おっぱい奴隷・マジシャン・ガール(レモン編)

おっぱい奴隷・マジシャン・ガール(レモン編)


「おっほおぉぉ……♥ 絶景だなあ、こりゃ♥ ずーっと憧れてたんだよねえ……デカパイの女の子の、膝枕っ♥」


「ぁ、あははっ、喜んでくれて嬉しいなあ、ダーリンっ……! めいっぱいあたしの……ぉっ、ぱい……た、楽しんで、ねっ……?」


巨大なベッドの上でぺたんと座ったレモン、その太ももの上に頭を乗せる貴族の男。

ひきつった笑みで彼の頭と腹を撫でながら、レモンはまるで野生の獣でも相手にしているような気持ちを覚えていた。


この男が外見だけの存在であれば、嘲笑って蹴り飛ばしでもしたものだが。

ベッドの隅に追いやられた親友、おっぱいに淫紋を焼き付けられて母乳を噴き出すまでに改造させられてしまったアップル・マジシャン・ガールの姿を見れば、反抗する気持ちなど簡単に消え失せた。

ぱかんと開いた両脚。股間からごぽごぽとあふれる愛液と精液。断続的にびゅっびゅっと噴いている母乳。

到底少女が、人が見せていいものでない姿を晒す彼女の姿が嫌でも目に入ってしまう。彼女をそんな体に仕上げてしまったのは、他でもないこの男だ。


「もっちろん♥ たぁっくさん楽しませてもらうからねえ、うひひ♥ ……えいっ♥」


男はレモンの乳房の下で下卑た笑いを口にして、たっぷりと肉のついた手で、レモンの乳房をぎゅむぅっと乱暴にわし掴んだ。

たぷん、だぷんっと揺らし、揉んで、アップルのそれとはまた違った感触に没頭する男に対し、レモンは一瞬不快感を声に出しそうになったが、なんとかそれを飲み込む。

この大きな胸のおかげで顔が見られなかったのは、不幸中の幸い……そう考えながら。


「っ……! ゃ、やんっ、ダーリンったらあ……っ♥」


作り笑いを保ちながら、さながら付き合いの長いカップルでも演じるように声をあげてみせるレモン。

膝にこの男の頭を載せるのも、乳房を晒すのも触れさせるのも不快極まりないが、従いながら男の欲求を満たしてやらねば何をされるかわかったものではない。

自分と、あとに続かされるであろうチョコの身を案じ、レモンは不快感を押し殺しながら男に体を委ね続けた。


(落ち着けぇ、我慢しろぅ、あたし……!! 大事なおまんこ犯されるよりマシ、抱き潰されたり、あの気持ち悪い口にキスされるよりはマシ、だから……!!)


