ある日のンアリバ

ある日のンアリバ

ンアリバのスタイルの話が出てたので

「リバティちゃん、そんな食っちゃ寝してたら牛さ…サリオスさんになりますよ!」

「まだレースを見据えた調整期間じゃないから良いんですよ。後サリオスさんに謝った方が良いと思います」

「むう…休暇中のリバティちゃんはこんなにぷくぷくなのにレースが近づくとちゃんとムキムキなんですよねえ」

「私のお腹つまみながら言わないで下さい。…そこはチームの皆が管理してくれますからね。私もレースが近づいてきたら調整しますけど。トレセンに居たら取材の方も時々訪問に来たりするので、下手な姿も見せられませんし」

「ンアー、箱入り娘さんですねえ」

「そう言う先輩も、数字とは裏腹に太った感じがあまりないですよね」

「ンアッ!乙女に体重のことは厳禁ですよ!」

「先に言ったのは先輩ですよ。ヴィクトリアマイルからジャパンカップのバ体重の変化で絶不調とか調整失敗とか言われてたのに、蓋を開けてみたら私をピッタリマークしてくるんだから」

「ふふん、そこは成長分ですからね!…何ですかじろじろと」

「…先輩も色々大きいですよね」

「ン…ンアーッ!リバティちゃんがそんな所に食いつくなんて!アースはハラキリしないといけません!アースはセクハラすることはあってもされるのはNGですよ!」

「…あの一言でそこまで飛躍して考えられる方が凄いですよ」

「ふーん。アースは所詮頭ピンク帽ですよーだ。仲良くドバイで大外に放り込まれましょうね」

「嫌です。と言うか大外前提で話してどうするんですか」

「二度あることは三度あるんですよ。三度どころじゃないですけど」

「まあ、大外は嫌ですけど最内も嫌ですね…うーん」

「お?早速タブレット取り出して作戦会議ですか?真面目ですねえ。どうです、ここはアースといっしょに…」

「一応同じ日本チームって括りですけど、わざわざライバルに手の内は晒しませんよ」

「つれませんねえ」

「そりゃそうです。どうせここで話したこと、先輩は作戦に組み込むでしょう」

「ンアッ!?誰のお山を揉み込むって言いましたリバティちゃん!?」

「何でそうなるんですか!!」

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