あまねとソラのpoppy play timeをクリアしないと出られない部屋 C2-1

あまねとソラのpoppy play timeをクリアしないと出られない部屋 C2-1

ホテル案内人


前回のあらすじ

無事2人はチャプター1をクリアする事が出来た。こわがりながらもクリアし、その後のトイレもトラウマになる程大変だった…そして帰ってきたら手紙が置かれていて…


「あまねさん?…そろそろ大丈夫ですか?」

「うぅ…う…すまない…取り乱しすぎた…」

「……あの…これ…ナルシストルーさんから手紙が届いていました」

宛名にナルシストルーと書かれている手紙

「……ソラ…すまないが読んでくれないか…」

「は、はい!」

手紙を開くソラ

『おっすオラナルシストルー!まずはクリアおめでとう!』

2人がピキる

『おっとキレないでくれ、今回は最後に観たビデオの翻訳をジェントルーに頼まれていたからな、ざっとだがそれを伝えようとおもってな』

2人は顔を見合わせて冷静な顔付きになる

『簡単に言うと、そのビデオは【プロトタイプ1006】につての事だ、なんでもそいつとそいつの同型は手を組む事が可能らしい、まぁ簡単に言うといつものジェントルーとデリシャストーンから誕生したジェントルーが協力するような物だと思え、何でもそのプロトタイプがその日に脱走したらしい、そしてこのビデオを残した理由が科学的ミスによって発生あってはならない物だったらしい、同じ過ちをまた起こさないようにする為の記録と言った感じだ、後はまぁ書くような内容じゃないからまぁ気にしなくてもいいぞ途中でテープも切れたしな、まぁあと2つ頑張れよ

PS、日本語の翻訳をしておいたからC2からは少し楽になると思うぞ』


「…との事らしいです」

「つまりプロトタイプというやつが…作ったのがプレイタイム社だったってことか…」

「どうなんでしょうか…とにかくC2を終わらせましょう!」

2人は改めて定位置について再びホーム画面のplayボタンを押す


「「…!?」」

突然のピンク色の手にビビる2人

「えっと…ポピーが自由になった、工場からの脱出する方法を探している間に状況は急速に変化する…か」

あまねが読み上げる

「急速って…何ですかいったい…」

コントローラーを持っているソラがNEW gameボタンをおした瞬間

「ひっ!?」

「どうしたソラ?」

「今あの手…動かなかったですか?」

「………もう気のせいでは済まなさそうだな」

2人は改めて覚悟した…次なる恐怖に…

そしてまた何かの映像が映る

2人が黙る…………

「?ソラ何か言ったか?」

「?私は何も言ってませんよ」

あまねも気のせいだと思ったのか気にせずに画面を観る………

「ぎゃん!?」

「おう!?」

薄暗くなった後にいきなりおもちゃのCMが流れはじめる

「えっ?……え?」

「………何だ…このおもちゃ…

そのCMのおもちゃは足や腕を長くしたり宙吊りしたり…

「そんなに伸びるんですか!?」

「両側からあれだけ引っ張っても壊れないなんて…」

さらにそれは足や腕だけではなく胴や首も伸ばす事が出来、変幻自在な動きをしていた

2人はこのおもちゃを怖がっていた…さらに

「……ひっ…何だ何だ!?」

「うわっ!……何ですかこの演出…」

どこか不気味な宣伝CM…これで買う人が居るのか疑問に思う2人

そして…

「「!?」」

いきなりまた画面が暗くなり…プレイタイム社か…どこなのかわからない場所が映り出される

そして最後に…

“目を覚まして”


poppy play time Chapter2


「………えっと動かせます」

「……多分あのピンクのやつが今回の敵なんだろうな…名前はマミーロングレックス…」

「大丈夫ですよ!きっと!確か……脱出でしたよね!ここは前回の続きみたいですから…来た道を戻れば…」

戻ってみるソラ…しかし道は塞がれている

「やっぱりそう簡単ではないか…何処かに別の扉はないか…」

「えっと……このドアですかね」

ドアが開く

「あっ開きました!…壁にえっと…ハギーでしたっけ…隣の恐竜は見た事ないですね…」

あいつ呼びじゃあマミーと混在するから出来るだけ名前で呼ぶようにするソラ

「……本当にこいつはトラウマだ」

「…私もこいつにはもう会いたくないです」

途中途中のドアの開閉を調べながら真っ直ぐ進む2人

すると

“こっちよ”

