浴室からは、甘ったるい嬌声や何かがぶつかり合うような音、そして何度目ともわからない愛の告白が響き続けるのだった。



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