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カキアオ←スグ

常識改変催眠NTR

スグリが病んでる

ポケモン悪用注意

メガヤンマごめん

ちょっと暗い

R18キャラ崩壊倫理観崩壊捏造等注意






その日のリーグ部の部室は珍しく人がいなかった。スグリはソワソワと部屋を歩き回り、待ちわびた人物が扉を開いたのを見て、思わず駆け寄った。

「あ、あのさ、アオイ!昨日アオイも好きなポケモンっこの雑誌買ったんだ。……よければこの後、見に来ね?」

「ごめんねスグリ。私カキツバタ以外の男の子の部屋はもう行かないことにしたんだ」

「そ、そう……なら仕方ね!明日部室に持ってくるから一緒に見よ!」

「うん!ありがとう!」

スグリはいつもの笑顔を崩さずアオイと談笑する。その裏で、心はこれまでにため込んだ傷でジワジワと化膿していた。


スグリは復学してから、アオイとは気の置けない友人として過ごしてきた。アオイにならいつ来て貰ってもいいと部屋の合鍵さえ渡して、頻繁に互いの部屋に出入りするくらいの仲だった。ところが、ある日突然アオイがスグリに合鍵を返してきたのだ。

『アオイ?何で……』

『私ね、昨日告白されて……カキツバタと付き合うことになったの。だからもう私がスグリの部屋の鍵持ってるのおかしいでしょ?』

『カキツバタと……?』

『うん。でもスグリとはずっと友達だから。これまでと変わらないよ』

スグリはカジッチュのキーホルダーを付けた合鍵を握りしめ、何でもないことのように去って行くアオイの姿を見て、自分でも気づかないうちに涙がこぼれた。そして友人より憧れよりしっくりくる言葉が見つかった。『ああ、これは恋だったんだ』と。

当初スグリはアオイが友人のままいてくれるなら、それだけでもこんな自分には勿体ないくらいじゃないかと自分を慰めようとした。しかし、リーグ部で楽しげに話すアオイとカキツバタや、あの腰の重いカキツバタがアオイとなら楽しそうにブルレクに勤しむ姿、アオイが面倒くさがりのカキツバタの世話を焼いて一緒に講義を受ける姿などを見るたびにスグリの心はどうにもならない悲鳴を上げた。林間学校で最初にアオイに出会ったのは自分だった。初めて会ったときからアオイのことで頭がいっぱいだった。執着をして無茶をして、それでも自分はアオイと他の誰より縁深い絆があるものと勘違いしていた。


そして今、以前と同じ友人として接しようにもそれは叶わないことを知った。もうアオイはスグリの部屋には来ないし、きっと二人きりでのブルレクも断られる。そして今までの自分の代わりに、何を考えているか分からないちゃらんぽらんな男がアオイの隣を離れない。

「最近カキツバタ……前より講義に出てるんだってな」

「うん。カキツバタもやればできるんだよ!」

自分のことのようにアオイは得意げな笑みを見せる。カキツバタとアオイが付き合うと聞いて周囲からは主にカキツバタが原因となって長続きしないだろうと見られていた。それが意外にもアオイの影響でカキツバタの自堕落に改善の兆しが見え、周囲の評価もここ最近はバトルの強いお似合いのカップルとなりつつあった。その周囲の噂さえスグリは耳を塞ぎたくなるほどだった。カキツバタといて幸せそうなアオイを見るたび自分にアオイの心が向くことはないのだと突きつけられ続けた。

そしてその繊細さ故に一度壊れた心は、形は違えどまたアオイによって壊されることになる。

「……アオイ、タンクトップから、その……ズレてるべ」

「えっ?……あっ!ご、ごめん!」

アオイのタンクトップからはみ出していたのは下着の肩ひも。その続きを目線で追うと、アオイに似合わぬ黒の大人びた形の下着がうっすらと見えた。

スグリはオモテ祭りの時、アオイのじんべえの脇から下着が見えてドキドキしたことを覚えている。その時は白の装飾の少なそうなものだった。つまり今アオイが着ているこれは、カキツバタの趣味に合わせた可能性が高い。