「今こっちよって…ソラ…どうする…」

「…行く当てもないですし行ってみましょう」

2人はその通りに進んでみる

“そのまま進んで…”

「進むっていっても…どうやって…」

「ふむ………ソラ…上のやつを掴めば良いんじゃないか?」

「上のやつ…あの赤い取手みたいな所ですか?」

ソラはグラブパックを赤い部分に伸ばす

そして…

するりんりん…

良い感じに飛び越えて進む事ができた

「こんなアクション要素が今回はあるのか…」

「覚えておいだ方がいいですね」

少し歩いた所に…

「…これは」

「…あいつの…ハギーの看板ですね…ボタン?押してみますか?」

「まぁ…流石にこの看板に襲われるという事は無いと思うが…」

ソラは看板のボタンを押す

“ふふふふおっふっ”

流石に驚かない2人

また押す

“ハグしてほしいのか〜い”

「いいえ!」

「…ボイスが変わるようだな…」

「何かヒントがあるかもしれませんよね」

「確かめるか」

また押す

“ぎゅーっていっぱいハグして、かみついたりしないよ?”

2人の顔が段々と青ざめる

沈黙になりながらもまた押す

“こっちにおいで”

怖さで心拍音が高くなる

2人はまた押す

“君をぎゅっとするよ………”

しばらくの沈黙…そして

ぷぁー!!

「「!!??」」

いきなりの騒音にびっくりする2人

「…………何も起こらないですね…」

「無駄に怖がっただけだったな…」

2人は少し不機嫌になった…

そして死角になっていた部屋を見つける2人

「…これは…鍵?」

「きっとさっきの赤い扉じゃないか?」

「なるほど!…この先は行けなさそうですしね…では戻りましょう!」

2人は戻って赤い扉の鍵を開ける

「ここは…社長室…でしょうか」

「…どうだろうか…小さい子が描いたような絵やおもちゃもある…子供部屋の可能性もある」

2人は机の上に置いてあるビデオと手紙を手に取る

「手紙は……字が小さくて読めないな…」

「……先にビデオを観ますか…そこにちょうどありますし」

ソラはビデオデッキにVHSビデオを入れる

ビデオが再生される

そのビデオにはエリオットルートヴィッヒという男の話だった

彼はプレイタイム社の創設され、子供達に素敵なおもちゃを届ける事を目標としていた

彼は時間を惜しんで新たな発見、驚きを求めていた。

1960年に家族が息を引き取った事が彼を絶望させた。また彼は離婚をしていたが家族思いな人だったらしい

だが彼は夢の実現を続けました。彼は計画の途中頓挫は嫌いだった。しかし何故数々の障害があってもこれだけの事ができたのか…


全ての始まりは19……

千九百の先はテープが切れてわからなかった

「……つまり…どういう事でしょう…」

「…エリオット氏は何故これ程の偉業を達成出来たのか…真相は謎のままだな…この主人公とも関係があるのか…」

あまねが推理する…ソラは話の流れについていけなくて部屋を探索する…そこにまた気になる物が…

「これは…」

ソラはウィーンとグラブパックを伸ばす

ギー…ガッチャン

「わっ!?ソラいきなりはやめてくれ…」

「すいません…でもこれ手形のある場所は極力調べた方が良さそうですね…ではダクトの中を進みましょう」

ダクトの中を進んで特に何事も無く出口に…

「…よいしょっと…」

「えっと次は何だ…」

ガッコン!!!!

「「うわああ!!!!」」

“ごめんなさい、驚かすつもりはなかったの”

“ただ、電力を復旧させたかっただけなの”

“ここよ”

「……これはいったい…」

「もしかして…Chapter 1で助けたポピーですか……味方…何でしょうか?」

「わからない…まぁまずはポピーのいう通り電力を復旧させよう」

ソラは電力を引っ張って、巻きつけて通電させる

「ふー…完了です!」

またポピーは喋りだす

“私を助けてくれて感謝しています、長い間閉じ込められていたの、ありがとう”

“あなたに恩返しするは”

“近くに駅があるけど列車を動かすコードが必要なの、私はそれを持ってる、それで工場から脱出できるは”

