あまねとソラのpoppyplay timeをクリアしないと出られない部屋C2-4

あまねとソラのpoppyplay timeをクリアしないと出られない部屋C2-4

ホテル案内人
今回のゲームの内心のソラ


前回のあらすじ

ミュージカルメモリーを終えてゲームステーションに戻るのに苦労するあまソラ、ソラに至っては精神が大分参ってる状態からまできていた。そして2つ目のゲーム、ワギー叩きに挑戦する事になったあまね、周りが暗い状態で明らかに難易度が上がっていたがギリギリクリアする事が出来た、そしてクリアしてまたゲームステーションに戻る道中キシーミシーが現れたが襲う事なく行き止まりの道を開いてそのまま来た道を戻って行った…


キシーミシーが戻った道を進む2人

「……気をつけてください、向こうで待ち伏せしてるかもしれません…」

「ああ………よし大丈夫みたいだ…進もう」

進んだ先に電気通電している壁と通電していない壁、そしてトロッコを見つける

「…この電気を…向こう側に…」

腕に電気を保持して通電していない壁に通電させ隣の鉄格子の扉が開く

「進んで………あっこういうことか!」

持ってきた電気を再び保持して更に隣の鉄格子の扉を開く

「おお!あまねさんすごいです!」

「ふふん、これを初見で見破るなんて控え側も思っていなかっただろうな」

得意げなあまね、だがそんなに凄くない

そして進んだ先に

「あまねさんレバーです!」

「よっこいしょ…開いたな…そして恐らくトロッコを持ってくれば良いようだな」

トロッコの持ち手を引っ張るあまね

「…これを続けていくようだな、よし!」

あまねは同じ要領で次の扉を開ける

「あまねさん何か落ちています」

「VHSか、また何か謎が明かせるかもしれないな」

ちょうど近くにビデオデッキがあったから再生する

再生したら…

「実写か?」

「……何だか緊張してる感じがしますね」

黄色いワイシャツを着た男性が何か落ち着きが無いような感じ映っている

“これ録画しても大丈夫か?”

“はい、構いません”

どうやら映っている男性以外にも録画している人も居るようだ

“その意気だ、それで何があったんだマーカス?”

どうやら映っている男性はマーカスと言うらしい

“実はその…帰る途中で食堂に財布を忘れてきた事に気づいて…それで食堂に向かっている道中のロビーであれを見たんです”

「あれ…?」

「なんでしょうか…」

“モップの持ち手がイノベーションウィングの扉に挟まっていたんです”

“それを見てマーカスは何をしたんだ?”

“片付けようと思ったのですが”

“そして?”

“拾おうとしたら持ち手の部分が動き出したんです!本当にびっくりしました!僕以外誰も居ないと思っていましたから”

2人はこの話にゾッとする

“そ、そこで扉の向こう側を覗いてみたら…”

2人は唾を飲む

“やたらでかい何かがうねうねと動いていたんです!”

「でかい…何かが…」

「うねうねと動いていた…」

“何かって?それは人じゃなかったのか?”

“足が何本もあって50フィートもあるやつが人間なわけないだろ!”

“マーカス何を言っているんだ?ただ大勢の人が重なって見えていただけじゃないのか?”

“人間じゃない!それが何かはわからなかったけど兎に角人間じゃない!

“ふーむ……この事を俺以外の誰かに話したか?”

“あなたにしか話していません”

“わかった…警備員達に監視カメラの映像を観てもらおう”

“はぁ!?モンスターがいるんだぞ!?監視カメラを観て何が変わるんだ!”

“やめろマーカス、俺たちはおもちゃを作ってるのであってモンスターを作っているわけではない、ほらもう行っていい…あっコーヒー持って来てくれ……やっぱいいわ、とっと行け”