「……っ!」

「人が来る前に教えてくれてよかったよ……って、スグリ?」

「アオイ、こっちさ見て」



「お二人さん、今時分から講義かぃ?」

リーグ部部室から寮へ向かう廊下で、スグリとアオイはカキツバタに出会った。アオイは笑顔でううんと首を振る。

「スグリの部屋に行くんだ。スグリが昨日発売の雑誌見せてくれるって!」

「おいおいアオイ、オイラに堂々宣言したのはどうなってんでぃ。『今後他の男の部屋には行かない』ってのは」

「ごめん!でもスグリは『特別』な友達だから……!」

「あ、あの、アオイが嫌なら……俺、無理には……」

おどおどと視線を伏せるスグリを見てカキツバタは頰をかく。

カキツバタがアオイと付き合う前から二人が友達だったのは事実だし、因縁のある『特別』な友達なのも事実だろう。スグリは復学したとはいえまだまだ心配なところもある。アオイと過ごせることはスグリの精神にとって良いことだろう。

「……しゃあねえ、ツバっさんが大人になるかぃ。でも遅くなる前に帰って来いよ」

「うん!」

「あ、ありがとな、カキツバタ」

行こ、とアオイに誘われスグリもついていく。その姿はカキツバタにはまだ幼い子ども達のように見えていた。


「……帰って来い、って……カキツバタの部屋にってこと?」

スグリが部屋の鍵を閉めながら問うと、アオイは案内されるままベッドに腰かけてそうだよと答えた。

「最近よくお泊まりするようになって。私の部屋にカキツバタが来ることもあるよ」

「ふーん……」

スグリはまたちらりとアオイのタンクトップの下を想像する。アオイがカキツバタに見せるためにこの下着を選んだ事実を再度思い出さざるを得なかった。

「で、スグリ、雑誌って……」

「うん、その前に、アオイにだけ相談したいことがあんだけど……いいべ?」

「いいよ!」

相談内容も聞かずに了承してくれるアオイの人の良さに、スグリはニイと笑った。そして部室でしたのと同様にメガヤンマを繰り出す。

「メガヤンマ、さいみんじゅつ」

「えっ?ス……」

アオイの目から光が消え、意識が遠のくのが見えた。スグリはリーグ部では『スグリは特別な友達だから部屋に行っても構わない』と刷り込んだのと同様に、また新しい刷り込みを植え付ける。

「スグリ……?私に相談したいことって……?」

「アオイはポケモンっこに好かれるから、見てほしいポケモンっこがいるんだ」

ベッドの隣に腰かけ、スグリはアオイの前に右手を差しだす。アオイは両手で包み込むようにその手を取った。

「小さい……かわいいね」

「ちっこいか……でもこれから大きくなるベ」

「うん、きっとそうだね」

アオイはスグリの右手をあたかも小さなポケモンのように撫でる。スグリは柔らかな手が自分の手を撫ぜるたびに背筋がゾクゾクとした。

「こいつ、変なとこさあって……舐められるのが好きなんだべ」

「ふふふ、変なの。トレーナーを舐めてくるポケモンはいっぱいいるけどね」

「さっき入ってきたときにウォッシュしてあるから……もしよかったら舐めてやって……?」

「え?私初対面だよ。大丈夫かなあ……」

「……アオイがいいんだべ」

じゃあ、とアオイはスグリの右手から学園のグローブをするりと外し、その人さし指を小さな舌でぺろぺろと舐め始めた。スグリは背徳感とともに、憧れのアオイが目の前で自分の指を舐めている煽情的な光景に笑みが漏れる。

「もっといっぱい咥えてもいいべ」

「そうなの……?」

アオイがスグリの人さし指と中指を咥えて口の中でぺちょぺちょと舌を這わせる。オモテ祭りの時にりんご飴を舐めていたあの赤い柔らかな舌が。

情事のまねごとにも似た光景に、スグリは自分の求めていたものがここにあったと確信した。

「アオイ、ありがと……こいつも喜んでるべ」

「へへ、ちょっとでも仲良くなれたんなら良かった」

スグリはアオイの唾液のついた指を恍惚として自らも咥える。そんな光景もアオイは不思議がることなく微笑ましそうに見ていた。



「最近よう、さすがにスグリのところに行き過ぎじゃねえかぃ?」

「えっ、そうかな?」

部室で座っていたカキツバタに拗ねたように言われてアオイは驚く。自分ではさほど意識していなかった。『特別な友達』のスグリの部屋に行くのだから、これくらいが普通だと思っていたのだが、恋人に心配はかけたくない。