「……助けてくれるのか」

「……行く当てもないですし、信じてみましょう!」

“早くここから上がって”

「そうしかなさそうだな…これで脱出できれば終わりだしな」

そして2人はポピーの後をついていく事に

「ダクト越しだから…何処から行ってるのかわかりませんね…」

「まぁ流石に道なりだろ…あっそこ落ちたらまずそうだぞ、気をつけろソラ」

「はい!…よっこいせ…の…よいしょ!」

ソラは上手く渡る

「この操作は何だか得意です!」

「私は苦手だ…タイミングがイマイチわからない…ここからポピーは出て…この部屋の先か…」

「あっいました!」

“聞いて…私を信用してほしい”

次の瞬間

“きゃあああ!!!”

「「ぎゃああああああ!!!!」」

何かがポピーを連れ去っていった

「今のは…まさか…」

「…私助けに行きます!」

「ソラ…恐らくあいつだぞ…」

「それでも……ヒーローの出番です!!」

ソラはそう言ってポピーを連れ去った穴に飛び込んだ

長い間穴の中を通っていく、しばらくたって出口に…

「ほっ…どうやらここから駅に行けるようですね…ポピーは嘘を言ってなかったようです」

「……そうみたいだな…ポピーがコードを持ってる以上やはり助ける他なさそうだな」

「それもそうですが………とにかくここのシャッターを開けなきゃです!」

2人は隣の部屋の電気ギミックに挑戦する

「ほっ…はっ…」

「後はここから手を伸ばせば…」

「やっ……いけました!…これでシャッターが…開きました!」

「さて…ひとまず難問はクリアだな…」

※10分掛かっていた

「赤色の手型…ほっ!」

ソラが赤色の腕を伸ばした瞬間

ひゅん!

“新しい遊び相手!”

「「!?」」

伸ばした赤色の腕が掴まれる、腕はそのまま上に引っ張られて外れてしまった

「腕が…」おどおど

「……」ガクガク

おどおどするソラとガクガクするあまね

そして腕を引きちぎった正体があらわになる

“久しぶりね、ワクワクするわねそう思うでしょ、ポピーちゃん?………ワクワクしますマミー”

ついにマミーロングレックスが現れたのだった

「…あいつが…マミー……喋ってます…」ガクガク

「ポピーだって喋っていたんだ…喋るさ」ガクガク

震えながら互いの肩を持つ2人、ソラは怖くてコントローラーを離した

ピンク色の体で緑色の瞳孔…長い手足…何とも言えない怖さが2人を襲う

マミーは首を伸ばして2人に近づいてくる

“聞いたわ、ポピーちゃんがタダで列車のコードを教えてあげるって……でも、それって面白いの?代わりにゲームしてみない?”

「…ゲーム?」ガクガク

「……何を言ってるんだ…こいつ」ガクガク

“ゲームステーションがまだ動いてるし、きっと昔みたいになるはずよ…3つゲームをクリアしたら、コードを教えてあげる……なんていいアイデアなのかしら、ポピーちゃんあぁきっと楽しくなるわ”

マミーロングレックスはポピーを使ってまるで人形遊びをしてるように言う

「そんな……」ガクガク

「………………」ガクガク

“ミュージカルメモリーに向かって、マミーが色々始めてあげる”

「ミュージカル…」ガクガク

「メモリー…?」ガクガク

最後にマミーロングレックスはプレイヤー…2人に顔を近づけて…

“ルールに従え、じゃないとバラバラにして内臓を食べてしまうわよ…生きたままね?………ははははははははは!!!”

マミーロングレックスはそう言い残して去って行った


2人は

チーン…


気絶した


次回予告

「え!?…どこ!?」

「ソラ!そこだ!!」

「はあああー!!!」

「はっ!はっ!おりゃ!…そりゃ!!」

ソラ覚⭐︎醒


オマケ

「マミーは初見じゃビビり散らかすよな…」

「なんだ?黒胡椒君にも怖いのか?」

「当たり前だろ!?」

「拓海ー!あまねちゃん達気絶したみたい!どうしよう!」

「寝かしておけ…起こすのはかわいそうだから…」

「まだこっからが大変なのに…でもソラちゃんならこのゲームステーションは乗り越えられるって信じてるよ!」






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