「…………何がおもちゃを作ってるのであってモンスターを作っているわけではないですか……」

「……恐らくマーカスという人が言ってる事は本当だろう……そいつに会わない事を祈ろう」

ビデオを観終えた2人はまた電気ギミックに取り掛かる、そして最後の扉

「これを2つ通電させて…これで通れるだろう」

先に進む2人、その先は急な斜面になっている

「此処に落とすみたいですね」

「では早速…よいっしょっと」

トロッコを滑らせて塞がれた道を壊す

「この先は…崖ですね」

「こっちに進むしか無いようだな」

隣の通路に進む2人そこには穴が空いてる

「よし降りるぞ…よっ」

「……此処は…ワギー叩きの通路ですね」

「どうやら戻ってこれたみたいだな…では」

「これで最後ですね…早い所クリアしちゃいましょう!」

2人はゲームステーションに戻って点滅してる最後のレバーを下げる

“おお!このゲームの経験者かな?本当にすごいよ!どうやら最後のゲーム、スタチューズをプレイさせてあげる!もう一度マミーについて行って階段を降りてね!今日はゲームステーションで楽しんでくれたかな?また遊んでね!”

「……あれ開きませんね」

「引っ張るのか?…んー!しょー!」

無駄に重い扉だった

階段を降りて進む

そして壁に描かれている芋虫かパグか合体したかのような不気味なキャラクターそしてその先の扉は開いていない

「隣の扉か…………またか」

そこにはそのキャラクターの看板があった

「…………」(無言の圧力)

「…わかった無視しよう」

2人は無視を決め込んだ

そして電気ギミック

「上からまずは繋いで…回り込んで…後ろの電気から電気を保持して此処に通電…そして上に電気が通ってるから…通電!」

ピンポン

「通ったみたいですね!では行きましょう!」

来た道を戻って開いた扉に向かう

「これは…なんでしょうか…」

「わからない…おっ向こうのモニターが映ったな」

“スタチューズへようこそ、この障害物コースであなたの身体能力を測ります。ルールは簡単、照明が消えている間は自由に動くことが出来ます、しかし照明がついたら周囲を見渡す事は出来ますが動く事はできません。照明がまた消えたら動きましょう。可愛らしい《PJパグ•ア•ピラー》があなたの後を追いかけます。彼が貴方に追いついたらテストは終了です。以上だ健闘を祈る”

なるほど…つまりだるまさんが転んだと2人は考えていた、そんな中ふと視線がモニターの隣に…

「「いやああああああああ!!!!!」」

PJパグ•ア•ピラーがモニターのすぐ横にぬっと出てきていた

「こ…これに追いかけられるのか…」

「ひぃぃ…怖いのはもちろんですが何だか気持ち悪い…」

「…ソラ…もしかしてさっきのビデオで言っていたモンスターって確か…足が何本もあって50フィート、つまり15メートルあるやつって言っていたよな」

「という事は…マーカスさんが見たのはこいつなんですか!?…うぅ…こっち見てます…絶対に逃さなさそうな目をしてます…」

そんな事を話しているとまたマミーが上から話しかけてくる

“子供たちとお別れした時はいつも悲しかったみんな私のことを【マミー】と呼んでくれたわあの子達にとって母親に近い存在だったからみんなゲームを遊びに来たのに、二度と此処に戻ってきてくれなかった。あいつらはマミーを置き去りにして、1人で死なせようとした。マミーにそんなの相応しく無い。でもあなた…あなは此処で働いていた。もし1人で死ぬのに相応しい人間がいると言うのなら…それはあなたよ”