「…………ぁの、あのね、ダーリンっ? あたし……シてみたいことあるんだけど、いいかなっ? っっ……♥」


目の前にあるおっぱいを夢中で揉みしだき、弄んでいた男は片手間にコリコリとレモンの乳首をしごきながら答えた。


「んんっ? 何かなあレモンたん? 言ってみて?」


財産や血筋を目的に自分のもとへ嫁ぎたがる女たちとは違い、彼女らは自分が強制的に連れてきた女である。

先程のアップルのように反抗する意思を見せるならわかるが、そうではなく、したいと言うものは何なのか。

こちらの意志と少しでも違っていれば、右手を淫紋に押し付けるつもりだった……が。


レモンは意を決して自分の乳房を持ちあげて、ぎゅっと乳首をつまみ、それを男の口元へ向けた。


「ダーリン……おっぱい、好き……だよね? っ、だからさ……あたしのおっぱい、ちゅーちゅーしながら……」


そして、もう片方の手は、ガチガチに勃起して腹の贅肉にべたんと張り付いている、親友の愛液と男の精液にまみれた肉棒へ。

ぎゅっ、と一思いに握った瞬間、びくりと跳ねたおぞましさに離しそうになるのを堪え。


「っ、ここ……気持ち良く、なって、みたく……ないっ?」


男が見せていた、胸への異常な執着。そして性欲。両方を満たすにはどうすればいいか、そう考え。

できるだけ自分の体への負担が少ない方法としてレモンが選んだのが……提案したのが、この形。


「ぉ……おっほぉ……♥ いいねっ、いいねぇ、そういうの大好きだよボク♥ レモンたん、最高ぉ……♥」


それは奇しくも男がさせようとしていた、望んでいたプレイと同じ形であり。

授乳しながらの手コキというプレイは、おっぱいに甘えたい欲求も肉棒への刺激も満たしたい男にとって、この上ない提案だった。


「ほ、本当っ? ぅ嬉しいな、喜んでくれてよかっ――――ひっ……!!?♥」


「はぶっっ♥♥ じゅるるるるるぅうぅうっっ♥♥」


形だけの感謝を示すより先に、堪え性の無い男の口がレモンの乳首にしゃぶりつく。

口をつけていない側の乳房への愛撫も欠かさず、乳肉を下から持ち上げるように、撫ぜるようにすりすりもみもみと刺激しながら、一心にレモンの乳首を味わう男。


(っっ気持ち悪ぅ…………っ!! っけど我慢、我慢よあたし、こいつのこと手とおっぱいだけで満足させられるんなら、安いもんなんだから……!!)


視界にはぶるぶると恐怖しているチョコと、ようやく痙攣が収まり、失神した体勢のまま母乳をぴゅっぴゅっと噴いて眠っているアップル。

アップルのようになりたくない、アップルの二の舞にさせたくない、だからめいっぱいこの男にはあたしで満足してもらう他ない。

その気持ちから行われる肉棒への愛撫は、それこそ愛するダーリンへ行うような、細い指をにゅるりと纏わせて行う優しい手コキ。


“ちゅこっ……ちゅこっ……♥ にぢゅっ、にちゅっ、ぐちゅっ♥♥”


「ふーっ♥ ふーっ♥ じゅるるる……れろれろっ♥ 上手だね、レモンたんっ……すっごく気持ちいいよぉ♥」


「ほ、ほんとっ? よかったわダーリンっ、もっといっぱいおっぱいに甘えて、おちんちん気持ちよくなってね……♥」

(そんでカラカラになるまで射精してさっさとダウンしてねっ、キモブタのクソ野郎ぉっ……!)



……自身が望んでいたプレイを、言わずとも提案という形で示してくれたレモンに、男は小さくない好印象を受けた。

こちらの要求を拒むことなく、むしろ希望を率先して叶えようとしてくれる健気な姿勢に対するいびつな感謝が、吸い付いた乳首への愛撫に表れる。

分厚い唇でねぶり、舌の表面でざりざりと乳首を刺激し、先端でぐるぐるちろちろと固い乳首を弄ぶ。

力任せにじゅるじゅると吸いつくす勢いだったアップルへの態度とは、まるで正反対の愛情に満ちた愛撫。


「……っ♥ んっ、あ…………っ♥ ぁ……っっ♥」


(や、やば、こいつっ……おっぱいしゃぶるの上手っ……♥ 淫紋のせいで、変な声……出ちゃう……♥)


男は授乳に夢中であり、淫紋の力を行使する余裕はない。

レモンの腹部に光は灯っておらず、故にレモンが感じている快楽は、正真正銘彼女自身の体が感じているもの、であるが。

彼女にとってはそうではなく、こんな状況でこんな男に、胸だけで感じさせられるはずがないという疑念が、淫紋の存在を都合のいい建前としていた。


――淫紋のせい。体を改造されているせい。だから、だから…………。



「っあ、ん……んんんっ♥♥ だ、ダーリンっ、もっとやさしくっ……んんんっっ♥♥ 乳首、感じすぎてヤバいっ、ヤバいから……あっ♥♥」

(淫紋のせいっ、おなかのコレのせいぃっ♥ だから、だから喘ぐの仕方ないのっ♥ こいつ喜ばせるためだから♥ あえて♥ あえて気持ちいいフリして……っ、気持ちい、おっぱい気持ちいいぃ……っ♥♥)


「ぢるるるるるる♥♥ じゅっぷ、ちゅっぷ、べろべろべろっ、っぢうううう♥♥ うひ、ごめんねレモンたん♥ でもレモンたんの体がいけないと思うなあ……ボクはこんなに、優ぁしくしゃぶってあげてるのにぃっ♥ かぷ♥ ちゅうぅぅぅぅ…………♥♥」