「……スグリに何か変なことされてねえだろうな」

「スグリはそんなことしないよ!人見知りのポケモンがいて、私には懐いてくれるからかわいくなっちゃって」

「アオイのポケモン好きはいいところだけどねぃ……ツバっさん寂しいんだぜぃ?」

「ごめんって、カキツバタ!でも今日も泊まるんだから……その……仲良くしよ?」

「んー、もっと直球でのお誘いが欲しいねぃ。最近なぁんか夜もつれないような……」

「……私のこと、身体目当てなの?」

「そ、そうは言ってねえだろぃ」

そうこうしていると、噂の主が現れた。スグリはいつも通りの柔らかな笑みでアオイとカキツバタに挨拶する。

「元チャンピオン、アオイに懐いてるってポケモン、オイラにも紹介してくれよ」

「ん……でもまだちょっと……怖がりだからな」

「カキツバタは大きいから余計怖がっちゃうよ」

「何だよ、せめてポケモンの種類くらい教えてくれたっていいだろぃ」

「時期が来たらアオイから紹介してもらうべ」

「えへへ、だって!」

アオイが嬉しそうに笑い、スグリの腕を取る。そしてまたスグリの部屋へ行こうという話になる。

(……オイラ、まだアオイの中じゃポケモン以下なのかねぃ)

カキツバタはショックもそこそこに机に散らばった菓子を取り、頬張った。



「スグリ、『あの子』今日も元気?」

「うん。アオイに会いたがってるべ」

「嬉しいな。私も何だかあの子と遊ばないと気になるようになっちゃって」

「……アオイがそんな風に思ってくれて俺も嬉しい」

含みのある笑みを浮かべてスグリは自室に入るとアオイと連れだってバスルームの脱衣所に入る。アオイもそれが当然のようについて行き、スグリの前に跪いた。

「わあ、もう外に出たくてうずうずしてるね」

「いつもみたいに、アオイが出してやって」

スグリが言うと、アオイは何のためらいもなくスグリのハーフパンツと下着をずり下ろす。跳ねるように出てきたのはもちろんポケモンなどではない。

「いつもみたいにウォッシュからだね」

「んだな」

スグリの横でアオイは何のためらいもなく制服を脱ぎ、カキツバタのために身につけていたセクシーな下着も外す。同じく裸になったスグリとともにバスルームに入ると、アオイはスポンジとシャワーを持ってスグリの身体を洗い始めた。

「スグリのポケモンは繊細だから、肌で洗わないといけないんだよね」

「ん。アオイはポケモンっこのことならすぐ覚えてくれるな……」

アオイはスポンジで泡立てた石けんを自身の身体に塗るようにしてから、スグリの背中に抱きつく。そして小さな胸を押し当てるように泡で滑らせながらスグリの背中を洗った。

「っ……アオイ、ポケモンっこも気持ちいいって」

「よかった!次はこの子だね」

スグリの前に座り、アオイは泡立てた手でスグリの局部を撫でる。そこに恥じらいなどはなく、ただそういう洗い方をするポケモンなのだと思い込んでいるのだ。

「あっ、洗ってるだけなのにもうこんなに元気に……」

「早くアオイと遊びたいんだべ……」

仕方ないなとアオイはシャワーでスグリと自身の泡を流す。そして口と手を使って『遊び』始めた。

「んっ、ふ、んぅ……」

「アオイっ、どんどん、上手になってる……っ」

「んふふ、喜んでくれてる?」

アオイがスグリの竿を可愛がるように咥えたり舐めたりしながらスグリの顔を見やる。スグリが顔を赤らめて笑うのを、アオイはトレーナーとしてスグリも嬉しいんだなと解釈した。

「あっ、アオイ……っ!」

「きゃっ」

ぴゅっと尖端から出た白濁液がアオイの顔にかかり、アオイは頰を膨らませながらもいたずらっぽく笑った。

「やったな~!」

「あ、アオイ、そこ、すご……!」

「仕返しだぞ~!」

アオイの手がスグリのモノを上下に擦り、親指の端で亀頭のエラ首を弾く。ちゅぽっとモノを咥えたかと思うと深くストロークを始め、スグリのモンスターにたまらない刺激を与えた。

