おっほっほほホオーウホッホアアー!!!喘ぎクロコダイル⑤
October 25, 2022October 26, 2022、
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これが僕が助かる最後のチャンス…!!と立ち上がって逃げようとするモブ新卒――より早く動いたのがクロコダイルだった。
能力こそ封じられているが彼は本来フィジカルも鍛えてある。さらに性豪水のドーピングにより、ロギア特有の流動移動のように素早くモブ新卒の首ねっこを掴むとそのまま床に引き倒して一瞬で制圧し唇に噛みついた。
一連の動作は、野生の鰐が行う狩りと瓜二つだった。
哀れなモブ新卒の悲鳴はクロコダイルの口内に閉じ込められ、さらにくちゅくちゅ♡と舌を絡められるものだから、性豪水の成分がモブ新卒にまで渡っていく。
「ん゛むぅ♡ん゛う゛っ♡♡♡」
くぐもった声が漏れるが、それがどちらのものなのかは分からない。それほどまでに二人は一つに重なり合いひたすら破滅的な快楽に身を委ねていた。
(あ…だめ、だ。きす、きもちいい。もう分かった。僕はもうこの人に今後一切勝てないんだ…)
モブ新卒は性豪水の恐ろしい作用を忘れたわけではないが、クロコダイルの舌の熱さの前ではもうどうでもよかった。
昨日まで穢れを知らなかった青年の脳内が、後戻りできないほど煮崩れした瞬間だった。