「あ゛ーーーーーっ…………♥♥ 嘘、絶対嘘っっ♥♥ おっぱいやばいもんっっ♥♥ ぜったい悪さしてるうぅうっっ♥♥ やさしくって言っだのにぃぃぃいいっ……♥♥」


少しだけ乳首から口が離れた瞬間に現れる、固く勃起したレモンの唾液まみれの乳首。

ねっとりとした唾液でてらてらと光り、元々の鮮やかなピンク色が蛍光色に近づいた、先ほどまで自分が舐めしゃぶって堪能していたおっぱい。

口を休めるために離したそれを目の前で見つめると、しゃぶりたいという欲求はぐんと強まり、結果として休ませることなく授乳を強制させる形となる。


揉んでいるだけだったもう片方の乳房への愛撫も、いつの間にか乳揉みから乳首責めへとシフトしていた。

かりかりかりかり、くにくにくにくに――。口に収められていないことがもどかしいと言わんばかりにその乳首も固く勃起しており、両乳首を執拗に責め立てられながら、快楽によって体が強張るレモンの手コキにも必然的に力が入る。


“ぎゅーーーっ……♥♥ にっぢゅ、にっぢゅ、ぐっぢゅ、ぐっぢゅっ♥ ……ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ♥♥”


「おぉぉぉぉっ……♥ レモンたんの方こそっ、おちんちん刺激強すぎだよぉ……♥ もっと甘やかしてくれないとっ、ボク……本気になっちゃうよぉ……♥」


「え、えっ、それは駄目っ、本気になったらあたしつぶれちゃうっ!?♥♥ ただでさえ淫紋でおっぱいの感度ヤバいのにぃ……っ!!♥♥」


「べろべろべろべろぉ……♥ ……んっ?」


「へ…………?」


互いに互いを愛撫している最中、不意に漏れた言葉に二人が同時に反応する。


「……淫紋? 今使ってないよボク、おっぱいしゃぶるのに夢中だもん?」


「え……えっ、嘘……や……そんなことっっ」


「じゃあ――使ってみよっか♥」


「へ――ッ!!?」


こう、と男の手が光り、アップルにしたように、ぎゅう――っ♥ とレモンの腹部に指が押し当てられた。

同時にレモンの体に走ったのは、アップルが感じた静電気のような強烈な快楽ではなく……じんわりと暖められるような、ぽかぽかした快楽。

その熱は体全体に宿るとともに、レモンの胸全体が際立って暖まっていく。


「やだ、やだやだやだっっ、ぁあたしは便器じゃなくて、ダーリンの――っっ」


「ボクの? なあに、レモンたん♥」


「ぇと、かっ……カノジョ、っそう、おヨメさん……てきな……立場に……おさまりた……ぃっっ??♥♥」


「カノジョ……彼女♥ いいねえそれ♥ 採用っ♥」


言いよどみ、とっさに出た、便器よりは扱いがマシな立場。

口にしたそれを男が気にいったのは、レモンにとっての幸か不幸か――淫紋に与えられた新たな効果は、便器に刻まれたものよりも。


「……カノジョ……彼女っ?? ぇ、あっ待ってダーリンっっ、今あたしのおっぱいマジでヤバい、か――りゃっっ!!?♥♥♥」


「ぁーーーっむ♥♥ あらひゃめてっ、カノジョのおっぱい♥ いららきまーっふ♥ っぢゅるるるるるるる……!!♥♥」


「あ゛っっ…………♥♥♥」


文字通り。

『愛情』に、満ちたもの。


(おっ――ぱい、あつい、おっぱいあついっ、きもちいいけど、きもちいい以上になんかっっもっとヤバいのっ来そ……うっっ……!!?♥♥ あ、あっ、ヤバ、ほんとにヤバ、なんで、あたし何でっ、こいつのこと――♥♥)


