おまけ

おまけ


紘太「他のヘルヘイムの影響を受けた所を纏めたり、行き場を失った他の惑星の人達を助けたりしてたらウチの惑星圏も結構な大所帯になってきてな」

「フィリップには色々助言してもらってるんだ」

フィリップ「僕も建国神話に携われて光栄だよ」

紘太「いや〜、元フリーターには色々キツイって」遠い目


礼音「おーい皆」

「迷子のお客様」「パパを探してるんだって」


金髪の少女


夏葵「あら〜♡かわいい〜♡」


紘太「サワメ!ついて来てたのか!」

「駄目じゃないかぁ。勝手出てきたら」

「ママが心配してるぞ〜」


翔太郎「え゛ッ!?ムスメ!?」

紘太「娘のサワメだ。かわいいだろぉ〜」

デレッデレ


フィリップ「あれ?言ってなかったかい?」

翔太郎「だから!お前は!またかい!」


紘太「最近『力』のコントロールが出来てきたから、初めて地球に連れて来たんだ」


英志「?」

サワメ(じー)

英志「…飴、食べるかい?」

サワメ「?」

紘太「あ〜、ごめんな。この子色々『アレルギー』が多くてな」

サワメ「オベリャションジャウ。ありがと」


────

───

──

翔太郎「いやはや、にしても驚いたぜ」

「やっぱ可愛いもんだろ。娘って」

フィリップ「ふふ。あの調子だと中々子離れ出来なさそうだ」

紘太「子離れ…?」

「いや、そんな奴が出てきたら外宇宙に放り投げる」目が赤い

翔太郎「想像が飛躍してるし物騒!?」

紘太「というのは冗談だが、少なくとも俺に勝てるくらいのヤツじゃなきゃ娘は任せられないな」ハッハッハ

翔太郎「目が笑ってねぇ…」

フィリップ「やれやれ。そんな勇者が現れるのはいったい何億年先かな?」


・カズラバ サワメ

新惑星ザワメの姫君

金髪赤眼の見かけ年齢小学生くらいの少女

奇跡の子

嘘か真か木の実から産まれたとかいないとか

遠い未来かすぐ近くか、月姫的なボーイミーツガールをするかも知れない

可能性は無限大

───────

紘太「…お久しぶりです。本郷さん」

「お元気そうで何よりです」

本郷猛「ふっ…すっかりロートルだよ」

「…『人』じゃなくなるのは、自分だけでいいと思っていた」

「…うん。複雑な気持ちだ」

紘太「後悔はありませんよ。少し負い目はありますけど」

「ここが、今の俺の『ステージ』だ」

猛「…強くなったな。『鎧武』」

「おや?もしや」

紘太「娘です」

サワメ(ぺこり)

猛「おお…!そうか…!子は宝だ。」頭なで

「どんな時代でも」

「どんな場所でも」

紘太「いつかウチの惑星に招待します」

猛「ああ。楽しみにしている」握手


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