聞こえなくても

聞こえなくても

流-nagare-

ギルドハウス十日町のノービスの流です。タイトルにある通り耳が聞こえません。障害等級は2級(両耳共に100db超え)で全然聞こえません。音はもう振動しか感じないです。

まず、自分がギルドハウスのことを知ったのは和歌山の共生舎(山奥ニート)に居たときにTwitterをやり始めておすすめユーザーのところにギルドハウス十日町が出てたことから知り始めました。後に相互フォローの人がギルドハウス十日町をフォローしてたから表示されたそうです。で、場所を調べて地元から車で5時間半ぐらいなら行けるなと思い来たわけだが当初はギルドハウス胎内(現在は無い)に行ってました。そこで元住人のカケル君に会ったわけです。後はそこから十日町まで来るのにトントン拍子で行きました。それが2016年の初夏のことでした。


その後は国内をあちこち行ったりしてますがたまに来て1~2週間ぐらい滞在を何度か繰り返して時には看板作ったり草刈ったり野菜収穫したり稲刈りしたりしてました。で、夏ごろからアプレンティスにならないかと話がありましたがノービスに落ち着きました。料理のスキル上げも兼ねていろいろお手伝いしています。

ギルドハウスの看板

ギルドハウスはいろんな人が来ますしいろんなことをやるので退屈しないと思います。あと、ご飯も結構充実してます。何だかんだでたまにイベントあったりで楽しく過ごせます。日常で飽き飽きしてて退屈してるならとりあえず来てみたほうが。


ちなみに自分がここに来た目的は来年度の春から本格的に国内の旅をしようと思いいろいろと簡単に宿とれそうなとこを見つける為でした。旅しながら耳に関する問題をネットにあげていきたいと思い、そしてお店や施設とかで聴覚障害者に対する反応を動画とかであげれたらと。

耳が聞こえないのは想像できないほど多くの問題に囚われており、自分は学生時代からこの問題とそれに見向きもしない大人たちの現実を嫌というほど感じてきました。本当に可笑しすぎて笑えない現状で最早自分1人でどうにかなる問題ではなく潜みすぎてるのも感じたのでその現状をネットで少しづつあげていこうと。

ただ旅をしながらそういうのをしていくにはどうしてもネット環境と宿が必要でそのためにもこういった場の横の繋がりの情報がどうしても必要だったからなのです。

実際、富山方面で地域起こし協力隊との縁も仙台のノラヤのこともギルドマスターから紹介してもらいましたし、ギルドハウスの起ち上げに大きく関わったパーリー建築との出会いもここから繋がりました。イベントの放浪フェスでハウスキャラバンの翔平さんにもお会いしていろいろ情報もらいました。

放浪フェスのハウスキャラバンブース

パーリー建築のお手伝い(宮城県山元町。現時点は次の場所に移動)は1週間も無かったですが十分楽しめた期間でしたし、そこから新しい出会いもありました。こういうふうにいろんなことがあったり起きたりしていろんな人に会うわけです。

パーリー建築とのお手伝い


自分は生まれつき耳が悪かったのですが4年ぐらい前に悪化して一気に聞こえなくなりました。それからはあまり笑わなくなりました。前職場では割と人間関係は良く部署関係無しに交流もあり、仲は良かったです。だけど集団での場において耳が聞こえないのは話が聞けないことに繋がり他人の話してることに笑うことや反応ができなくなるのです。

悪化する前は少し聞こえてたので聞こえたふりして周りに合わせて作り笑いをすることが多かったのです。もう完全に聞こえなくなったから聞こえたふりして作り笑いもしなくなって笑わなくなりました。(聴覚障害者には総じて周りの雰囲気に合わせて聞こえたふりして作り笑いをすることが多いのです)

だけどギルドハウスに来てからはだいぶ笑うようになりました。相変わらず集団の場での話は分からなくて自分だけ話が分かってないこともあり笑わないこともありますが、それでも以前よりは笑うようになりました。個別に筆談したりPCやタブレット、スマフォでの文字起こしで会話をしたりするからです。聞こえなくても会話はできるのです。会話をすることで人と交流ができるのです。

障害者と健常者にはどうしても分かり合えない溝や壁はあると思います。そこは仕方ないと言えば仕方ないと思います。だけどそれを理由に会話を拒否したくはないのです。聞こえない自分だって話を理解して笑いたいのです。障害者がいることを珍しがられるかもしれませんが4000人も訪れる人がいるのなら作り笑いをせず心の底から笑いたい障害者がいても何も珍しくないのでは?

卒業した人との会話

先に述べたようにギルドハウスに来る人も住む人も様々です。自分みたいに障害者もいればアニメ好きなギルマス、狛犬と漫画好きな女将、枕投げ問題児まこっぱ、音楽のはやしゆう、服飾のさっちん等(挙げきれないので割愛)そしてあと少ししたら漫画家の卵が・・本当にいろんな人がいるのです。(何人か卒業しましたが)そして各々の考えや感じ方も人それぞれです。先のアドベントで何人か言ってますがとりあえず実際に来てみてください。そして興味を持ってここに来たいと感じたら時間の融通がきく限り早めに来たほうがいいと思います。何かをしたいという欲求は時間が経つにすれ薄れるのが大半なのでまずは最初の一歩は早めにしたほうがいい。後は来たい時にくれば来るという感じで。そして作り笑いしないで心の底から笑いましょうよ。ブスッとしてたらせっかくの顔も台無しだよ。