「んっぢゅぅぅぅうう♥♥ ぢゅるるるるる……ぢぅぅぅぅぅううう…………♥♥ レモンたん♥ レモンたんっ、ボクのカノジョ♥ レモンたん♥♥」


「ぁ♥ あんっ、ぁ、んっっ♥♥ んぅ♥ なまえ、名前呼ばないでっっ、あたまびりびりして、やばい――っっ♥♥」


胸の先端に集中し始める、淫紋から流れてくる熱。胸の奥と子宮に弱い火が灯るような感覚と共に、びりびりとした甘い痺れが脳にも届く。

無意識にレモンは、男の肉棒をぐちぐちと扱きながら、自分の乳にしゃぶりつく頭の後ろをぎゅっと抱きかかえていた。

抱き寄せて、もっとしゃぶりやすいように支えてあげて、そして。

頭を、優しく、やさしく撫でていた。


「レモンたんっ♥♥ ボクのカノジョ♥ だーーーいっっ好き♥♥ 好き好き好きっ、レモンたん大好きぃ♥ ぢゅるるるる、ぢゅーーーっ♥♥」


「待っって待って待ってっっほんっとにヤバいっ♥♥ おっぱい吸ってもらって好き好きはっっ♥♥ あたし――ぉ♥♥ オチ、るっ…………♥♥♥」


喉の奥でぎりぎり圧し留められている感情。淫紋から絶えず流れてくる熱の正体。

もたらされる快楽で開いてしまっていた心の隙間に、それらは容赦なく流れ込んでくる。

一時の勘違い程度に抱くような想いが、淫紋の力と、男の――彼の愛撫によってこじ開けられて、押し広げられていく。


そうして完全に決壊寸前となってしまった理性の蓋からは、その感情が母乳という形を伴ってこぼれ出た。


“しこしこしこしこしこしこしこっっ、ぐちぐちぐちぐちぐちぐちっっ♥♥ ……ぷしっ♥ ぴゅる♥”


「んふっっ♥♥ もっと♥ もっと味わわせてっ、レモンたんのミルク、ボクにもっと飲ませろっ♥♥ はーーっむ、んっぢぅぅぅううぅぅううう♥♥♥」


“もみもみもみもみっっ、っぎうぅぅぅうぅうううううう…………♥♥♥”



「あ゛ッッ♥♥♥」



彼の肉棒を懸命に扱きながら、母乳を数滴噴き出した乳首に強く吸い付かれ、もう片方を指で思い切りつねられた瞬間。

レモンの頭にはばちんと強い快楽の電撃が走り、それがレモンからあるべきだった理性を消し飛ばした。


だらしなく口を開け、ぎゅるんとハートを浮かべた瞳が上を向く。

瞬間、レモンの心に押し寄せた快楽の濁流。

とめどなく溢れる母乳と、それを飲まれる快楽と、それがもたらす、女として満たされる快楽。


“びゅーーーーっっっ♥♥♥ びゅるるるるぅうううっっ♥♥♥ びゅぅぅぅうううううっっ……♥♥♥”


「あ゛ーーーーーーーーーーーーーッッ♥♥♥ あっあっあっあっ、あっ、あ゛ッッ♥♥♥ はぁぁぁぁぁあぁぁああっっ……♥♥♥」


「んぶっっ♥♥ んっぢゅっ、ぢゅぅぅぅうっっ、ごくごくごくごくっっ、ごきゅっ、ごっきゅっっ♥♥」


強く強く彼の頭を抱きしめて、自分のおっぱいを吸わせて、飲ませて。

激しく扱き立てていた肉棒の絶頂を、ぎゅっと握った手のひらの感触で味わう。

びゅぅぅううううっっと噴き出るあの融けたチーズのような精液。それを握った手で受け止め、纏わせ、よく絡ませて、絶頂後の余韻に浸る彼の肉棒にさらなる刺激を与えてあげる。


「好っっっきぃ…………♥♥ ダーリンっ大っ好きぃ…………♥♥♥ もっとっ♥ もっと吸って、もっと飲んでっ、あたしのおっぱい飲んでっ……♥♥」


喉の奥に圧し留められていた感情が、口をついて溢れ出る。

好き。大好き。愛してる。そうした恋慕の想いが、ぐつぐつと煮えたぎって母乳とともに噴き出ていく。

気持ちいい。愛を口にしながらおっぱいを噴いて、それを大好きな彼に飲んでもらえるのが気持ちいい。

あたしのおっぱいを飲みながら、おっぱいに興奮して射精してくれるのが、うれしくてたまらない。


(これ……っ、はぁ…………♥ 淫紋っ、の、せい…………だからぁ……♥♥ だから、だから……っ♥)