マミーが喋り終えたと同時くらいにゲートが開く音がして辺りが暗くなる

「マミーめ…やられてたまるか!」

「はい!1発でクリアするつもりでやってやりましょう!」

開いたゲートの方に猛ダッシュするあまね

「兎に角暗い間にあいつから距離を取ろう!」

そして照明がつく

「…どうやら照明がつくタイミングでBGMも消えるらしいな…わかりやすい」

「わぁぁぁ…足音が近づいてきています…」

照明が消える

「よし!…進め進め進め」

ジグザグゾーンを抜けて梯子状の橋を渡ってる最中に光ってるリングが天井に吊るされているのを見つける、そのタイミングで照明がつく

「おっと…どうやらあれを渡るようだな…」

「あまねさんここは私がいきましょう…あのギミック私の方ができますから」

「よし、任せたぞソラ」

此処であまねとソラのプレイヤーチェンジこれが吉と出るか凶と出るか

照明がつく

そのタイミングでリングに掴むソラ

「よっ…よいしょ」

一気に先に進む

「慎重に…1リング1照明で進んで…後は歩いて…」

スポンジの中を歩くソラ

照明がつく

「後は…ひぃぃ橋の所まで来ています!」

「落ち着けソラ!幸いリングで進むのは早いようだ…まだ追いつかれない」

照明が消える

「よーし…よっ……よっと」

またリングを上手く使って進んでいく

「出来るだけ…出来るだけ遠くにおわっと!」

照明がつく

「………セーフみたいだな、そして今度は土管か?easy、hard、medium」

「ここはeasyに!」

「まてソラ!ここはmediumに進もう!」

「え!?」

照明が消える

ソラは反射的にmediumの方に進む

「何で態々難しい方にいくんですか…」

「マミーの事だ、立札を変えてる可能性がある、だからあえて此処はこっちに進む」

「た、確かに…」

ソラはもしもeasyに進んだ時の事を考えたらゾッとする

照明がつく

「………流石にここで後ろは振り向けませんよ」

「…鉢合わせたら気絶するかもな」

「やめてくださいよ…」

照明が消える

「早く…早く…」

「先がわかないから余計に怖い…」

照明がつく

「あっあまねさん!出口です!」

「よし!照明が消えたら一気に進むぞ!」

「はい!」

照明が消える

「………これで土管エリアクリアです!」

「まだ先はありそうだな…あれは黄色いブロックを渡るのか」

照明がつく

「あまねさん、ここは…」

「よし…私がいこう…ソラ、チェンジだ!」

此処でまたソラからあまねにプレイヤーがチェンジする

照明が消える

「よいしょ!……ほっ……よっとっ」

あまねは器用に渡っていく

照明がつく

後ろを見渡す

「あいつ土管から出てきています!」

「ぐぅぅ…早く…早く消えてくれ…」

照明が消える

「よし!一気にいくぞ!」

あまねは1つ2つと次々に黄色いブロックを渡っていく

「よし…もう少しおわっと!!」

照明がつく

「……セーフみたいですね…あっあまねさん!ゴールみたいですよ!」

「でも瓦礫が…あれをよじ登るのか?」

照明が消える

「よし早い所」

照明がつく

「おわっと!」

「何ですか今のフェイント!」

「マミーも必死になってきているな…ん?あれは?」

照明が消える

「あまねさん早く!」

「あっああ……だがこれ以上は…」

中々登れないあまね

照明がつく

「ああ…もうそこまできてますよ!」

「……もしかして、ソラ!今から私の言う通りにしてみてくれ!」

あまねはソラにコントローラーを渡す

「な、何を!?」

照明が消える

「まずはきた方の左上を見てくれ!」

「え?」

そこにはさっきのリングのような黄色いライトが灯されていた

「恐らくこのゲームにゴールはない…あそこから逃げるしか助かる道はない、私ではあそこから飛び移るのはスキル的に難しいがソラ…君なら確実に出来るはずだ…」

「でももし違っていたら…」

照明がつく

そしてもう殆ど目と鼻の先ぐらいの距離までPJはやってきていた

「ソラ…次の消えるタイミングでいかないとどの道ゲームオーバーだ…」

ソラは唾を飲む

そして照明が消える

「もうどにでもなれです!」

ソラは腕を伸ばして掴む…そして

「うおおおおおお!!」

パリーン!

ガラスが割れて監視室らしき所に逃げ込む

「はぁ…はぁ…こっちが…正解…なんでしょうか…」

「……だがもう襲われる心配はないようだ」

「……あまねさんがいなかったら私あいつにやられていました、ありがとうございます」

「いや、ソラのプレイスキルがあってこそだ私1人だったら恐らくクリアは難しかっただろう」

2人に何か絆が芽生え始めている

「でも此処からどうすれば…」

「ん?…この穴か?」

「よし!じゃあ入りますよ…」

ソラは開いて穴から落ちる

「どうやら正解みたいです…では進みますね」

「ああ」

少し進んだら…

“どこ行っちゃったのかしら?”

マミーの声が聞こえてきた

「ソラ気にせず進め」

「はい」

2人は気にせずに進んだ

“ゲームは終わりよ!戻ってくればマミーがコードあげるわよ〜?約束するから〜”

「「………」」

2人は黙々と先に進む

“確かにこれはクリアする事が出来ない不正があるゲームってわかってたけどね?でも今回はあなたの勝ちで良いわよ…戻ってきて!”