スグリは堪え切れそうもなく、アオイに別の提案をする。

「あ、アオイ……っ、アオイと、また、『かくれんぼ』したい……って」

「むぁっ……そうなの?」

言われたアオイは立ち上がり、浴槽に手をつくようにしてスグリの方へ腰を突き出し、薄紅色の秘部を片手で割り開いて見せた。

「私も、『かくれんぼ』好きだよ……ほら、来て?」

「アオイ……!」

アオイの秘部にスグリのモノが入り込む。しかしアオイはこれが『スグリのポケモン』にじゃれつかれているただの遊びなのだと思っている。

「アオイ、どう?今日の、ポケモンっこ……!」

「あんっ、今日も、元気いっぱいでっ、私もっうれしい……っ!」

「もっと奥まで行きたいみたいだべ……っ」

「ぁん、あんっ、そんな深くっ、かくれんぼしちゃ……っ、私っ変になっちゃう……っ!」

「仕方ね……こいつ、アオイのこと、大好きなんだべっ!」

スグリが腰を振るのに合わせてアオイの嬌声がバスルームに響く。

「アオイ……っ!」

「んぁ……っ!」

スグリのモノから出た体液がアオイの白い背中を汚す。すると今度はスグリがシャワーでそれを流し、先ほどのアオイと同様にスポンジで立てた泡を両手いっぱいにつけ、アオイの胸をまさぐった。

「あっ、こっちの『ポケモン』もぉっ……」

「アオイのこと好きでしょうがねえんだべ……遊んでやって」

「んっ、し、しょうがないなあ……ぁっ、私も、『みんな』のこと大好きだよ……っ」

スグリの泡だらけの手がアオイの乳房を始め、尻や太もも、秘部まで伸びてその身体を好きに蹂躙する。その間に治まったはずの股間の『ポケモン』もまたアオイの腰に押し当てられる。しかしそれでもこれらはアオイにとって全て『自分に懐いてくるポケモン』なのだった。

「アオイ、今日はウォッシュ終わったらプレゼントがあるべ」

「え、な、何……?」

「『ポケモンっこ』達がもっと懐く『エプロン』だべ」

「んっ、あ……でも、カキツバタ以外からプレゼント貰っちゃうのは……」

「俺はアオイにとって『特別な友達』だべ?」

「うん……そう、そうだね……『エプロン』くらいなら……友達からもらってもカキツバタも嫌じゃないよね……」

シャワーで身体を再度流し、スグリとアオイは脱衣所へ出る。スグリは身体を簡単に拭いてから腰にタオルを巻き、部屋のクローゼットへ向かった。そしてアオイが身体を拭いている間に目的の物を取り出し、アオイに渡す。

「アオイ、これ」

「サイズぴったり……ありがとう、スグリ」

それに着替えたアオイが腰タオル一枚のスグリとともにベッドへ向かう。

「アオイ……似合ってるべ」

「えへへ……そうかな」

「もっとよく見せて」

白のレースとフリルのついた上下の下着姿でアオイはベッドに横たわる。その上に、ギシリとベッドを軋ませてスグリが乗った。

「『みんな』まだいっぱい遊びたいんだね……」

アオイが慈愛に溢れた手つきで脈動するスグリのモノを擦る。スグリも自分好みの下着を身に着けたアオイを抱きしめ、耳元で囁いた。

「アオイ……俺の『ポケモンっこ』といつも遊んでくれてありがとうな」

「ううん。私も『スグリのポケモン』と遊ぶの楽しくて大好きだし」

スグリは恋人にじゃれるようにアオイの耳を撫で、頭を撫でる。

「アオイ……どうするべ?こんなにたくさん遊んでて『ポケモンっこ』とアオイのタマゴさできたら……」

「あはは、人間とポケモンじゃタマゴはできないよ」

「んだな……でもアオイは『特別』だからな……」

スグリは下着ごとアオイの尻を撫で、くすぐったがるアオイの笑顔に見とれた。

壊れた少年の心は、いびつな形で取り戻されようとしていた。



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