「っし……♥ しかたない……♥ しかたないの………………っっ♥♥」


自分に言い聞かせるように、そう口にするレモン。

その視線の先には、アップルの痴態を見ていた時以上に恐怖に満ちた顔をしたチョコ。

あれほど嫌がり、引きつっていた顔が、今は蕩け切って形もない。

その変化を、推移を、ただ見せつけられたチョコ。


――濃密であれど、数時間にも満たない短時間で。

二人の親友が、この男の餌食になってしまった。女に、『もの』に、なってしまった。


「…………レ……モンっ、ぁ、アップル…………」


「っ、大丈夫、大丈夫だからねっっ♥♥ ぁ、あたし、頑張るから、ねっ……♥♥ だから……ぁっ♥」


大丈夫。頑張る。つい先ほどまでであれば、きっと自分に言ってくれているのだろうと思える言葉。

私の負担をかわりに肩代わりしてくれるのだと、そう言っている風に聞かせてくれる言葉は、もう。



「うんっ、うんっ♥ ボクもがんばるよぉっ、レモンたん♥ レモンたんのおっぱいのおかげでっ、すっっごく頑張れそうだよ♥ だからっ……♥」


「ひゃんっっ…………♥♥」



どさり。乳から口を離した男が、レモンの体を押し倒す。

力なく倒れる、というよりも自ら倒れ込んだレモンに、正面から覆いかぶさる男。

アップルを犯した肉棒が、今度はレモンの股間に迫っていて。


「い、いいよっダーリンっっ♥ いーーっぱい甘やかしてあげるっ、から♥ ママみたいに優しく優しくしてあげるからっっ、ね♥♥」


「うひ、ふひぃっっ、嬉しいよレモンたんっっ……ママ♥♥ 大好きなママのおまんこ犯せるの、嬉しすぎて、ボクもうぅっ……♥♥」


「ん゛っっ♥♥ ――ァンッッ!!♥♥♥」


“ずちゅっっ♥ ばっちゅんっっ♥♥”


射精したばかりの肉棒が、今度はレモンの膣へと一息で挿入される。


……そこから先は、二人だけの世界。

彼がレモンを犯し、レモンは彼を受け入れて、頭の上に放りだした両手はベッドシーツをぎゅっと握りしめて。

男はぢゅぱぢゅぱと交互にレモンのおっぱいをしゃぶり、母乳をゴクゴクと飲み、腰を打ち付けて彼女の体を揺らす。


はやく、はやく終わってほしい。こんな悪夢、もう見ていたくない――。

二人の親友がただ犯される姿が、恐ろしくてたまらない――そう思う反面。

チョコの腹部に刻まれた淫紋は、その恐怖に反応して、じくじくと疼き、ちかちかと稼働する。


「んほっっ、おほ、ふほぉっっ♥♥ レモンたんのママおまんこっっ、ぎちぎちのとろとろでぎもぢぃぃいっ♥♥」


「好きっ好き好き好きっ、ダーリンの生チンポぎもぢぃぃっっ♥♥ おっぱいもっとっ♥ もっとちゅうちゅうしてっっ、ダーリンっっ♥♥♥」


怖いのに、怖いはずなのに。あの姿から目が離せない。

ああそっか、怖いって思うくらいなら、いっそのこと。

あんな風に、快楽で全部忘れられてしまえば。


腰の動きが激しくなる。レモンの嬌声が大きくなる。

男は喉を鳴らして飲むのをやめて、ぢゅうぢゅうと吸い上げた母乳を口の中に溜め込み始めた。

贅肉がくっついて最初から膨らんでいるブヨブヨの頬が、内側からも広げられている。


その、溜め込んだ母乳をどうするのだろうと思った、瞬間。



「んっっ♥♥」


「んぶっ!!?♥♥ ん、んーーーーーっっ、ん゛ーーーーーーッッ!!!♥♥♥」


“ばぢゅんッッ!!♥ ぶびゅるるるるるるっ、びゅぐるるるるっっ♥♥ どくどくどくっっ……♥”