「「………」」

2人は黙々と先に進む

“マミーはチーターがすごく嫌いなの!簡単にルール説明すると、お前は死ぬの!!マミーはそれをみたいだけ!!ヒャッハハハハハハハハ!!!!!早く戻ってこい!!!”

「正体表しましたね」

「ああ、やっぱり最初から私達を帰す気なんてさらさらなかったんだ」

2人は先に進む

“はぁぁあぁあ!!!???よく私の命令に逆らえるなぁ!!お前を見つけてやる…見つけてやる…見つけ出してやるわ!!ヒャハッハハハハハハハハハ!!!!どこにいるの〜?どこにいるのよ!!??”

「…やってしまいましたね」

「ああ…やってしまったな」

恐らく最後の敵はマミーなのだろうと悟2人

「このギミックは…ん?これは…」

「何だ?」

持ち物から拾った紙を読む

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転送依頼

実験1222-マミーロングレックス'

筆記-マリーペイン

能力

「マミーロングレックス」には手足を数百フィート伸ばす能力がある。これは彼女の指、腕、髪、首、腰、および足についても同様です。彼女はスタッフに対して非常に敵対的ですが、とても母性的で他の実験体には優しく接しています。彼女はそれらを守っているようです。

問題

敵意は既に問題になっていますが、良い解決策があります

提案

「マミーロングレックス」はゲームステーションで子供と行動させるのが良いです。彼女は母性的で乱暴な子供であろうと「マミーの言う事は聞くように」教育する事が出来ます。彼女が子供達の面倒を毎日見る事は彼女自身の改善に繋がり、子供達の前ならスタッフに対しての問題も出しません。彼女をすぐにでも高レベルセキュリティメンテナンスに転送してもらい、すぐにでも調整を施せます

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という文章

「…つまりマミーは子供に対しては温厚でスタッフ…つまり大人に対しては敵意を出していたというわけか」

「だから私達にあんなに敵意を出してたんですか…でも他の実験体に優しくって…」

そうマミーは自分達を倒す事が出来なかったやつを殺していた…

「何年も幽閉されていたみたいだからな、性格が根本から変わってしまったのだろう…それともブンゾ達は実験体ではなく、他にもいる可能性がある…という事か…」

まだここには多く謎がありそうだと悟2人だった


次回

“ゲームの名前は…か〜くれ〜んぼ”

マミーとの直接対決 前半



オマケ ※ここからpoppy play timeの画像をガンガン使うのでホラー苦手な人は注意


OKな人はカーソルを下に下げていって下さい


















「ゆいと」

「拓海の」

「「プレイタイム社ガイド!」」

「今日紹介するのはこちら!ハギーワギー!」

「菓彩とソラがChapter1で追いかけられていたモンスターだな、ハギーワギーは青色の体毛と大きな唇と長い手足が特徴の1984年に誕生したおもちゃで相手を抱きしめる事ができる事を目標につくられたんだ、その結果が実ってハギーは大人気、プレイタイム社の中では最も売れたおもちゃになったらしい」

「だからあんなに手が長いんだね」

「それにともなって元々は優しい性格だったらしいぞ、実際のイメージはこんな感じで」


「でも今は違うんだよね」

「ああ、現在は工場に侵入した人間の監視し襲うというとても残虐な性格になっている」

「うぅ…改めてみると凄く怖い…」

「長い手で相手を捉えて頭から相手を無数ある歯で噛みつく…元々抱きしめる為に考えて作った手がこんな形で使われるなんてな」



「へぇ〜まるで拓海が私にしてくる時みたいだね」

「おい!!」

「だってそうでしょ!ほら首に噛み跡つけて!」

「今は良いだろそれは!」


「話を戻すけど、狭い通路も大きい体に似合わず俊敏に追いかけてくるんだよね」

「ああ…これは2人も苦しまされてたな」

狭いダクトの中でも自由自在に追いかけてくる


「最後はあまねちゃんの危機回避力でハギーが落下、頭を何回も強く打ちつけてたから生存は絶望的だよね」

「まぁどうなってるか正直わからないけどな」

「じゃあ拓海!私もハグしたい!」

「おい!まだカメラ回って…」


ブツン…


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