男の口が、レモンの口にかぶさった。

互いの口の端から溢れ出る、レモンから搾り取った母乳。

それを口移しで飲まされる、レモン。


「んぐっっ♥♥ んぎゅっっ、んくっ、ごく、ごくんっっ♥♥ じゅるるっ、れろれろれろっ、れるっ、んっ…………♥♥」


ねっとりと舌と唇を絡め合わせる、母乳で味付けされたディープキス。

愛情に満ちたキスをしながら、股間の結合部からはどくどくと精液が溢れ出る。

アップルへの射精、手コキでの射精を経ておきながら、尚も量も濃さも変わりない。



「しかたなぃ……なひんらからっ……♥ こぇ、んくっ、あなたの、せい、なんらからぁ…………♥」


くちゃくちゃと彼の唾液と自分の母乳を味わいながら、淫らに舌を伸ばしてレモンは求める。


「……ダーリン♥ キス、キスぅ…………っ♥♥」


大好きな彼からの、愛情に満ちた愛撫を求める。



――そうして二度、男はレモンに射精して。

疲れ果てたレモンから抜いた肉棒を、間髪いれずにアップルに挿入し、再び一発。

別のマンコとおっぱいを味わいたくなったら、そうする。男の欲求がそのまま形になったような、贅肉を纏った貴族の男。



「……はあ……♥ さすがに疲れたや……ごめんね、待たせちゃって♥」


「ひ…………っ」


全身に汗をかいて、股間には愛液と精液をべっとりと纏わせた男が、最後にチョコへと迫る。

恐怖で思わず息が漏れるが、親友が犯される様を長く見せつけられたチョコの体は、それだけですでに淫紋による開発が進んでおり。

目覚めた時よりもわずかに膨らみ、乳首からしみ出た母乳が服の裏地に浸透し、隙間からとろりと垂れていた。


目の前の男の恐ろしさに涙がこぼれるが、淫紋が刻まれた体は抵抗せず、受け入れる形が整っている。


「……ぉ、お願い、です……から…………ひどいこと、しないでくださいっ…………」


ぶるぶると小動物のように縮こまり、懇願するチョコに対し、男はにっこりと微笑んで。


「ひどいことなんて……もともとするつもりはないよぉ? けどあんまり抵抗されちゃうから、アップルたんには便器になってもらったけど……みんな、ボクの大事なおっぱい奴隷に変わりはないんだから♥ そのためにわざわざ、魔力で母乳を作ってくれる便利な淫紋を用意したんだしぃ……♥」


「……っ、ひ…………ぁ、わた、私の、おっぱいも…………だから……っ」


「うんっ、チョコたんもおっぱい出せるよぉ♥ ぅひひ……♥ んでも、セックスはいっぱいして満足したし、今はめいっぱい甘えたい気分だから……」


男の顔が、眼下に迫る。

自分からしゃがんで、チョコの顔を見上げながら。


「っっ……な…………?? 何、なんです、かっ…………」


「チョコたん……ボクの『ママ』になって♥ レモンたんとの赤ちゃんプレイとは別の、本物の、ママ♥」


「…………っっ」


その『お願い』の気持ち悪さと恐ろしさに、心底寒気を思えるチョコ。

けれど、断れない。断るという選択は、自分たちに用意されたものではない。

ぶるぶると震える両手で、レモンがそうしたように、チョコも自らの服の裾に手をかける。


「ふひ……♥ っ、っ♥」


「~~~~っ……ど……どうぞ…………っ」


褒美を待ち望む子供のように、息を荒くしてチョコの胸を凝視する男。

衣服が少しずつずれて、ちょっとずつ肌が覗いて、乳輪が見え始めたところで――。


“ぷるん…………っ♥”


と、露わになる、わずかに熱気を放つ蒸れたおっぱい。

それを見せながら、かちかちと歯を鳴らしながら、チョコは男の要求に答えた。



「ぼ…………っ、ぼう、や…………っ」



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